小川健次ブログ -BIG THINK

自分を不必要に良く見せようと思うからぎこちなくなる。等身大であれば自然体になれるし信頼される。

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自分を不必要に良く見せようと思うからぎこちなくなる。等身大であれば自然体になれるし信頼される。

■嫌われるのは普通

誰だって人から嫌われて嬉しいと思うことはなかなかいない。たとえ嫌いな相手からだとしても、嫌われればあまりいい気分はしないもの。

とはいえ、誰からも嫌われることがないかといえば、それはそれで無理難題。


好むと好まざるに関わらず、何をしたって何を言ったって、すべての人に支持されることが難しいように、何をしたって、何を言ったってすべての人に好かれるのは無理ですよ。

だから、どんなに体裁繕って、自分を大きく見せても、自分を良く見せても、どっかの誰かには嫌われる。そりゃもうしょうがない。

一方で、体裁繕うことなく、等身大の自分をさらけ出しても、好きでいてくれる人はいる。信頼してくれている人はいるんです。

だったら無理して皆に好かれようとして、本当の自分と違う姿を繕うよりも、さっさと自分をさらけ出しても同じこと。っつーかそっちのうほうが結果は近道でしょう。

もちろん、時と場合と状況にはよるわけで、仮面をかぶることが必要なときはある。なので言うまでもなくケースバイケースで。

それに何より、日頃馴染んでいない、付け焼刃の自分の姿をさらしてところで、結局うまくなんかいきませんよ。動きもぎくしゃくするし、言葉もスムーズに出てこない。

不必要に自分を良く見せようとすると、別の意味でも損することが少なくない。

だって、相手にとっての期待値が高まるだけで、実際はその期待値を下回れば、がっかり度合いが高くなるだけだから。

<参考過去記事>
図解あり/結果を出しているのに評価されない人と、結果が伴わなくても評価される人の違い

だったら自然体でいつもどおり話せばいいだけ。いつもと違うことをしなければいいだけ。新しいことにチャレンジするのもいいけどせめて練習くらいはしてからでしょう。

まあ変に自分を大きく見せよう、良く見せよう。そんな色気を出さずに等身大で素のままでいればいい。それが結局一番疲れないし、動きも言葉もスムーズになる。

つまりは、恰好付けないことが一番その人の格好よさを表現できるところなのでしょう。

■自然体の自分のレベルを上げる

ところで、アナ雪って結局のところ、オチはおねーちゃんの壮大な一人相撲だったてことですよね。

って、その話しは置いておいて、自然体の自分のレベルを上げることに力を使うことは必要ですよ。そりゃ誰だって。

でも偽物の自分を作ることにエネルギーを使うことは、はっきり言って無意味ですよ。無意味ならまだマシで、損なことのほうが多いでしょ。

大勢の人の前なんかで話す機会だとわかりやすい。

普段使わないような言葉を使ってみたり、普段しないような立ち居振る舞いをその場しのぎの付け焼刃でやろうとするから、ぎくしゃくする。だから緊張する。そしてますますぎくしゃくするという悪しきスパイラル。

人に嫌われたくない。良く思われたい。その気持ちがあるのはいい。でもそれは仮面をかぶった自分だったら意味がない。慣れない下手な演技をしている自分だったらむしろ引かれるだけですよ。

<参考過去記事>
演技はいらない。自然に話せば自然に伝わる。

まあそもそも、相手が知りたいのは、等身大のあなたのパーソナリティであって、その場だけ取り繕って安っぽい仮面をかぶったあなたのことじゃありませんしね。

それが嫌われるパーソナリティであれば、どうせ後で嫌われるんです。だったらハナっからオープンにしてしまったほうがお互い話が早い。

仮にそれで嫌われることがあったとしても、素の自分をちゃんと示してくれている人のことであれば、好き嫌いは別にしたって、まず人として信用してもらえるもんです。

そして何より、本当に大切な相手に対しては、その場とのときその瞬間に取り繕った自分ではなく、本当の自分を示すことが一番の誠意ってやつですもんね(^。^)y-.。o○

潜在意識活用から成功哲学、プレゼンに恋愛まで。テーマはいろいろ。

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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