流行語大賞に「今でしょ」なんて言葉が選ばれている割には、「今」がどのくらい重要なことであるかが、あまり広く語られていないような気もするわけです。
ナポレオン・ヒルは1920年代から、彼の成功哲学の中で、「今」の重要性を説き、その継承者であるw・クレメント・ストーンは『Do it now!』と声高に叫んでいるように、「今」には目標の達成実現を図る上で重要な意味が込められています。
そこで今回は、さんざん語り尽くされた感もありつつも、あえてそのあたりについて、あらためて考えてみました。
ちなみに、このテーマについては、こんな軽いノリで書かれたブログじゃなくて、書籍やセミナーでしっかり考えて学びたいという人は『思考現実化する』を読むか、セミナー『小川健次セミナーベーシックコース』へどうぞ。
というわけで本題へGO!
立ち止まるから迷いが生まれる。迷ったときは今すぐやる。
■不安や心配は止まっている人の心に芽生える
幸か不幸かわかりませんが、人の思考ってのは止まることがないもんです。それがどんなに下らないことであれ、どんなにアホなことであれ、誰でも必ず何かを考えているもの。
考えるネタが無ければ無いで、それでも何か考える。自分の記憶の中や、近くで目に見えるもの、耳で聞こえるもの、五感を通じて感じる何かを理由に思考は常に動き続けるもんです。
厄介なのは、この手の思考は意図せずともどんどん拡がってしまうということ。論理や根拠はあまり関係ない。とにかく自分の思うことを拠り所にどんどん勝手に広がっていく。
しかも、それは往々にして悪い方向へと拡がっていくからタチが悪い。いやいいんです。悪いほうに拡がるのは、それはそれで自己防衛本能のひとつとも言えるものだから。
誰だって不幸になりたくない。だから悪いことを考えとけば行動を抑制できる。
そう。
明確な目標に拠った意思のある行動をしていないと、余計などうでもいいこと、しかもどちらかというと悪いことを考え始めてしまうもの。
その結果、不安や心配に押しつぶされて、そこから何もしなくなる。別のことに気を奪われて、やるべきことをやらなくなる。疑心暗鬼になって信頼が揺らぎそうになる。
だから今すぐやるんです。
電話一本入れりゃいいのに、いや後で。
そうして時間を空けてるうちに、やっぱ嫌われてかもしれない、避けられてるかもしれない。そんな不安に心が支配されて電話できなくなる。
いずれ思い立って電話してみた頃には「おかけになった番号は~」ってのがオチですよ。
欲しいと思ったら買えばいいのに、いや今じゃない。
そうして時間を空けてるうちに、やっぱ必要ないかもしれない、そんなに価値がないかもしれない。そんな不安に心が支配されて結局手に入れられない。
いずれ思い立って買おうとした頃には、「Sold Out」ってのも誰もが経験するもんです。
■最高の処方箋は今すぐやること
だからとにかく思い立ったらすぐやるんです。
今すぐやるんです。
止まっていると、不安と心配が湧き出してくる。
やがて心が不安と支配に支配され、何もできない。何もしない。そして誰も信用できない。何をやってもうまくいかないのはあいつのせいだ、世の中のせいだ。みんな俺のことなどわかってくれない・・・
となる前に、すぐにやる。
動いていると気分が晴れる。明るくなる。今やっていることを、うまくやろうと積極的な考え方がうまれる。
あの人の力になろうと優しくなれるし、力になってくれる誰かと出会える。
とにかくいいことだらけ。
すぐにやって失敗したら、すぐにやり直せばいいだけですよ。その繰り返しなだけだから。それで失うことに目を向けるより、得られる経験に目を向ければ面白おかしいことだらけ。
そもそも絶対にできないことは迷うことも考えることもないんです。迷うということは、やっても問題がない証拠。だから迷ったときにはやる。しかも今すぐ。
迷わない、止まらない、惑わされない、そのためにはすぐにやる。もうそれだけ。
ごちゃごちゃ言わない。いろいろ考えない。とにかくすぐやれ、今やれ、とっととやれ!
相手に気持ちを伝えたければ、思ったときにすぐ連絡!
欲しいものがあったらすぐにその場でGET!
やるべき仕事は今すぐ取り組む!
アイディアはすぐ形に!
出張の残務処理は帰ったらすぐやれ!(それはオレ)。
まあとにかく、細かいことは置いておいたとしても、その対象が仕事であれ人間関係であれ、不安や心配を少しでも感じるようなことがあれば、それを払拭するための一番の処方箋は今すぐやるってことですわな(^。^)y-.。o○
こっちも今すぐ行くべし(宣伝)!
↓
<二日で学ぶ小川健次セミナー>
■東京・大阪
https://ogawakenji.com/seminar