悪習慣は強制的に変えようとするより、良いイメージを描いたほうが変えやすい
■習慣からは簡単に脱却できない
それが自分にとって価値のあることであろうと、無価値なことであろうと、繰り返せばそれが習慣になるものです。
子どもの頃に箸の持ち方を繰り返し練習して、それが身に付いたように、今の生活の中でも繰り返していればそれが身につきます。
とはいえ、それが自分で望んでいるものであることを繰り返しているのか、それとも箸の持ち方のように、身につけようと思って繰り返しているかは、この場合よく考えるべきでしょう。
ただ何となく、漠然と怠惰な時間を過ごしていれば、それが自然と習慣に。
一方で、素早い決断と行動を繰り返し、主体的に自らの人生を自分で作るための時間を過ごしていれば、それが習慣になります。
そして習慣とは後天的なものであり、決して先天的なものではないことも、忘れてはいけない事実です。
つまりそれが悪習慣であろうとそうでなかろうと、変えようと思えばいつでも変えることができるということ。
そのためには繰り返し。
小さなことでも、それが習慣になるまで同じことを繰り返せばいいだけですよ。
もちろん、長年かけて染み付いた習慣であれば、ある日突然それが変わることもないでしょう。そんなに簡単なら誰も苦労はしませんわ。
そういう意味では、習慣を変えるなんて言うほど楽なことじゃありませんよ。習慣形成に役立ちそうな自己啓発本読んだところで、その場はそんな気分になっても翌日には元通り。
■変えようとするより変わっているイメージを描く
だから、ナポレオン・ヒルやジョセフ・マーフィーのオーディオプログラムを活用するというのは有効なんです。
外圧によって行動を無理に矯正しようとするのではなく、繰り返しの音声で、無理や無駄なく潜在意識化でのイメージに肯定的な影響を与えることができるから。
そしてイメージが現実の行動に影響を及ぼす。
<参考過去記事>
イメージは好きか嫌いかに関わらず現実化する
とはいえ、そのイメージはぼんやりとなんとなく描ければいいかといえば、そうでもない。だいたい、それだけで万事すべてうまくいほど、世の中そんなに甘くはない。
すでに、それが現実に起こっているかのようにありありと。そして同時にそれが現実化していないと、納得いかずに実際の行動に変化が起こるくらい強く。
悪習慣を断つ自分ではなく、すでに悪習慣など断たれていて、何事もなく自然に理想どおりの考え方と行動をしている自分を描くんです。
そしてそれを繰りかえし。
思考と行動が繰り返しの習慣によるものであるように、イメージも結局のところ繰り返しの習慣なんです。そしてそのイメージの習慣が潜在意識に影響を与えはじめる。
毎日少しの時間でいいんです。それすりゃ嫌ならイメージさえ諦めればいい。
でもその少しの時間をイメージすることにあてるだけで、良いイメージの習慣ができ、現実の行動が変わるなら、やらないほうが損ですよ。
それがどんな手段であれ、毎日の生活の中、寝る前の数分だっていい。リラックスしながら自分の理想の姿をまずイメージしてみてはどうでしょう。もちろん今夜から(^。^)y-.。o○
理想のイメージを効果的に描く方法はこちらで。
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