小川健次ブログ -BIG THINK

誰がやんの?俺でしょ!

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ずいぶん前にラジオで誰かが『桜の咲く美しさと、散るはかなさの中の美しさを同時に感じることができるのが日本人』と話していたことを、オフィスの外で散る桜を見ながら思い出してました。

まあそれが日本人限定の美意識なのか、外国人も同様の感覚を持ち合わせているのかは、外国人になったことがないのでわかりませんが、


何よりも、そういう美意識を持っていると思えることが大事なのかもしれません。

とはいえ、桜が年中咲きまくっていたら、それはそれで散る花びらの片付けやらが大変だろうし、花見という季節限定感があって初めて成立するイベントもなくなって、綺麗なんだか、大変なんだか、寂しいんだが、これはこれでどういう美意識のもとに感想を抱くのだろうかと、恐ろしいくらいにどうでもいい物思いに時間を潰してしまっている次第であります。

さて、というわけで本日のエントリー。
実は前回のエントリー用に書いていたんですが、本文が長くなりすぎてやや鬱陶しくも感じたりしたので別けました。

イメージは大事な大事な前提条件ではあるけども、前提条件にしかすぎず、結局は自分で行動せな何も起こらんでしょ。というのが前回。

(前回)イメージしたところで何も起きない
https://ogawakenji.com/archives/1611797.html

その続きというか、補足的な意味合いで今回。

●誰がやんの?俺でしょ!

いつやるのかと言えば今なわけで、じゃあそれを誰がやるのかといえば俺、すなわち自分。

あいつが動かないから、あの人がOKしないから。
そんなことをボヤいても始まらないし、ボヤいて問題解決すんならとっくの昔に解決してるはずですわな。

だったら自分でできることをやればいい。他人がどうのはまるで関係ない。自分がやればいいだけ。

組織のルールだとか、グループの和とかを重んじるのもいいですよ。それを重んじてて問題解決するならば。
もしくは、問題を解決するよりも、組織のルールやグループの和のほうが重要で価値あることならば。

動けば確執や衝突もあるでしょう。でもそれが信念に基づいていて、価値あることだと考えてのことならば、むしろ確執や衝突からもっと価値あることが見えることだってあるわけです。

リーダーが無能だから自分を評価してもらえない。
だったらリーダー以上の力を発揮して、リーダーよりさらに上に対して自分の力を誇示すればいいだけでしょう。無能なリーダーを踏み台にするくらいの気概がない人間は、誰も評価しませんよ。
自分がリーダーになれば問題解決です。

部下が無能だからうまくチームが動かない。
だったら部下の仕事を全部自分でやればいい。手本を示せばいいだけでしょう。手本を示しても動かないのは、手本の示し方が悪い。もしくはホントに無能なら決断して総入れ替えすべきです。少なくとも仲良しグループ目指すんじゃないならそうすべき。
自分でやれば問題解決。

でも結局組織やグループの力が強くて自分の力は知れている。
だったら、その組織やグループから飛び出すことも選択肢としてありでしょう。自分が力を発揮できないとわかっているのに、その組織にいる理由もないわけで。
自分で飛び出せばこれも問題解決。

いい人にめぐりあわない。
覚悟のない人には覚悟のない人しか近寄りません。何もせず口だけ開けてボーっと待ってる人に関わりたいと思う人はいません。
そんな人に近寄ってくるのは、うまい儲け話しで身ぐるみ剥がしてやろうと考える詐欺まがいの連中だけですよ。
自分で覚悟を決めればそういう人にめぐりあいます。

いろいろ言って結局は状況や環境、他人を理由に何もしない。
それもいいかもしれません。自分の人生の選択を、状況や環境、そして他人に委ねるのであれば。

でもね。だったらボヤくのはやめたほうがいい。もう全部状況や環境、そして他人に委ねたわけだから。あとは流れ流されの生き方で、そう割り切ればいいだけ。

もちろん、善し悪しの話しではありません。生き方にいいか悪いかなんてない。
そんなのは自分の価値観による選択にしか過ぎないので、どんな生き方しようがそれは千差万別好き勝手でいいんです。

とはいえ、状況や環境、他人を理由にボヤいたり、ストレスを感じているくらいだったら、まず自分で行動起こせばいいんです。何であれできることをやるんです。
周りがどう言うかなんて関係ない。どう思うかなんて知るか!と。

みんな色々言いますけどね。応援してるとか、頑張れとか。
まあ実際には言うだけですけどね。いざとなったら誰も助けてくれないし、守ってもくれない。言うだけですよ。上っ面だけ。いい人面で。結局は他人事だから。

そしてもちろん批判もされますよ。和を乱すとか、勝手なことやりやがってとか。あげくの果てには的外れな論評なんかもされたり。

それでもやるんです。それでも動くんです。
自分しかいないんだから。自分を行きたいところへ連れていってくれるのは。そして最後まで見放すことなく付き合い続けてくれるのも。

そのくらいホントに本気の覚悟を決めて自分で動けば、状況なんていくらでも変わります。そしてなんやかんやで志を同じとする誰かが必ず助けてくれます。そこまで覚悟を決めてれば。

自分でやると決めて動くことです。

当たり前のことなんです。当たり前。
何を今さらと思う人も多いでしょうが、これが当たり前すぎてときどき抜け落ちる。

ついつい、状況がどうだ、環境がどうだ、あいつがどうだ、そんなふうに他者に責任を転嫁しそうな自分がいたときに、
『お前自身は? お前の覚悟はどうなんだ?』
と、自分に問いかけてみることも、必要だろうといろいろ考える今日この頃。

ところで、そんな覚悟を決めるまでの思考プロセスを、どのように踏んでいけばいいのかを実践的に学べるのがこちらの実践講座(宣伝)

■ナポレオン・ヒルの成功哲学<実践>講座
4月14日(日)札 幌
https://www.ogawakenji.com/seminar/pma.php

人生というものは、チェス・ゲームのようなものである。そして、対戦相手は時間なのだ。もしあなたがためらっていたら、相手はどんどん先へ進んでしまう。あなたの駒はすっかり取り払われてしまうだろう。あなたが戦っている相手は決して優柔不断ではないのだ。
ナポレオン・ヒル

著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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