小川健次ブログ -BIG THINK

別れた人に、執着してしまう理由。彼を手放すと、幸せになれる。

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別れた人に、執着してしまう理由。彼を手放すと、幸せになれる。

別れた人への執着を手放すと幸せになれる

重ねた歳の分だけ、その人には歴史がある。積み上げた歴史によって今があり、歴史から学ぶことで今への洞察を深め、未来への展望に想いを馳せることができる。

歴史とはつまり、過去。そして歴史の意味づけと解釈は、その場そのときその人の立場に基づいて変わるもの。

客観的で普遍的な評価なんてのは、過去についてはない。みんな自分にとって都合のいい過去がある。みんな自分の解釈する過去が一番いい。

人によって意味づけと解釈は違うもの。僕が毎朝無料で配信している小川健次メールマガジンや、LINEのメッセージをはじめ、YouTubeの動画一つにだって賛否いろいろ意見がある。それが過ぎた過去のことなんかであれば、意見はいろいろ。答えなんか出やしない。

過去が今の自分の拠って立つところだとするならば、その過去の解釈が自分にとって都合がいいほど、今の自分を正当化できる。他人を攻撃する材料にもなる。そら誰だって、過去を自分の都合のいいように解釈もする。

だからね、その場そのとき、その状況に応じて、今の自分を正当化したり、今の自分を自分で安心させるのに、過去の意味づけや解釈を変えるってのは、意識的か無意識的かにかかわらず、良し悪しにも関係なく、誰でもが、ついやってしまうこと。


過去にオレはこれだけのことをやったんだ。スゲーだろ。あ、そうですか。でも今は今でしょ。過去がどうかじゃなくて、今それができるかどうかだから。

過去に私は、恋愛でこんな失敗したの。だからしんどいの。あ、そう。でも今は今で過去じゃない。今できるならごちゃごちゃ言ってねーでやれよ。

あのとき俺はすごかった。あのとき私はつらかった。それはそれでいい。でもそれは過去。その場そのとき、その状況だったから良かったこと、苦しかったこと。今はそのときとは違うでしょ。今は今だから。過去とは違うんだから。

さらに、人は過去を都合のいいように、勝手に自分なりに意味づけて解釈し、記憶を補正する勘違いまでするから始末が悪い。

実際のところは、言ってるほと大したことじゃなかったことでも、スゲーことやったように勘違い。ホントはそんなに苦しいことでもなかったのに、生死に関わるほどの大惨事を経験した、みたいな話しに思い出補正。それ、誇張されてるだけだから。

過去がどうのと、あれこれ言うのもいい。でもね、今あなたができることは、目の前にある現実を受け入れること。その上で未来のことを考えること。あなたが彼に、振られた過去だって、今はどうでもいい。男が別れを決意したことなら、どうにもならない。

<参考関連記事>
男が彼女と別れたいと思う、3つの瞬間。彼はいつ、別れを決意すのか。

たまには4リットルペットボトルの焼酎を片手に、思い出に浸ってみるってのいい。過去を振り返って、懐かしむ、悲しむ、そして自分の心を慰める。でもね、それはそのときだけ。そこで終わり。酔いから醒めたら、目の前にある「今」と向き合え。

過去から学べることもある。過去を振り返ることで、自分を客観的に分析することもできる。そうやって、能動的で生産的な目的で、過去と関わるならそりゃそうすべき。でもね、今から逃げるために、過去に逃げ込むなら、とっとと表に出てきやがれ

彼に執着してしまう理由。

過去の幸福にしがみつく。過去の失敗を気にし続ける。結局のところ、それは今決断できない、今動こうとしない自分を正当化しているだけ。過去を自分に対する言い訳にしているだけ。過去と今は違うなんてのは、あなたが一番良くわかっている。

あの頃はホントに幸せだった。あの時期が人生で一番輝いていた。でもあの頃以上の喜びはもうないに違いない。だって私をフッたあの人以上の人はいないから。

って、バカなの? あなたは、あの人以外のすべての地球上の人間を全部知ってんの?

しかもフラてんじゃねーかwww 要するにあの人は、あなたを愛してなかったってことでしょ。おまけに、勝手にあなたを捨ててどっか行ったんでしょ。あなたからしてみたら、憎悪の対象でこそあれ、引きずる対象じゃないでしょ。

あのね、あの人以上の人はいないんてね、それ錯覚だから。錯覚。こうまで言ってもわからない人のために、でっかい赤字ではっきり言いってやるけど、それ錯覚でしかないから。

過去というのは、自分の都合の良いように解釈してしまうもの。そして美化されやすい。今の自分を正当化するために、過去の解釈を変える。そしていつしか、無意識のうちに記憶さえも書き換えて、勘違いがおきる。


確かにね、あのときは幸せだった。あのときは満たされて輝いていた。でも、それはその場そのとき、その状況、その環境だからそう思えただけ。

そしてすべての時間がそうだったかといえば、実際のところは、そうじゃない時間もあったはず。最高に想えたあの人も、そのときのあなただからそう思えただけ。それに思い出補正が拍車をかけて、完全無欠のいい男だったと錯覚しているだけ

過去良かったことは、そのときの基準で良かっただけ。でも今は今の基準がある。

あの人以上の人に出会えないと思うから、何もしない。せっかく出会えても、あの人と比べて、やっぱり過去の人のほうが良かった。なんてのは、いつまでも、書き換えられた過去記憶の世界に浸りすぎ。そろそろ目を醒ませって。

そうやって、今の現実から目を背けててもいいけどね。でも結局のところ、それで行きつく先は、都合のいい女になれるくらいが、良いところ。

<参考関連記事>
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別れた人への、執着を手放すことができないのには理由がある。もういないあの人、戻ることができないあの時に、執着をしている限り、今そこにある目の前の幸せを逃すことになる。同じ苦しみの中を堂々巡りすることになる。

彼への執着を手放すことができれば、過去ではなく、今と向き合える。過去への執着を手放すから、今の幸せと今のご縁を引き寄せる。そのためにも、今のあなたにはやるべきことがあるってことですわな(^。^)y-.。o○

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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