他人の良いところを探してみると微笑みがこぼれる。どうでもいい批判ばかりしているとストレスが蓄積される。
■損するだけで得るものなし
多かれ少なかれ他人のことが気になる人というのはいるでしょう。
職場の同僚でも近所の人でも、それこそ友人関係でも。あの人がどうの。この人がどうの。別に自分と全然関係なにいのになぜか気になる。
気にしたところでどうにかなるわけじゃない。気にしたところで得することがあるわけでもない。それでもなぜか気になる。
暇なんですよ。他人のことを気にする余裕がある。考えたってどうしようもないことを考えられるだけの余裕がある。目の前でやらなきゃいけないことがないからですわ。
鼻先に包丁突きつけられるような、まさに大ピンチにあるときに、隣の奥さん冷蔵庫を新しくしたのねーなんて考えないでしょ。納期ギリギリの仕事している最中に、あいつ車を買い替えたんだよなーなんて考えることなんかない。だから暇なんです。
そしてもう一つ。自分の立ち位置を他人との比較でしか推し量ろうとしないから。
あの人があれこれやってる。あいつがあーなってこーなってる。それと比較して自分はこうだああだ。あの人がこうだということは、自分はこうかもしれない。
主体が自分じゃなくて他人なんです。そしてその他人のことはどうにもできない。だから疲れるしストレスになる。おかげでさらに他人が気になりまたストレスになるという、負の無限ループ。
他人のことを気にして、その人をどうこうできりゃまだ救いがあるのかもしれない。でも現実にはそんなことはないでしょ。他人は他人、うちはうち。
ホントに生産性なさすぎですよ。どうにもならない、おまけにどうでもいいことを考えて、それで一人でストレス感じてイライラする。その一人遊び楽しい?
だからどうでもいいこと。どうにならないことはスルーすればいい。
<参考過去記事>
どうでもいいことはイラついても得るものなし。どうでもいいから笑顔でスルー。これ基本。
それこそエネルギーの無駄だから。そのエネルギーを自分の問題解決や、自分にとって楽しいことに向ければいいだけのことでしょう。
■自分にとって学べるところを探す
とはいえ、そんなことはわかっていても、他人のことは気になってしまうもの。それが人情というものでしょう。
誰だって他人との比較の中で、自分の立ち位置を推し量ろうとすることはある。まあそれはある意味では普通のことですよ。人間だもの。
だったら、他人の良いところ。もっと言えば自分にとって参考になるところを探して、そこを気にすればいいだけのこと。これはそんな難しいことじゃない。
あの人がどうのこうの。その視線って主に批判的な視線でしょ。だったらそれを肯定的なものに変換すればいいだけのこと。あの人のこういうところは参考になる。あの人のこういうところは真似したい。
その相手がたとえ憎いあんちくしょーだとしても、その人のことあれこれ文句言ったってはじまらないし、気にしたところでストレスになるだけでしょ。だったらその人から何が学べるかを考えればいいだけ。それが反面教師だとしてもね。
他人のこと気にして、ワケ知り顔の上から目線でその人批判してみたところで、その場は勝った気になるかもしれませんがね。でもそれ自分の脳内でだけだから。実際には勝ち負け以前に勝負さえしてないし。虚しいだけよ。
だったら、その人から吸収できることを吸収し、学べることを学んだほうが生産的。それこそ意味不明な一人相撲によるストレスだって感じなくなる。
そして何より、そういう視点、つまり人に敬意を示すことができる。そういう態度で人に接することができるというのは、心の余裕の表れでもある。そういう余裕のある人だから人に信頼されるし愛される。
結果、ストレスどころか充実感が増し、学びも増えて人に優しくなれるという、肯定的なスパイラルになるんです。
<参考過去記事>
自分で自分を認められれば、他人のことは気にならない。自分を認められないから、他人のことが気になる。
どうも他人のことが気になる。気にしなくてもいいのに、なぜかあいつのことでイライラする。そんな風に感じるときは、ちょっと視点を変えて、その人のいいところを探してみることです。自分が学べるところを考えてみることです。
それだけであらあら不思議。ストレスもイライラもなくなり、なんだか微笑みがあふれてきた・・・なんてことになるかもしれませんな(^。^)y-.。o○
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