すぐに決めて動くと、ヤル気が高まり望みの結果が手に入る。不安に心を支配されて動けなくなる前に、まずは先に動いてしまおう。
■結論出ないことを考えても結論は出ない
状況をよく見据え、冷静かつ論理的に、筋道たてながらゆっくり考えなければいけないことはある。
意味と目的を持って、正解に近い答えを導き出すために、思考を深めて物事を洞察することはそりゃ大事なことです。
とはいえ、世の中の出来事、身の周りの出来事の全部が全部、ゆっくり考えなきゃいけないことかといえば、そんなこともないでしょう。
それこそ考えるだけ無駄なこともある。いくら考えたって答えが出ないこと、答えのわからないことはあるんです。未来に対する不確定要素が多すぎる中でも、判断しなければいけないことがある。というより、そのほうが多い。
時間をかけても答えが出ないこと。判断できないことを、あれこれ考え時間を使うのは、それこそ無駄でしょう。ただその場の判断から逃げることを目的に、時間をかける。先送りにする。それで答えが出るかといえば出ないから。
それにね。時間をかけて先送りにすれば、ますます判断つかなくなるんです。今考えなくていいようなことまで考えはじめ、自分で自分の不安を煽る。
普段は気にもとめないようなことを、わざわざ見つけてきては、それを理由に迷いを増幅。こっちも問題、あっちも問題。だから今は時期じゃない。今はまだ判断つかない。あれこれ自分で自分に決めない理由を言い聞かせてがんじがらめ。
さらに今度は、あの人がこう言う。この人がああ言った。決めない理由を他人の責任にまでし始めて、ますます何もしないし判断できない。時間をかければかけるほど、判断力や決断力が鈍っていく。
そして何もしないまま時間だけが過ぎ、結果何も生まれず。何も得られず。そしてボヤくんです。あのときやっておけば良かった。あのとき動いておけば今はもっと良くなっていた。って言ってもすべては後の祭り。
だから考えてもわからないことは、動くしかないんです。判断する。決める。そして動くんです。だって考えたってわからないんだもん。
そりゃもちろん、何も考えずに脊髄反射で動けばいいということじゃない。基本的な方向性については考える必要もある。できることもできないこともある。それでも最後の最後で答えがわからなかったら、あとはやってみるしかない。
時間をかけるだけ無駄なんです。未来は誰にもわからない。１００％の正解探している間に老いて死ぬだけ。後悔するだけ。
＜参考過去記事＞
手放すことを恐れるよりも、停滞することを恐れよう。勇気を持って手放せば、今まで以上の喜びと幸福が手に入る。
動いてしまえば迷いはなくなる。不安もなくなる。だってもう進むしかないんだから。あれこれやらない理由を考えてる場合じゃなくなる。どうすれば前に進めるかを積極的かつ建設的に考えられるようになる。
■先送りにすればするほど動けなくなる
動いているときってのは、余計なことで心に波風立たなくなるもんです。他人がどう思おうが、何を言おうが気にならなくなる。動いてしまえ、ばあれこれ言おうが考えようがもう手遅れ。
良い意味での開き直り。止まっていると湧いてくる、ネガティブで行動を止めようとする考えが、まったく湧いてこなくなる。だってやるしかないんだもん。
だいたいね、上でも言ったように、一切の不安材料のない未来なんてないんです。明日には車で事故起こすかもしれない。会社行ったら倒産してるかもしれない。未来のことなどわからない。
すべての懸念、すべての不安材料が無くならない限り何もしない。１００％の成功が担保されていなけりゃ動けない。そう考えるなら、そもそも何も望まないほうがマシ。だってそんなことないんだから。
不安材料は少ないほうがいい。懸念はできる限り払拭したほうがいい。そりゃ当たり前。そのくらいは冷静に考えられる範囲で考えればいいことでしょう。でも考えてもどうにもならないことなら、あとはやってみるしかないんです。
これまでに何かをやり遂げたときのことを思い出してみればいい。それは懸念がゼロになったからできたのか。１００％の成功が約束されてからスタートしたのか？そうじゃないでしょう。
不確定要素がありながら、不安も心のどこかに抱えながら、それでも判断して決断をした。いわば見切り発車。諸所発生する問題は適宜必要に応じて対応してきた結果として、それを成し遂げたってことじゃないですか。
動いてしまえば何とかなる。。動かないから妄想の世界だけで不安が大きくなる。止まっているから他人の目や言葉が気になる。止まっている時間が長ければ長いほど動きづらくなるんです。
ということは、逆に考えれば、他人の声や目が気になる。あれこれ否定的な考えばかりが頭をよぎる。そういうときは動いていないということ。何もしていないということ。妄想の世界の中で一人で暴れ一人で疲れているだけのこと。
まあ確かに動けば痛い思いをすることもある。苦しくてしんどいと思うことだってあるかもしれない。でもね。それも含めて動いたことによる恩恵なんです。動けばそれが未来の貯金になる。
＜参考過去記事＞
苦しくてしんどいと思うのは、その先にある幸福に近づいている証拠。心折れることなく、前進を続けるから未来への預金が増える。
考えるのはいい。迷うのも不安になるのもいいですよ。でも最後は動いてみなけりゃわからない。考えてたって結論出ないし。その時間が長ければ長いほど動きづらくなる。
だから動いてしまえばいいんです。するとホントに考えるべきことに集中できる。思考のスイッチが積極的なほうへ切り替わる。だから取り組みの密度も濃いし、結果の精度も高くなる。何より自分の意思でそうしているだけ気分がいい。
実に単純なことですよ。動けば何かが生まれ経験という財産が得られる。動かなければ何も得られず、ますます動けなくなるってもんですわ(^。^)y-.。o○
■すぐに行動できる決断力を養う方法
↓ ↓
札幌 2/20（土）-2/21（日）
大阪 2/27（土）-2/28（日）
■小川健次セミナー
担当講師：小川健次／小川健次
【メールマガジン配信中／ブログには書けないここだけの話し】
ブログ更新情報を中心に、表だって書けないここだけの話しなどを、本記事とはちょっと違った切り口にして、悪ノリを交えながら、言いたい放題やりたい放題気味で配信中（気の短い人とメンタル弱い人にはお薦めしません）。
↑バナー画像をクリックして登録フォームへどうぞ↑