あなたは孤独じゃない。あなたが誰かのことを考えているように、誰かがあなたのことを考えている。
■孤独かどうかは心のありよう次第
ここまで情報が他面的にネットワーク化されている世の中になると、孤独になるというのも実は結構大変です。
必ずどこかで誰かとつながっているし、どこかで誰かと関わっている。
いや、ホント。だから完全に他人との関係を絶って孤独になるって難しい。
そう考えると、死んでも誰も見つけてくれない。死んでも誰も悲しんでくれなければ、そもそも死んだかどうかさえ興味を持ってもらえない人なんて稀ですよ。
もちろんそれを好むかどうかは別にして、線が細いか太いは関係なく必ず誰かがあなたに関わっている。
家族や友人、職場の同僚、彼氏彼女に部屋の大家さん。カフェの店員さんや新聞配達の人。近所のおじさんおばさん、あの人この人。
そのほとんどは、あなたのことがひょっとしたら嫌いかもしれないけれど、あなたを支えてくれる人ばかり。あなたの不幸を望んでいるわけじゃないでしょ。
極論言えば、このブログを介してあなたと僕だって関わっているわけじゃないですか。
そして、それだけ多くの人に関わっているということは、今誰かがあなたが誰かのことを考えているように、誰かがあなたのことを考えている。誰かがあなたのことを気にかけている。
あなたが今これを読みながら、こいつ何だよ、と僕のことを考えているように、お前こそ何だよ、と僕もあなたのことを考えているかもしれない。
だからあなたは孤独じゃない。一人じゃない。あなたには必ず誰かが関わっている。誰かが必ずあなたのことを考えている。気にかけている。
まあつまり孤独かどうかは、物理的な事象には関係のないことで、心のもちよう。心のありかた次第ということでしょう。
■ボールを投げれば返ってくる
とはいえ心に芽生えた孤独感というのは、これなかなか厄介です。
現実に誰かが支えていてくれるにしても、自分で孤独だと思ってしまえばそれがその人にとっての事実なわけだから。
本格的に重いと自覚している場合には、言うまでもなく専門の医師やカウンセラーに相談することです。
ただそうでもないほどだけで、孤独感を感じて気落ちしてしまうことがあるくらいなら、誰かの存在を確認するのが手っ取り早い。
電話でもメールでも。口頭でも。自分が大切だと思う人に、大切だと思っている気持ちを伝えればいい。家族でも友達でも彼氏彼女でもいいんです。
そしたら返してくれるから。あなたを大切だと思っていることを。それで孤独が自分の思い込みにしか過ぎないことがわかるから。
<参考過去記事>
ありがとう。愛してる。その一言で問題のほとんどは解決できる。
なぜ孤独と感じたままなのか。そりゃ自分からボールを投げないからですよ。投げれば打って返してくれるから。まず投げることです。
ちなみに、そのときに投げ慣れない変な小手先変化球投げるから、危険球で一発退場食らうんです。とりあえず真っ直ぐ投げときゃ大丈夫。
万一、ボールが返ってこなかったときは、あなたの投げた球が悪いだけ。別の球を投げるか、別の打者に投げてみればいいだけですよ。
なので、孤独感を感じるときは、大切な誰かに電話の一本。メールの一通、口頭で一言伝えてみればいい。そしてホントは孤独じゃないことさえ感じられれば、また気分も持ち直しますよ。
繰り返しますがね。
誰かが必ずあなたを支えてくれている。そりゃ間違いないですよ。ホントに孤独になれるもんならなってみろっつーの。それこそ無理だから。
とにかく、あなたが誰かのことを考えているように、あなたのことを必ず誰かが考えていてくれていることは忘れるなってことですな(^。^)y-.。o○