見返りを期待するのではなく、返していることを知れば人間関係はうまくいく
■見返りを期待するからうまくいくものもうまくいかない
何か見返りを期待しながら、誰かの力なろうとしたり、誰かを助けてあげようとすると、だいたいロクなことがない。
まず、目の前のその人のことよりも、期待する見返りが気になるから仕事がやっつけ仕事になる。
期待できる見返りに応じた仕事しかしなくなるってことですな。
それに、期待した見返りが返ってこなかったらどうか。せっかく力を貸してあげたのに、ってな反発感情が生まれるだけでしょ。
せっかく助けたことを相手は喜んでくれているのに、それに水を差すどころか、むしろ何もしなけりゃ良かったなんっつー救いがたい気分になるだけですわ。
だから見返りは期待しないほうが、実は合理的。
もちろん見返りを期待することでモティベーションが上がるし、その結果、仕事の質が上がるというの事実。
褒めてもらえる、給与が上がる、愛される、そんな期待感があればヤル気も湧くというもんです。
とはいえ、それは結局他人が決めること。見返りを返すかどうかは、あなたじゃなくて相手が決める。
だから頑張ったって、見返りなくても文句は言えない。いや、言うことはできるけど、人間関係に亀裂を入れて、はいおしまい。
だったら最初から何も見返りは期待しない。
見返りを期待せず、自分の持ってるものをんで差し出す。すすんで力を尽くす。
以下の図解の彼のように。
■見返りを期待するのではなく、返していると思えばいい
目の前の人の力になりたい、その人を助けたいと、心から思えばいい。全人類相手にそれは無理でも、少なくとも、身近にいる人、大切だと思う人に対しては、見返りなんかを期待しないことですよ。
っつーかそもそも、大切だと思う人が身近にいてくれるだけで、これ以上ないくらいの見返りだっつーの。これ以上相手に求めるんじゃなくて、あんたが返せよと。
相手から期待どおりの答えが返ってこなかったり、期待どおりの動きがないと、ついイライラする。つい、こっちはやってやってんのに、と押し付けがましい感情が生まれる。
そんなときはまず考える。自分が何かをやってあげてるのではなく、自分が日頃相手から受けている恩恵に対しての、見返りを返してるんだと。
だから何も期待しない。
心から相手の力になれること、相手の助けになることにのみ集中すればいいだけです。
それが結果として相手のためになることはもちろん、自分自身の成長につながる。徳が積まれる。悟りへ一歩近づける。
って、うーん
なんか坊さんの法話っぽくなってきた・・・
まあとにかく、見返りを求めない。期待しない。
相手に見返りを期待するのではなく、あなたが相手に見返りを返してるってことを忘れないことです。
あなたの身近な人、あなたの大切な人は、すでにこれ以上ないくらい、あなたに恩恵をもたらしてくれているのですから(^。^)y-.。o○
■小川健次が講師を担当する、ナポレオン・ヒルの成功哲学や、ジョセフ・マーフィーの潜在意識活用術をテーマにした、脳力開発セミナー直近の予定(確定分)
2014年
03月15日(土)~16日(日)新 潟
03月20日(木)~21日(金)神 戸
03月22日(土)~23日(日)大 阪
04月04日(金)~06日(日)沖 縄
04月12日(土)~13日(日)札 幌
05月09日(金)~11日(日)名古屋
※各セミナーのテーマや、東京での担当セミナー、また他の講師や地域でのセミナーについては以下のリンク先をご参照ください。
https://ogawakenji.com/seminar/