図解あり/心地良い距離感を保てる相手は信頼できる。心地良い距離感が崩れると信頼関係も崩れる
■お互いが心地よい距離感
好きな相手との距離はできる限り近づけたいと思うもの。
とはいえ、近けりゃそれでいいかといえば、そうでもない。
誰だって四六時中一緒にいれば心地よいかといえばそうじゃない。
物理的な距離に限らず、何でもかんでもあけすけに心の中にまで入ってこられりゃ気分もいいものでもないもんです。
もちろん、そうやってすべてが一体化することで信頼感が深まる人やそういう相手もいるでしょう。
一方で、あまり話したこともなければ、頻繁に会うこともないけど信用できるし信頼できる人もいる。物理的な距離はもちろん、心の距離もそんなに近くないのになぜか安心できる相手もいる。
人なんて千差万別。付き合い方も千差万別。
だから組み合わせのパターンなんてほぼ無限大ですよ。
お互いの距離が近いほうが信頼し合える関係もあるでしょう。逆に遠いほうが信頼し合える関係だってあるじゃないですか。
どちらがどれを望むかではなく、お互いがどの付き合い方だとお互いを信頼できるか。どの付き合い方だとお互いが心地良いかでしょう。
そこでのお互いの共通認識がずれるから、相手の余計な領域にまで足踏み入れて地雷を踏んでさようなら。もしくは距離をとり過ぎて記憶の彼方にさようなら。
というわけで、だから相手との信頼関係を築くのに、心の距離や物理的な距離が近いか遠いかなんてのはお互い次第。近いから良いとか遠いから悪いということじゃありませんわな。
■心地良いポイントを見出す
つまりはお互いが求めている距離感を、できる限り早い段階で知ることが必要。
距離感なんて人によるし付き合う相手による。あの人とは距離があると心地いいけど、あの人とは近くにいると心地いい。そりゃ誰だって同じだし、僕だってそうです。
そういう意味ではあなた自身のことを人に伝える自己開示は必要だし、相手に自己開示をしてもらう努力も必要でしょう。
自分はあなたとどういう距離感で付き合うと心地よいかをちゃんと伝える。
相手はあなたとどういう距離感で付き合うと心地よいかをちゃんと聞く。
もちろん面と向かってそのまま言葉にせずとも、そういう主旨が伝わる態度や表現で。そこは大人の対応で。
その上でお互いが心地よいポイントが見出せなかったり、妥協できる余地がなければ、そりゃ縁がなかったということでしょう。その場は無理矢理合わせても、お互い疲れて結局最後はさようなら。
それと、いくら距離が遠いほうがいいといっても完全放置だとそのまま切れる可能性があるので、それはそれで気をつけて。
<参考過去記事>
出逢った人と縁を深めるのも、疎遠になった人との関係を維持するのも、気持ちを込めた連絡一つをするかしないか。
まあちょっと考えてみるといいんです。
仕事でも友達でも彼氏彼女でも、信頼できて長く付き合ってる相手というのは、お互いが心地良いと感じる距離感の認識が一致している相手でしょう。
逆にその距離感の認識がズレはじめたときが、往々にしてその関係の終わりの始まりだったりするもんですし。
物理的に遠距離で会う回数が多くなくても、言葉をそれほど交してしなくても、ずっと愛し続けることができる相手はいる。
その一方で身近で毎日顔合わせてて、お互いのことすっごくよく知ってても、ブっ飛ばしたい相手ってのもいる。
つまりは信頼関係はお互いの距離感を知るところからってことですな(^。^)y-.。o○
【来週は大阪】人間関係の距離感を適正に保つための方法はこちらで
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