小川健次ブログ -BIG THINK

見返りへの期待と執着を手放せば、その想いは必ず届く。その人の笑顔と幸福だけを考えるから、心の扉が開かれる。

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見返りへの期待と執着を手放せば、その想いは必ず届く。その人の笑顔と幸福だけを考えるから、心の扉が開かれる。

■要らないものはゴリ押しされても要らない。

どれだけ社会的な価値があろうが、意味の深いものであろうが、欲しくない、というより要らないものを渡されても困るだけ。



いや、困るというよりぶっちゃっけ迷惑。断れるものならそれでもいいが、断りずらい場合もあるし、受け取った後の対応や処分に困ることだってある。

特に頭が痛いのは、それを渡そうとしてきている人が、心から善意だと思ってたりすること。これあなたのだめたから、と信じて疑わないでゴリ押ししてきたりすること。

そりゃもちろん、こっちも必要だと思ってればありがたい。求めていることであれば渡りに船。持ってきてくれてありがとう。勧めてくれて感謝感激。でもそうじゃなければ、ありがた迷惑大きなお世話。

だいたいね、これはあなたのため、あなたには価値あるから。それを渡すのが私の誠意。それを伝えるのが私の想い。と言葉や態度で示してみたとことで、相手が受け取りたくないものなら、そりゃ単なる押しつけですよ。

ただでさえ望んでいないものに、押しつけまで乗っかってくるから、正直重すぎてウザい。受け取り拒否とも言いたくないから、居留守使って不在票だけ入れといてってなるんです。

物質的・経済的なものに限ったことじゃないですよ。その人への好意や善意にしたって同じこと。相手が望んでいない、受け取りたくないものを、いくら渡そうとしたって受け取ってもらえるわけがない。

そりゃゴリ押しも極まれば、相手も嫌々ながら受け取ってくれるかもしれない。でもそれその場だけだから。後でこっそり捨てられるだけ。

もちろん、誰だって気を遣ってもらえれば嬉しいでしょう。気にかけてくれている、心配してくれるのはありがたい。その気持ちには心から感謝ですよ。でもそれはそれ。不要なものを持ってこられても困るだけだし、ましてや強引に押し付けられればウザいし迷惑。あっち行け。

だからね、相手が望んでいないものを押し付けようとする人は、本心では相手のことなんか考えてないんです。あなたのための言いながら本心では私のため。お前のためと言いながらホントはオレのため。

相手に自分の主張を受け容れさせたい。相手を自分の思い通りにしたい。一番の目的は自分が可愛い。自分が満足したい。口で言うほど相手のことを思ってない。だから一方的に押しつける。んなもん誰だって受け取りたくない。僕もイヤだしあなたもイヤでしょ。だから何をしようが何を言おうがスルーされることになる。

そうやってスルーされるから、ますますムキになる。あなたのことこんなに考えてるのに! こんなにあなたのこと好きなのに! あなたのためにこんなにお金も時間も使ったのに!

そうなると相手はただただ白ける。バカバカしくて相手にしたくなくなる。するとこっちもますますムキになる。完全に関係崩壊に向かってのデスロードをまっしぐら。

少し冷静になって考えてみればいいんです。届けたいものが届かないのは、届け方がどうのこうのじゃなくて、そもそも相手がそれを望んでいないんじゃないか。しかもそれを強引に渡そうとするから、相手はウザがっているんじゃないか。ということを。

ホントは自分の想いを勝手に押し付けているだけ。その人が喜ぶことや幸福になることじゃなく、ただ自分の心を満たしたいだけじゃないか。ってことを。

<参考過去記事>
自分から大切な人の力になろうとすれば、認められるし愛される。期待するだけで立ち止まっていれば、華麗にスルーされる。

物質的な何かだろうが、あなたの言葉や想いだろうが、本当にその人のことを思うなら、まずは相手のことを優先して考えることでしょう。自分が満足できるかどうかじゃなくて、その人が笑顔になれるか。幸福になれるか。すると何をどう届ければいいかわかるもの。それがわかればそれを届ければいいだけでしょう。

そこで変な見返りを求めないことですよ。自分を満たすことへの執着なんか手放してしまえばいいんです。ホントにその人のために届けたいことならば。

■その言葉や態度は誰のためのものなのか。

相手が何を求めているか。相手がどんな思いやどんな考えを持っているか、そこに想いを馳せてみる。相手の気持ちを知ること、知ろうとすることですよ。

その当たり前のプロセスを端折って自分のことを優先するから、相手はドン引き。一方的かつ強引にグイグイこられて鬱陶しいわ、なんだか好き勝手にあれこれ意見されるわ、この人結局自分のことが一番可愛いだけなのね。って思われるのがオチですよ。

特にそれが近い関係にあればなおさらのこと。距離が近づく関係が深くなるほどに、勝手に相手のことをわかった気になって決めつける。だから一方的な押し付けになる。いや、押し付けてないのかもしれませんが、相手には押し付けに感じられる。だからお互い気を遣っているはずなのに、なぜかいまいち噛み合わない、なぜか不思議とすれ違う。

まずは自分のことは横に置けばいいじゃないですか。優先すべきは相手の想い。あなたが何を言いたいか、何をどう想っているかは関係ない。相手にとって価値あることは何かを考え、相手の想いを推し量ることが先でしょう。

その上で相手の想いを汲んだものを届ければいい。相手が笑顔で幸福になれること。あなたが考えるべきは、あなたの想いを実現することではなく、あなたが何を届ければ、相手がどれだけ笑顔と幸福になれるかですよ。

もちろん、客観的に見ても、あなたが届けるものが、その人にとって価値あることなのに、それをその人が気づいてない、わかってないってこともありますよ。でもそれだって同じこと。ならば先にその価値に気づいてもらえるよう、説明のプロセスを端折らないことでしょう。

まずがそれが何であろうが、まずは相手のことを優先して考え、その人に対して見返りを求めずに、それらのことを満たす方法を選択すればいいんです。すると想いは必ず届くから。

カンタンな話しですよ。あなたがそうして欲しいと思うように、相手だって誰かにそうして欲しいと思うことがある。そこに想いを馳せる。相手の気持ちを汲んで自分がそうすればいいだけなんだから。

いやまあ、届いたからと言って相手がそれに納得するかどうか、報われるかどうかは別の話しでがね。でもまずそれでお互いが同じ土俵に上がれるということ。言っても響かない、届けても伝わらない、挙句の果てには、押しつけ乙www言われてスルーされちゃ話しにならない。

それでも、相手に想いが届けばそれでいいじゃないですか。あなたの気持ちが伝わったということだから。そもそも気持ちが届かないと何もはじまらない。そしてあとは信じて委ねる。決めるのはあなたじゃなくて相手なんだから。

<参考過去記事>
本当に大切な人を信じて委ねれば、お互いが愛を引き寄せる。自分の想いに素直になれれば、お互いの想いが通じ合う。

思いを伝えても、いまいち暖簾に腕押し。どうもお互いの言葉や気持ちがすれ違う。いまいち噛み合わないし、想いが届いてる気がしない。もしそう感じることが少しでもあったなら、あらためて自分がその人に何を届けようとしているなかを考えてみることですよ。

独りよがりな自分の想いをごり押ししていないか、自分が満たされること、見返りがあることへの期待に執着していないか。本当にその人のことを思い、その人の幸福と笑顔なための言動をしているかどうか。

ちょっと立ち止まって、そんなことに思いを馳せてからその人と向き合ってみるだけで、伝わり方がまるで変わるもんですわな(^。^)y-.。o○

著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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