小川健次ブログ -BIG THINK

理想の自分をイメージできれば、自信を持って決断できる。軽率な行動での痛い思いや、チャンスを逃しての後悔をしなくなる。

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理想の自分をイメージできれば、自信を持って決断できる。軽率な行動での痛い思いや、チャンスを逃しての後悔をしなくなる。

■考えすぎも問題で、考えないのもまた問題。

どんなに頭を絞りきって考えたって答えが出ないことでも、実際にちょっとやってみると、すぐにその答えがわかることはある。

その結果の良し悪しは別にして、とにかく少しでも前に動いてみれば、五感を使って感じてみればわかることってのはある。


まあ、さんざん考えて、さんざん不安や恐れを抱いてみて、それでもいざエイヤッとやってみたら、実はそれほど心配することも不安に思うこともなかった。そんな経験の一つや二つも誰にだってあるものですよ。

なので、実のところ頭であれこれ考えるより、とっととエイヤッと行動に移した方が、話しは早いってことは少なくない。

とはいえ、その一方で、ほんの少し頭を使って考えればわかるようなことを、なんでもかんでもノリだけで動いてみる、それっぽい他人の言葉を鵜呑みにして動いてしまう。それは単なる思考停止のアホでしょう。

思考を一歩先まで深めて考えてみる。状況を自分の目で見てみる。情報源を確かめてみる。信頼できる第三者の声に耳を傾けてみる。その労を惜しまなければ、答えはわかるはず。予測もできること。

なのに、そのわずかの労を惜しんで、その場の空気に流される。その場の自分の思い込みにとらわれる。そしてする必要もない痛い思いをするんです。

見えるはずなのに、それすらしないで空気に流されて判断するのは、自分の未来への怠慢そのものですわ。

選択は明確に。そして決断は素早く。これ基本。でもね何も考えないのはちょっと違う。それ選択しているようで流されてるだけ。決断しているようで主体性を放棄しているだけのこと。自分じゃ何もしてないのと同じなんです。

考えすぎもどうかと思いますが、考えなさすぎっても同じようなもの。そのどちらの場合でも結局のところは、自分がどこに向かおうとしているのかが、はっきりしていない。どういう道を歩もうかが決まってない。

考えても結論出ない。そりゃ判断基準がないからですよ。何も考えない。そりゃ何を考えればいいかわからないからでしょう。

パートナー選びにしたって同じことでしょう。自分がどんな道を歩もうか決まっていないから、ロクでもない相手と関係持って痛い思いをしたり、ビッグチャンスな出逢いにまんまと逃げられることになる。

<参考過去記事>
理想の生き方のイメージが、理想のパートナーとの縁を引き寄せる。お互いの価値観を、共有できる人との出逢いを大切にしよう。

自分の進みたい道、自分の目標が決まっていれば、それを基準にすればいいだけ。自分の思考と行動が、自分の望みの結果に近づくのかどうか。その選択で何を得られるのか。それを考え決めればいいだけ。

するとダラダラ無駄に考えることもない。不安や恐れもなくなりますよ。ましてやその場のノリと勢いだけで、流されるようなこともなくなる。必要に応じて考え、必要に応じて行動する。そのバランス感覚が養われる。

■基準は未来の理想の自分のイメージ

進みたい道がはっきりしていれば、そのときはしんどいと思える選択でも、あえてそれを選べる決断ができる。その向こう側の価値あるものに目が向いているから。不安や恐れに打ち克つヤル気が生まれるんです。

進みたい道がはっきりしていないから、なんとなく、そのときの状況や環境、他人の意見に流される。だって自分に基準がないから。もしくは、基準がないから考えるばかりでで不安になる。そして何もできない。

どのような結果であれ、それはその人が心に思い描いたことのアウトプット。思考は現実化する。あなたの人生はあなたが思い描いたとおりになる。

原因は自分の心にある。そして原因とは心で描く未来の自分像。すなわちなりたい自分のイメージ。明確な目標。その原因が結果を生み出す。

ならば結果に納得するためには、自分の選択基準を明確にしておくべきでしょう。そしてその基準に従って思考し行動する。どの選択が自分の望む未来になるのか。自分の目標に近づくか。

コトと次第によって熟慮を求められることもありますよ。その場の即決でいい場合だってたくさんある。そのどちらにしたって、未来のイメージがはっきり描けていれば、基準はブレないでしょ。

それに冒頭でも言ったように、未来のことなんかわからない。ならばどの選択が自分の望むイメージに近ずくのか、理想の自分ならどういう選択をするのかを考えればいい。というよりそれ以外の根拠もそうそうないし。

そうやって考える。そうして決める。だから結果的にうまくいかないことになっても、慌てず冷静に軌道修正ができるんです。向かう方向がわかっていれば、道から外れたときに戻るところもわかるから。

その選択は自分の未来に何をもたらすか。その結果は自分の望みのイメージに近づくものなのか。その基準を見失わなければ、どんな選択でも後悔はしなくなる。

いや、それでもミスって後悔することもある。でも自分の選択だから納得できる。納得できるから修正して次のステップに進めるってものです。

目先の手段方法、目先の損得にのみ固執しないことですよ。最終的に自分がどうなっていたいのか。そこをイメージして思考と行動の基準にすれば、たとえ紆余曲折があったとしても、望みの結果を引き寄せるから。

<参考過去記事>
執着を手放せば、苦しいこともしんどいことも消えてなくなる。手段よりも欲しい結果をイメージすれば、その結果が引き寄せられる。

好むと好まざるとに関わらず、僕たちは常に選択を迫らている。今日のランチを何にしようか、このあと一杯やろうか。転職しようか結婚しようか。小さなことから大きなことまで数えきれないほど、たくさんの選択がある。

その全てとは言わないまでも、自分にとっての分岐点になりそうなことについては、未来の理想の自分を基準にしてみればいい。そのために必要なことは考え、最後はエイヤでいいんです。それだけで結果に後悔しなくなる。

今日のランチを何にするかなんてのは、2秒で決めていいことですがね(^。^)y-.。o○

著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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