無理してできない約束しても心身ともに疲れるだけ。できることを確実にやるから心身の充実感が得られる。
■無理してもセルフイメージが下がるだけ
誰だって背伸びして自分を大きく見せたいと思うもの。
そうでなくたって、他人から評価を下げられたくないからといって、無理して大きいことを言ってしまうことはあるものです。
もちろん夢や目標はでっかく持ちたいし、持つべきです。
わざわざ自分で自分の可能性を小さく見積もる必要なんかありません。
とはいえ、できない約束をするくらいなら最初からしないことです。
約束した相手に迷惑がかかる。それは当然。
でもそれ以上に、自分で自分にできないセルフイメージを植えつけてしまうからです。
そもそも、できないと思いながら取り組むことなんかじゃ、ロクな結果は出ませんよ。最初から投げてるし、モティベーションも低けりゃ結果なんか出るわけない。
だから何でもかんでも高い目標掲げればそれでいいとか、何でもかんでもできると思えばそれができるかといえばそれは無理。
自己啓発本読んだ!自己啓発セミナー行ってきた!だから何でもできるぞー!
って、ノリと勢いでその場はデッカイ目標掲げてみたところで、数日もすりゃ掲げた目標の内容すら忘れてしまうのがオチですよ。
もちろんそれでいきなり大きな成果を上げる人もいる。でもその人はその人。最初からそれができる人だったというだけ。
それで結局、あー俺はやっぱり学んでも成果が出ないやつなんだー。と自己否定。セルフイメージ下がるわ、負けグセつくわ。でも何かをやりたい衝動だけはあるわでストレス溜まりまくり。
■今日何か一つチャレンジする
だからね。まずは今の自分ができることをすべてやることですよ。
その上で、力を伸ばす必要があるところを、10%でも15%でも伸ばせばいいんです。そしてそれでも足りなければまた伸ばす。
いきなり自分の力のはるかに及ばないレベルのこと考えたって、結局は絵空事にしかすぎません。妄想している俺かっけーで終わりですわ。
なんだっていいんです。まずは今日できることやる。
その上で明日は今日までできなかったこと、何か一つにチャレンジしてみる。そしてそれを「やる」と自分自身で約束した上で実際にやればいい。
その結果がどうかはやってみなきゃわからない。でも「やる」と決めたこと自分自身と約束したことをやれたなら、まずはそれをやった自分を認めてあげることです。
実際にできたなら、さらに次のステップへ。できなかったなら具体的な改善策を講じてまたチャレンジすればいいんです。それを日常的に習慣化する。
まずは自分が自分と「やる」と決めた約束を守ることです。それによってセルフイメージも約束を守れる自分として形成できる。自信がつく。だからヤル気が湧いてくる。
やれもしないことならまだしも、やりもしないことをでっかくブチ上げたところで、その場の気分はいいかもしれませんが、後でガックリきて一番損するのは自分自身以外の誰でもありませんからね(^。^)y-.。o○
自然体の自分でいるためのヒントは禅の言葉にあり。
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