小川健次ブログ -BIG THINK

本当に大切な人だからこそ、素直な想いで聞きたいことは聞けばいい。素直になるとお互いの心が開かれて、愛と信頼を引き寄せる。

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本当に大切な人だからこそ、素直な想いで聞きたいことは聞けばいい。素直になるとお互いの心が開かれて、愛と信頼を引き寄せる。

■その人を理解したフリは大怪我のもと

いちいち思っていることの全てを言葉にしなけりゃ、会話がまるで成立しないなんてことは普通はない。

ある程度限らた発話の中で、お互いのこれまでの経験や、お互いの経験則に照らし合わせながら、意思疎通を図るというのが、いわゆる日常会話ってやつでしょう。


まあ相手がどういう考えでいるのか、そのすべてを言葉に出されなかったとしても、その場で発する言葉や態度をみてればおおよそことはわかるもんです。

逆に、考えの全部を心の憶測や隅っこにあるものまで、すべて言葉にしてもらえないと、考えがまるでわからないってことがあるならば、それはそれで、そもそものお互いの関係を見直したほうがいいでしょう。

犬が近づく度に、嫌がって逃げる人がいれば、犬が嫌いなんだということはわかるでしょ。電話しても出てもらえないし、LINE送ったら既読スルー、そりゃ相手にされていないのが明白ですよ。

多くはわざわざ語らずとも、態度や行動をみることで推察できるもの。身近な相手や、付き合いの長い相手なら、なおさらのこと、それまでの関わり方やお互いのパターンでだいたいわかりますわな。

一方で、んじゃ考えのすべてがわかっているのかといえば、それはそれでちょっと違う話し。そりゃある程度のことは推察できる。おおよそのことは理解もできる。それでも、ホントのホントのところでわからないこともあるのは事実。

別に全てを知る必要もないでしょうがね。気にする必要ないことだってたくさんあるし。相手の考えのすべてを知らなきゃ付き合えない、関われないってことだってありませんし。

しかし、お互いもしくはいずれか一方にとって、重要なことであれば、はっきりわからないままじゃ済まないでしょう。放置でスルーというわけにはいきませんわ。

その大事な部分、ホントを知らなきゃいけないこと、はっきりさせなきゃいけないことを、何となくわかった気になったり、勝手な解釈でその場で無理矢理自分を納得させようとするから、後になって話がややこしくなるんです。

あの人はこう考えてるに違いない。私のこと嫌いになったに違いない。あれが好きに違いない。その人はそんなこと微塵も考えていやしないのに、勝手な解釈を基に妄想を膨らませていくから、すれ違いの幅が大きくなる。

心のどこかで、勝手にその人のすべてをわかって気になっているんでしょう。それが良い解釈か悪い解釈かは別にして、そこでその人の想いに一歩踏み込もうとすることって大事なんです。

<参考過去記事>
彼と居心地のいい関係をつくるために、大切なこと。お互いが優しい気持ちになれる、付き合い方。

大事なことならスルーしちゃダメでしょ。しかも自分で勝手に解釈して答えを出しててもしょうがない。答えは相手が知っているんだから。

そうしてで誤った解釈を前提にしながらコミュニケーションとるから、どうも噛み合わないしすれ違う。ますます妄想膨らむ。やっぱり愛されてない。やっぱり嫌わてる。そんな疑心暗鬼。挙句の果てには原因がよくわからないまま決裂してさようなら。

一人妄想の中で暴れ回って、気づいたときには泣きながら、一人で酒瓶抱える夜を迎えることになるんです。

■素直な想いで信じて聞きたいことは聞けばいい。

別に気にするようなことでもなけりゃ、そのままスルーでいんです。完全放置できるならそれでいいじゃないですか。

でもホントは重要だと思っていることなら、ちょっと待て。さすがに放置はできない。心のどこかにずっと引っかかる。そう感じて心のどこかに引っかかったまま、はっきりしないで憶測で片づけてしまえば後悔するだけじゃないですか。

ならば取るべき行動はただ一つ。わからないこと、気になることはその人に聞けばいいんです。どう思っているのか知りたいののなら、それを相手に伝えればいい。知りたい教えて欲しい。それを言えばいいんです。

考えたってわからない。中途半端な憶測は事故の元。わからないまま妄想膨らませ、ストレス感じてイライラしながら最後に決裂するくらいなら、聞きたいこと、話したいことを向き合って話し合えばいい。

聞いた決裂するような関係。話し合ったら終わってしまう関係。そんなモンなら放っておいたっていずれそうなりますよ。ならとっとと聞いたほうが話しが早い。

それにね、この人ホントはどう思ってるの。何を考えてるの。そんなことを一生懸命考えていてみても、実は相手はまったく何も考えてなかった。何とも思っていなかった。そういうことのほうが多いもの。

他人なんて自分が気にしているほと、同じことを気にしていないものです。あなたが今誰かのことで悶々と考えこんでいたとしても、その人はどうせ今頃、ハナくそほじくりながらスマフォでパズドラやってますって。

だから、さんざん悩み、さんざん考え、勇気を出して聞いてみたら、まったくの肩すかし。実はなんともなかった。そんなことはよくあるでしょ。でもそれはそれでスッキリする。誤解もないしお互い安心できるしホッとする。

結局のところ最後は素直になってしまうのが一番早い。よくわからない根拠をもとに憶測して、妄想膨らませて、疑心暗鬼になるよりは、あれ?と思ったことは素直に聞けばいいじゃないですか。

そこで要らん駆け引きするから要らん事態が引き起って、無駄な遠回りばかりすることになるんです。

素直な想いで相手をまず信じることですよ。余計な疑念は誤った憶測の原因になる。素直な想いで信じて聞きたいことは聞けばいい。

<参考過去記事>
愛されたいなら、〇〇な自分に自信を持つこと。自分を疑うほど、愛が遠ざかる。

ホントに信じてれば、そこで迷わず聞けますよ。見て見ぬフリや、勝手に都合のいい解釈なんてしなくなる。だからお互いが心を開き合って、信頼感に満ちた関係が引き寄せられるというのものでしょう。

まあ相手に対してあれこれ聞くということは、まずは自分自身も相手に対して、常にオープンであるということが前提ですがね(^。^)y-.。o○

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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