小川健次ブログ -BIG THINK

大きな夢も高い目標も、今できることから始めれば実現できる。妄想するだけの現実逃避は、その場が楽しいだけで後で苦しくなる。

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大きな夢も高い目標も、今できることから始めれば実現できる。妄想するだけの現実逃避は、その場が楽しいだけで後で苦しくなる。

■デッカイ夢を妄想するだけだからセルフイメージが下がる。

夢はデッカく。目標は高く。これ基本。やっぱりスケールのデカい話しをするのはそりゃ気持ちがいい。目の前の小さなことは忘れてワクワクしてれば楽しいし。

来るべき未来の夢をありったけ膨らませ、その期待感でモティベーション高まれば、それがスイッチになり行動が生まれることだってある。

でもね、なぜか実際にはそうはならない。さんざんワクワクして高揚感で胸一杯になったのに、風呂入って寝て起きたらいつもと変わらぬ日常がそこにあるだけ。

意識高い仲間と、リア充ぶり全開の写真をSNSにアップして、翌日会社に行ったらそれまでと同じ毎日がまたスタートするだけ。

まあ記憶のどこかにはは残ってる。忘れたわけじゃないんです。久しぶりに仲間に会えば、そういやそんな夢も見てたよね。あの頃の私は若かったよね。そんな思い出の一ページ、酒の肴の思い出話しとしてのみ機能して、ふたたび心の収納ケースの奥にしまわれる。

その後時が経てば、書店の店頭でたまたま見かけた本なり、ネットでたまたま知った人なりに感化され、再びデッカい話しに胸膨らませる。そしてまた同じことの繰り返し。

まあそういうのが好きな人もいますからねえ。それはそれでいいのでしょう。夢見るのが趣味、デッカイこと言うのがライフワークと割り切っているのなら、それも一つの考え方であり一つの考え方。

一方で、その繰り返しを延々としていることで、自分で自分の評価を下げているなら考え物でしょう。ただセルフイメージを下げるためだけの、デッカイ夢ならバカバカしいことこの上ない。

俺はデカいこと言うだけで、全然それが実現できていないじゃないか。私は色んなところで刺激を受けて、なりたい自分のイメージもしているのに、全然そのとおりになってない。やっぱり俺はできないヤツだ。やっぱり私は夢見る夢子でしかないのかな。

そんな自己嫌悪のマイナス評価で、自分のセルフイメージをどんどん下げる。

日常的にそうやって自分を責めるから、セルフイメージが下がった状態で潜在意識化で固定化するんです。だからまた無意識のうちに同じことを繰り返す。デッカイ夢を描いた挙句、何もできない自分を責める。その繰り返しがセルフイメージを下げ続ける悪しきスパイラルに陥るんです。

僕たちは潜在意識に描かれたイメージのとおりの自分になる。

<参考過去記事>
復縁も結婚も、イメージの力でうまくいかせる方法。苦しいときも、イメージするから乗り越えられる。

やがていろいろ面倒になってきて、夢を描くことさえ放棄、目標を設定することさえしなくなる。そんなことしても無駄でしょ? ワケ知り顔で、できない自分を正当化しだすからタチが悪い。

どうせ無理。やっても無駄。本を読もうが人の話し聞こうが意味がない。そんな諦めモードで何もしなくなって放り投げる。結局できない自分のイメージが現実化。僕たちは自分がイメージとして思い描いた自分になる。

■目の前の問題に立ち向かう勇気が、夢をその手に近づける。

夢はデッカイほうがいい。目標も高いほうがいい。どうせ人生なんて一度キリ。後戻りなんてできないのなら、さんざん好き勝手にやればいい。できることはやればいい。

ならばそのために、今何をするか。この瞬間何をやることが、その夢や目標にたどり着くのかを考えないといけませんわな。そして今やる。明日じゃない。今ですよ。風呂入ってからじゃない。今なんです。こうして口開けてスマフォ見てる今この瞬間の話しですよ。

夢を描いても、目標設定しても、それをどう実現していくのか。今この瞬間に自分がやるべきことにまで、逆算して落とし込んだ計画にしなきゃ、それこそ絵に描いたモチ。

そこスルーしてても何も変わらないでしょ。おまけに環境がこうなったら、あの人がああなったら、なんて他人任せなこと言ってみたところで、それは自分でコントロールできないことだから。そういう自分でどうにもならないことは後回しでいいんです。

今自分ができることまで計画を落とし込む。それに今力を尽くす。コトの大小に関わらず、その積み上げの結果として、デッカイ夢が現実になる。高いと思っていた目標が達成できる。夢や目標は空から降ってやきませんよ。自分で下から積み上げていくしかないんです。

目の前の問題にまで計画を落とし込んでみて、どう考えたってそれ無理だろ。夢実現するためには、明日の朝までにメジャーリーグからポスティングにかけられなきゃいけない。みたいなことなら、夢や目標をもう一度見直せばいいんです。そのくらいは調整すればいいでしょ。

まあ、目の前の問題を直視するのは、ちょっと気が滅入ることもあるでしょう。億の年収を手にすることを夢見ている一方で、今の通帳の残額や給与明細に目をやれば、確かにガックリすることもあるかもしれない。

それでガックリするくらいないら、現実を忘れられるような、意識高そうなリア充っぷり全開のパーティー写真を、SNSにUPしているほうが、なんとなくそんな気分になれて心地いい。

でもね、結局現実ってのは必ずつきまとうんです。夢から遠いとこにいたとしても、そこに近づこうとするなら、現実の課題を直視してそれを解決していかなきゃいけない。

そのすべてをまとめては無理でしょうが、一つ一つ今できることからやればいいじゃないですか。ホントにその夢を叶えたい。目標を達成したい。その結果が欲しい。そう思うなら遊んでねーでやれよ。逃げねーで立ち向かえって。

何だっていいですよ。日々自分で決めたことを積み上げる。その積み上げが自信になる。そして決めたことができるというセルフイメージが潜在意識で醸成される。ホントにできる自分になっていく。その結果がホントに夢や目標を達成できる自分を生み出す。

<参考過去記事>
未来のあなたの期待に応えられるのは、今のあなた以外にいない。積み上げた経験は裏切らないから、自分を信じて行動しよう。

せっかく夢描いたり目標設定して、それを実現したいという意欲を持っても、それを単なる妄想で終わらせてしまうと、自分のセルフイメージ下がるだけ。ならば、ちゃんと現実と向き合ってどうすればそれが実現できるか考え、できることから今すぐやればいいじゃないですか。

そこまで落とし込んで、今すぐできない。現実はどうしても越えられない。ならば夢や目標を修正する。自分が力を尽くせばできることは何かを再考すればいいだけですよ。

まあとにかく、今できることはやってみることですよ。それを繰り返して積み上げなきゃゴールに近づかない。何より自分でやろうと決めたことを、自分でやりきれれば気持ちいいですしね(^。^)y-.。o○

著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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