本当に大切な人を心から信じられれば、誤解も消えてなくなる。想いは必ず届くから、不安に思ってジタバタしなくても大丈夫。
■今すぐ解決できなければ距離と時間を空けてみよう。
言葉を尽くして、その人のためを想って言った言葉であっても、それを否定的に解釈されることもあれば、ちょっとムカついて一言言ってやったことを、なぜだか肯定的に解釈されることもある。
言葉なんてのは聞く側の意味づけと解釈次第で、その内容なんてのはどうとでも変わるものでしょう。
そういう意味では、誰が悪いということもなく、その場そのときの言葉の解釈の違いによって、お互いの間に誤解や、よくわからないモヤモヤ感のような、煮え切れない何かが残ってしまうというのは、仕方のないことなのかもしれません。
そりゃもちん、誤解は無いほうがいい。誤解が無いよう双方努力しべきだし、万一誤解が生じたならばできうる限り迅速に解消に努めるべきですよ。でもね、それでも誤解やすれ違いによって、ギクシャクしてしまうこともある。それもまた人と人とのつながりの面白さなのでしょう。
そして事態がより深刻になれば、どうやっても誤解が解けなくなってしまうこともあるかもしれない。感情がもつれたまま、手がつけられない事態になってしまうこともあるかもしれない。
もうそうなったら、何をどうジタバタしたところで、どうにもこうにもならないでしょう。そこで余計なことしたところで、燃え盛るキャンプファイアーに、ハイオクガソリンを猛烈な勢いで注入するのと同じこと。
ならばもう余計なことしない。信じてればいいんです。誤解は必ず解ける。行き違いも修正できる。感情のもつれも消えてなくなる。それを信じる。今は燃え盛っていてどうにもならない。でも火の勢いはいずれ衰える。今はその時期じゃない。火が衰えるときは必ずくる。
いいですか。それがホントに誤解なら必ず解けるときがくる。これ絶対。だから投げやりになってしまわないことです。燃え盛る炎にハイオクガソリン注がないことです。
ここまで言ってもわかってもらえないなら、もう無理! 顔も見たくないわ! 未来永劫さようなら! なんてこと言って決裂すればそれこそ終わり。お互いをつないでいたわずかな細い糸さえブチっと切れる。
元をただせばささいな誤解。ちょっとした行き違い。機嫌がいいとか悪いとか、そんなクソつまらないことだったのに、ブチ切れて投げやりになってしまえばすべてパー。そして頭が冷えた頃にピーピー泣いたところで覆水盆に返らず。
何言ってもわかり合えないタイミングってありますよ。状況や環境が原因だったり、それこそお互いの気分の問題だったり。そんなときは何話したって誤解は解けない。理解を深め合うことなんかできないんです。誰が悪いわけじゃない。タイミングが悪い。状況が悪い。それだけのこと。
そんなときに無理矢理どうにかしようとしたところで、ますます話がこじれるだけでしょう。誤解を解こうとすればするほど、解けない誤解にお互いイライラする。お互い気分も悪くなって、もっと溝が深まる悪循環。
そんなんで決裂するくらいなら、一旦別れたほうがまだマシでしょう。そのくらいの間を空けたところで、ホントに縁ある相手ならまた結ばれる。その可能性さえ断ってしまえば、それこそ終わり。
<参考過去記事>
別れた大切な人でも、ご縁があればまた結ばれる。執着を手放すと、愛する人を引き寄せる。
理解してもらえない辛さや苦しさもあるでしょう。でもね。時が経てば必ず理解してもらえるときがくる。必ずわかってもらえるし、必ず想いは届くんです。そのくらいは待ちなさいよ。ホントに大切だと思う人との関係ならば。
そんなに不安に思わなくても大丈夫ですよ。必ずそのときはくる。あなたとその人との心がつながるときはくる。
■信じるから想いが通じる。
決裂したところで痛くも痒くもない。実害まったくない。ってな、ある意味どうでもいいと思っている人のことならね、そりゃ決裂上等。誤解があろうがなかろうが知ったことか。
とはいえ、それがあなたにとって、ホントに大切な人ならば、元をただせば小さな誤解程度のことで切れるってのも、なんどか死ぬほどバカバカしいことでしょう。
手放せと日頃言っておいてなんですが、そこは単純な損得で考えてみただけでも、決裂して得ななことなど何もない。
だからこそ、そんな誤解の一つや二つくらいでジタバタしないことですよ。ちょっとくらいムカついたりイライラしたくらいで、キレないの。そんなのどうせ後で解けるんだから。何事もなかったように理解し合えるようになるんだから。ドーンと構えてりゃいいんです。
信じればいいんですよ。というより信じるしかないんです。信じるに値する相手だろ思うから大切な人なんでしょ。だったら信じなさいよ。
ここであれこれ言わないと、相手はもっと誤解するんじゃないだろうか。このまま距離が遠ざかってしまえば、もう会ってくれなくなるんじゃないか。そういう不安もあるかもしれない。でもそれでホントに永遠の別れになるなら、縁がなかっただけのこと。どっちにしたって同じですよ。
でもね、ホントにわかってくれると信じて待てれば、余計なことしなくても、ちゃんと伝わりますよ。その場一時のいざこざがあっても必ずつながるうまくいく。
一応言っておきますが、解決できる誤解は解決しないといけない。そこはまず向き合うのは前提ですよ。信じるという言葉を免罪符に、向き合う努力さえ放棄するのは問題外。
さんざん向き合って、力を尽くして、それでもわかってもらえなければ、あとは信じるしかできないんです。ジタバタしない。揺ら揺らして余計なことしない。まず信じる。必ず解ってくれる。必ず伝わる。それを信じてタイミングを待てばいい。
待てるほどその人を信じられない。やっぱりあいつ許せない。どうせ解ってくれないだろうし、どうせうまくなんていくわけない。と、それでも思ってしまう感情が湧きたつようなら、そもそもそんなに大切な人じゃなかったっのかもしれませんしね。
一方で、あなたにとって、それが本当に大切に思う相手なら、そこで自分のイライラやムカつきは一旦封印。いろいろ手放してあとは信じていればうまくいく。
<参考過去記事>
本当に大切にしたい想いが、あなたを大切にしてくれる人を引き寄せる。見返りと執着を手放せたとき、大切な人とのご縁が結ばれる。
まあ人と人との関わりですからねえ。誤解やすれ違いなんて起こるのが普通でしょ。それによって感情のわだかまりが生まれることだってあるでしょう。その原因が誰にあるとか、それは誰が悪いかなんて言っててもしょうがない。
大事なのは、そういう誤解やすれ違いが起きたときに、どう対応するかでしょう。まずは今すぐ誤解を解くよう力を尽くす。こじれてしまって、これ以上は決裂しそうなら、とりあえず距離を取って待つ。その選択を見極めできるかどうかしょう。
いずれの場合にもね、まずはあなたがその人をどれくらい信じているかってのが、カギであることには変わりはありませんがね(^。^)y-.。o○