小川健次ブログ -BIG THINK

図解あり/他人の否定的な意見のほとんどに悪意はない。その意見の動機を見極めれば、心を揺さぶられることはない。

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図解あり/他人の否定的な意見のほとんどに悪意はない。その意見の動機を見極めれば、心を揺さぶられることはない。

■相手の欲求を見極める

否定的な言動で他人のヤル気を萎えさせたり、やたらと批判ばかりで攻撃してくる人というのはどこの世界にもいるものです。

それがいちいち厄介なのは、そういう人の多くは、自分は善意でそう言ってあげていると、心から信じて疑わないことでしょう。


もちろん、そういう人は華麗にスルーがこれ基本。とはいえ、本人が善意だと思っているだけに、スルーしてると、人の善意を踏みにじりやがって、と逆にヒートアップするからまたウザい。

それでも気にせずガン無視して、我が道を突き進める強いメンタリティがあればいい。そういう人はそれがいい。それでも、大人の事情を考えると、なかなかガン無視できない人も多いでしょう。

そういうときは、その人の意見を一度は受け容れる。耳を傾ける。まあよく聞いてみれば役にたつ話しもあるかもしれない。そんなつもりでいいんです。

一度は聞いて、活かせそうなら活かせばいい。使えるなら使えばいい。それでホントにダメならダメな理由を説明してあげればいいんです。面倒くせーけど。

要するに、他人のやることに否定的な意見をいちいち言う人って、言いたいだけ。言った自分を認めてほしいだけ。私にも意見があるの。私を見て見て。話しを聞いて。そんな自己承認欲求の発露ですよ。

だったらそれを一度は認めてあげる。そんな意見でも一度は受け容れる。あなたのこと認めてますよ。あなたの意見聞いてますよ。そしてそれを役立てようとしてますよー。それでいいんです。

いや、ホントに役立つことならそれでいい。参考にできることはすればいい。そうじゃなければ、そうじゃないと結果を示して説明すればいいだけのこと。それでだいたい納得してくれるから。

<参考過去記事>
困った人への対処法と、自分が困った人にならない方法。

まずは相手の自己承認欲求を満たしてあげる。認めてほしいというサインを見逃さない。そのサインにちゃんと答えてあげれば、それで話しがこじれることは実はそんなにないんです。

■感情的な反応は感情的な反応を生む

あれこれ言ってくる人に対して、つい感情的になる。こっちはこっちでやってんだ。お前なんかに言われる筋合いないから黙ってろ。否定すんな。批判すんな。

いやまあ気持ちはすごくよくわかる。当事者でもな無関係な第三者から余計な口を挟まれりゃ、そう言いたくなる、もしくは実際にそう言い返してしまうこともある。

が、ちょっと待て。相手は単に自己承認欲求満たしたいだけ。自分のことを認めてほしい。自分のことをたた言いたい主張したい。ただそれだけのこと。まあ無思慮といえばそうかもしれない。それでもあなたに悪意があってのことじゃない。

そんなつまらないことに対して、感情的になってエネルギーかけるのもこれまた無駄。だったら相手の欲求を満たしてあげるくらいの余裕をもったっていいじゃない。

それに、感情的な反応をすれば相手だってそれに反応するものです。「お前はなんだ!」「なんだとはなんだ!」みたいな応酬のスタート。大したことのない話しからエスカレートして、ますます収拾つかなくなるだけのこと。

いくら相手が否定的で批判的な発言をしてきても、脊髄反射でそれに反応しないことですよ。ちょっと一息ついて考えればいいだけのこと。相手は何を求めているのか、と。

その上で、それが建設的だと思えればありがたく受け容れる。単に自己承認欲求満たしたいだけと判断したら、とりあえずそれを満たしてあげればいい。

もちろん冒頭でも言ったように、華麗にスルーできればそれが一番の近道でもあるわけですが、そうもいかない場合には、まずは一息ついて考えればいいだけですよ。

<参考過去記事>
人は思いつきでモノを言う。しかも言いっ放しで覚えてない。だから華麗にスルーでOK!

最終的には目標が明確で、そこにブレがなければ、他人に何を言われようが、そこにどんな批判があろうが、余裕を持って対応できるもんですしね(^。^)y-.。o○

7月までの予定の確定分を更新しました。来月は新潟・大阪でお会いしましょう!

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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