小川健次ブログ -BIG THINK

自分で自分を縛らなければ、やりたいことができる。あなたには、自由に選択できる権利がある。

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自分で自分を縛らなければ、やりたいことができる。あなたには、自由に選択できる権利がある。

■選択の権利はあなたにある

生まれた瞬間に、すでに決まってしまうものはある。子どもは親や生まれる場所を選べない。容姿や肉体的な限界も、先天的に決められてしまうもの。

どうにもならないことはある。でもね、だからと言って、生まれた後の出来事についてまで、選択肢が無いかといえばそうじゃない。

そりゃ、明日の天気は決められない。今夜巨人が勝つか阪神が勝つかは、あなたも僕も決められない。あなたの勤める会社の経営方針も、あなたには決められないかもしれない。あなたの選挙区で誰が当選するかも決められないでしょう。どうにもならないことはある。

だとしても、あなたが置かれた状況環境、あなたの今の立場に対する、意味づけと解釈はあなた自身が選択できる。それを否定的に解釈するのか、肯定的な解釈をするのか。それを決めるのは他の誰でもなくて、あなた自身じゃないですか。

さらには、意味づけと解釈に基づいて、どんな行動をするのか。その選択権もあなたにある。このブログや小川健次メールマガジンでもいつも言うように、誰もあなたからその選択権を取り上げていないんです。

なのに、心のどっかで、あなたにはどうにもできない他人のせい。状況環境のせい。あの人がこう言う。状況環境がこうだから。いや、だからそれは、あなたに変えられないんだから、それについてどうこう言っててもどうにもならないでしょ。まったく意味ないでしょ。

おまけに、自分で作ったマイルールに、自分で自分を縛りつける。今まではこうだった。私はこうだから。これまではこうやってきた。いや、だからそれ今は関係ないから。

あのね、あなたに決められないこと、あなたにはどうしようもないことはある。でも、今のあなたに決められることはあるでしょ。過去のあなたのやり方ってのもあるでしょう。でもだからといって、それに縛られる必要性もないでしょ。

テレビがつまんないと文句言ってるなら、チャンネル変えるか、別の面白いことやればいいだけ。職場に問題あるなら改善提案するか、してもダメなだ違う職場に移ればいいだけ。それを誰も止めてない。いや止められたとしても、どうするかの選択は、あなたがすること。

言うまでもないことですがね、その選択の基準は、あなたが設定した明確な目標に対して、距離が縮まるか遠ざかるか。明確な目標を達成するために、プラスになるかマイナスになるか。だから、いつも明確な目標が必要だって言ってるんです。

<参考過去記事>
明確な目標を設定すると、恋愛も仕事もうまくいく。クヨクヨせずに、できることをやれるようになる。

周囲がどうの他人がどうの。今までの自分がどうの。そりゃあなたが勝手に決めたマイル―ル。そんなもんを優先して、選択の権利を放棄しないことですよ。

繰り返しますが、あなたにはどうにもできないことはある。でもね、現実のあなたにとっては、そんな、どうにもできないことよりも、今選択できることのほうが重要でしょう。あなたには決められることがある。それを選択する権利はあなたにある。

■迷うくらいならやればいい

なんとなく、周囲の言葉、状況環境、そして過去の自分の経験に基づいて、こういうときはこうするもの。こんな場合はこうするべきだ。そんなマイルールという幻の鎖に縛られないことですよ。その鎖は幻ですから、幻。もしくは妄想。

そんな妄想や幻に、自分が行動できない原因を求めてもしょうがない。ストレスで苦しくなるだけですよ。だって幻なんだもん。原因もクソも、そもそもそこには何もないんだもん。あなたは自由に選択である。それを自覚できれば、身も心も楽になる。

だからね、あなたが何か新しいことにチャレンジしよう、現状を打破するために、これまでと違うことをやってみよう。そう思いながらも、いまいちそれが行動に移せないときには、状況環境や他人にその原因を求める前に、少し自分を振り返って考えてみる。

1、行動に移せない理由は何なのか。それは客観的事実に基づいて、いつどこで誰がどう見てどう分析しても、行動に移さないことが、正しい選択と言えることなのか。

2、実際に行動に移したことで、あなたが被る不利益は何か。それによって失うものは何なのか。そしてそれは、永久に取り返しのつかないことなのか。もしくは行動に移すことで得られる成果より、価値が低いものなのかどうか。

ということを、冷静になって考えてみればいいんです。するとね、わかりますよ。行動できないことについて、言ってるほど大した理由なんかないから。不安に思っているほど、大した不利益も失うものだってそんなにないでしょ。

結局のところ、なんとなくの想い込みによって出来上がった、マイルールという幻の鎖に縛られてるだけなんです。大した根拠もなく、目の前の問題を否定的に意味づけて解釈し、同じく大した根拠もなく、自分には選択の余地がないと思ってしまう。

誰もあなたから選択の権利を奪ってなんかいませんよ。誰もあなたを縛りつけてもいやしない。自分で自分を縛っているだけ。しかも幻で。

まあ、そもそも、やるかやらないか。そんなこと迷った時点で、そりゃやっても問題ないことなんですけどね。そこにあれこれ、いろんな理由をつけるからややこしくなる。周囲がどうの、他人がどうのじゃなくて、あなたが決められることを決めればいい。

<参考過去記事>
軽い気持ちでも、やってみると意外とできる。クソ真面目でも、考えてるだけなら何もできない。

あなたにはどうにもできないことはある。あなたには決められないこともある。でもね、あなたの日常の中では、ほとんどのことは、あなたが決められる。あなたに選択の権利がある。誰も縛っていないし、押さえつけていない。そう感じるのは幻だから。

やりたいことがあるなら、やればいい。できることは限られているかもしれませんが、それでもまずはやってみればいいんです。だってやっていいんだもん。するとね、最初に思っていたよりも、スムーズに物事が進んでいったりするもんですよ。

【明確な目標を設定するための原理原則】


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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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