小川健次ブログ -BIG THINK

本当に大切だと想う人なら、その人の気持ちを優先しよう。大切な人の笑顔のために力を注ぐことが、自分の幸福への近道になる。

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本当に大切だと想う人なら、その人の気持ちを優先しよう。大切な人の笑顔のために力を注ぐことが、自分の幸福への近道になる。

■ホントに大切にしているのは相手じゃなくて自分のこと

誰かに大切な存在として認められたり扱われたりして、気分が悪くなる人というのはそうそういない。

そうそういないというよりは、むしろ嬉しいし自尊心も高まって満たされた気分になる人ばかりでしょう。


人の気持ちには返報性がある。好意を向けられれば好意を返したくなる。悪意を向けられれば悪意を返したくなる。大切にされれば大切にしたくなる。

そりゃまあ、自分のことを雑でぞんざいな扱いする人や、自分に悪意を向けてくる人に対して、大切にしたいとか好意を向けたいなんて、よほど変わった性癖持ってる人でもなきゃ思いませんよ。

本当に大切にしたいと思う人がいるならば、その人を大切に思っているということを、言葉と態度で示すことでしょう。だって思っているだけじゃわからない。言葉にしないと、示さないとわからない。

とはいえ、大切だと思ってる。それを言葉や態度で示している。なのにそれがどうも伝わっていない気がする。自分が大切だと思っているほど、相手は自分を大切にしてくれているように思えない。

そんな風に感じること、感じた経験の一度や二度あるでしょう。

それね。話しはカンタンなんです。それ相手のことを大切になんか思ってないからですよ。その人のことを大切に想っているようで、実は一番大切にしているのは自分自身のことだから。

本当にその人のことが大切ならば、その人の気持ちを汲み取る、その人が求める大切にされ方を考える。その人の価値観を尊重しながら、その人が心から笑顔になれること。幸福になれることを最優先に考えるはず。

大切に思ってる。その言葉を免罪符に、単に自分の都合、自分の価値観を押しつけるのは違うでしょ。あなたのために言いながら、心のどこかで自分が満足するためにが優先されているんです。

結局可愛いのは私のことより手前ぇのことか。やっぱりそうか。だったらもういい。さようなら。相手にしてみりゃ大切にされている実感よりも、勝手な都合を押し付けられてる実感しかないんです。

要するに頼んでもいなけりゃ求めてもいないことを、勝手に押し付けられるほうは大切にされてると思うどころか、ウザいと思うだけのこと。一番大切にしたいのはその人じゃなくて、自分のことじゃんよ。

大切にしている人がいる。その人への想いも伝えているはずなのに、どうもそれが伝わっていない気がする。自分が大切に思うほど、相手が自分を大切にしてくれない。そう感じることがあるならば、相手を責める前に自分に問いかけてみる。

大切言いながら、実は相手のことより自分のことを優先していないかどうか。大切にしているのはホントはその人じゃなくて自分のことじゃないだろうかと。

もちろん究極言えばみんな自分が一番可愛い。自分が一番大切ですよ。そりゃそうなんですがね、そういう意味でも大切な人を心から大切にすることが、結果的に自分の幸福になるってもんでしょう。

<参考過去記事>
その人への愛の伴うイメージが、あなたに愛を引き寄せる。その人が幸福になれるよう力を尽くすと、あなたも幸福になれる。

想いが伝わらないんじゃない。相手がわかってくれないんじゃないんです。そもそもホントのホントに心からその人を大切にしていない。もしホントにそう思っていることに自信あるなら、もし今伝わってなくてもいずれ伝わるものですよ。

■見返りを求めない心が、大切だと思う気持ちを届けてくれる。

本当に心から大切だと思う相手なら、その人が望むこと、その人が幸福になることを優先することですよ。

極端かもしれませんが、その人があなたと距離を置きたいと望み、それがその人の幸福に結びつくことならば、それに対して喜んで従えるかどうか。ホントに距離を置けるかどうか。

短期的にはそれであなたが満たされないかもしれない。でもね、長い目で見ればそうやって本当に大切にしようとしてくれている心は伝わるんです。だからまた違う形でお互いを大切に想い合える関係になるかもしれない。

そしてその積み重ねが結果的に自分の幸福になって返ってくる。それこそその関係からワンチャンくらいはあるかもしれませんし。

まあそういう意味も含めて、まずは相手が望むこと、相手の価値観をちゃんと知る。その人のことを理解するべきすよ。その人が喜ぶこと、相手が幸福だと思うことに思いを馳せるんです。自分がどう思うかではなく、その人がどう思うか。

俺はこんなにあなたを大切に思っているのに。ってそんなのあんたの都合で、相手にしてみりゃ知ったこっちゃない。大切に思っているからなんなのさ。それに応える少しくらいの義理あっても義務なんかどこにもないでしょ。

まずその人の喜ぶこと、幸福に感じることに力を尽くせばいいんです。別に媚びる必要はありません。その人がホントに大切なら、その人の笑顔が見れる。その人の幸福を祈れる。ただそれだけでヤル気が高まる。燃えてくる。

そしてそれが伝わるから、相手にとってもあなたが大切な存在に思えてくる。相手もあなたに対して同じ考えを抱いて返してくれるというものです。

もちろんその返し方は期待どおりじゃないかもしれませんが、いいんです。別に大切だと思ってやってることなんだから。そもそも見返りなんかは期待してない。執着なんかとっくの昔に手放した。

大切な人への見返りを求めない想いが、愛をその手に引き寄せる。その人に出逢えたことに感謝すれば、満ち足りた気分で心穏やかになれる。

それでも最後の最後は言葉で言わなきゃ伝わらない。行動だけだと相手にだって真意が届かない。言葉は重要。言葉がなければわからない。

そして言葉はあくまでも押し付けではいこと。それを受け容れるかどうか、その判断は相手次第。相手の気持ちを尊重することですよ。そこで受け入れてもらうこや見返りを期待するのは、まだまだホントに大切だと思えていない証拠ですわ

そりゃときにはグイグイと決めにかからなきゃいけないことは、コミュニケーション上はあるかもしれませんが、それだって相手の心情を理解しての上じゃなきゃ、110番されるか、勘違いのキモいやつとレッテル貼られてさようなら。

一切の見返りを期待せず、ただその人を大切に想う。そこまで自分を大切に思ってくれる人のことは、誰だって大切にしたいと思いますよ。そうならない理由は、やっぱり心のどこかに、相手のことより自分のことを優先する自分本位な気持ちがあるからでしょう。

それにね、そこまで誰かを大切に想える人は、その相手じゃなかったとしても誰かが必ず大切してくれますよ。そこまで想える人なら信用できるし信頼できる。必ず誰かがあなたの想いを汲んでくれる。

相手あっての人間関係。あなたが大切にされたい、満たされたいと思うのと同じように、相手だって大切にされたい、満たされたいと思ってる。ならばまずは相手のことを優先して考えることが、幸福を手に入れる近道ってことでしょうな(^。^)y-.。o○

著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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