図解あり/声に調子をつけるだけで、伝えたいことがもっと伝わる
■話が聞きやすい人の共通項
話し方には人それぞれ個性があるものなので、それはそれとして活かせればいい。
とはいえ、ときに声の調子次第では伝えたい感情が、伝わらないということもある。
同じ言葉、同じ内容で話しているにも関わらず、感情はおろか、その内容でさえ伝わらないことも少なからずあるものです。
それを聞く側の姿勢が云々という議論があるとしても、そんなこと言ってたところで問題は解決しない。
だったら相手が聞きやすいように、そして聞きたくなるように、さらに発話者の感情まで伝わるように話せばいいだけのこと。
だから声に調子をつけるんです。
そのあたりの仕組みを今日は久々に、西新宿のアンリ・マティスと呼ばれるこの僕が、それを図解で解説。
淡々とただ言葉だけ並べたところで、その感情までは相手に伝わらない。
それに聞いてて面白くもないから、聞く気にもなれませんわ。
一方で、伝えたい言葉に強弱や大小を加えて、話せば感情が伝わるものです。
そして聞いていて心地よいから、つい耳を傾けたくなる。
身の回りで人を惹きつける話し方をしている人を観察してみるとよくわかる。
そこには小難しいテクニックなんてそれほどなくて、ただ言葉に調子をつけているだけの場合がほとんどだから。
■ほんの少しの発話の工夫
もちろん、自分の感情を正確に伝えるには、その前提として相手がこちらのことをある程度理解しておく必要はある。
そういう意味でも常に自己開示は大前提。
<参考過去記事>
自分のことを伝えるから言葉が伝わる
その上で、いつもより言葉にちょっとだけでいいのでアクセントを付け加えてみる。
伝えたいキーワードをときに少し大きく、少し小さく。その程度でもいいんです。舞台じゃないんで、そんなにオーバーにやる必要はない。
しかもこれって、不思議なもので、言葉にアクセントを少し加えるだけで、こちらの気分も乗ってくる。感情が言葉に引っ張られはじめる。
すると、ますます言葉に力がみなぎるから、より伝わりやすい話し方になってくる。でも、あまり乗りすぎて暴走しないように注意は必要。
うまく話そうとか、小綺麗な言葉を使おうとか、周りから良く思われるような話し方をしようとか、そんなこと考えたって、どうせ無理。逆にぎくしゃくして気持ち悪いし、結果的に何も伝わらない。
だからほんの少しでいいんです。いつもの会話にちょっと強弱や大小のアクセントを加えるだけで、伝わり方が全然変わりますから (^。^)y-.。o○
言葉に感情を乗せて伝える方法。
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