小川健次ブログ -BIG THINK

今日自分が死ぬとしても、その選択に後悔はないか。思い込みを変えれば、壁はカンタンに乗り越えられる。

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今日自分が死ぬとしても、その選択に後悔はないか。思い込みを変えれば、壁はカンタンに乗り越えられる。

できない理由のほとんどは思い込み

良くも悪くも人にはそれぞれ事情がある。みんな何かを背負ってる。あなたも僕もあの人も、何かを必ず背負ってる。背負ってる中でできることをやっている。

持って生まれた才能も違うし、生まれ育った環境も人それぞれ。今の職場や家にだってそれぞれの事情がある。

第三者から見れば気楽そうに見える人だって、ハタから見ればうまくやっていそうな人だって、みんなそれぞれいろいろある。実際には隣の芝生を青く見ているだけのこと。ホントは気楽そうなあの人だって何かを背負って生きている。

そして背負っているものの重さも人それぞれ。重いものもあれば軽いものもある、重い人もいれば軽い人もいるでしょう。

とはいえ、その重さを決めてるのは誰かといえば、あなた以外の誰でもない。苦しいこともそうでないことも、できることもできないことも、それ決めてるのは自分自身。他人はもちろん状況環境がそう決めてるのではなく、あなたの心がその重さを決めているだけのこと。

僕のこのブログをはじめ、毎朝無料で配信している小川健次メールマガジンや、LINEのメッセージにしたって、書いたりアップしたり配信したりということが、重いといえば重いし、軽いといえば軽い。それも心のありよう一つですよ。

それがホントに重いか軽いか。ホントにできるかできないか。客観的かつ物理的な事実として、ハナっから決まっていることなんて、そうそうありませんよ。自分自身の主観でそう感じているだけのこと。自分の心がそう感じているだけのこと。

だからね、無理、できない、そう思うことでも、一歩引いたところから冷静になって、何がなんでも絶対にどう考えたってできないことなのか。ホントのホントに客観的かつ物理的な事実として、重いことなのか。と考えてみればいい。すると意外と不可能じゃないこともある。

そりゃね、いろいろ事情があるのはわかる。それなりに背負うことがあるってのもわかりますって。こら眉毛! あんたは私の事情なんかわからないでしょ! と、このイケメンボーイ様を罵倒したくなる気持ちもわからなくはない。

でもね、ちゃんとよーく冷静になって客観的事実から、論理的に考えてみることですよ。ホントはどうにかしようと思えばどうにかできることでしょ。やってやれないこともないことでしょ。何となくそのほうが無難だし、波風立たなそうだから。そんな風に考えて、とりあえず、できないって言ってるだけでしょ。

だったら、あなたが心のどこかで、できないと思っているその理由は、絶対に手放すことができないことなのか。あなたが今日死ぬとしても、抱え続けたまま死んでいかなきゃいけないほど、絶対に死守すべきことなのか。

うわべだけの付き合いの友人、会社の同僚の顔色、あなたのプライド、NOと言われたくない思い、目先のお金…。なんでもいいですよ。それらが、あなたが自分の手に入れたいものより大切で、死んでも守るべきものなら、それを理由に、他の可能性をあきらめたっていいでしょう。

でも結局、そんなところに執着したところで、むしろ失うもののほうが大きくなるもんですよ。自分で自分に足かせつけて、自分で動けない理由を、声高に叫んでいるだけの一人相撲でしょ。

<参考過去記事>
執着を手放すと、大切な人に愛される。引き寄せの法則は、〇〇によって発動する。

もちろん、ホントのホントに、あなたが失えなえないと思うもの、何が何でも譲れないことなのであれば、それは大事にすればいいだけのこと。でも、そうでもないのに、無駄に抱え込んで執着し、それらが自分ができない理由だ。とピーピー泣いてるだけなら、んなモンとっとと手放しちまえ。

死ぬまで抱え続ける価値があるかどうか

人には色んな事情がある。やりたくてもできないことは確かにありますよ。でもね、ホントのホントはできない理由、動けない理由なんて言ってるほどないんです。あるのはあなたの心が作った幻でしかない。

それら、あなたが背負っていると思うものを、もし捨てたとしたら、あなたがどれだけの不利益を被ることになるのか。自分が今日死ぬとしても、そのしがらみを抱き続ける覚悟があるのか。

背負っているものを手放すことで、絶対に失ってはいけないものを失うことになる。それこそ救いがたいほどの不利益被る。それが確定的なことであるならば、別に断つ必要も手放す必要もないですよ。当たり前ですが、そこは大人の損得勘定すればいいだけのこと。

考えるべき基準は単純なんです。今日自分が死ぬとわかっても、それは抱え続けなければいけないほど重要なことか。自分が死ぬときでさえ、手を放すことができないほどの重さなのかってことですよ。

今 日 自 分 が 死 ぬ と し て も 、 そ の 選 択 に 後 悔 は な い か 。

想いを伝えたい相手。想いを伝えて自分が傷つくのは嫌。変に波風立てたくない。でも今日あなたが死ぬとしたら、そうしている自分に納得できるのかどうか。あの人に感謝の想いを伝えたい。でも恥ずかしいし、照れくさい。でも今日あなたが死ぬとしたら、それ黙ってて納得できるのか。

チャレンジしてみたいこと。でも今までやったことなくて不安。失敗するのが怖い。仲間から白い目で見られるかもしれないし、周囲から笑われるかもしれない。あの人の顔もたてられなくなってしまうのは嫌。でも今日あなたが死ぬとしたら、そうしている自分に納得できるのかどうか。

あれやこれやの事情も、背負っている何かも、自分が死ぬときにさえ抱えていなければいけないほどのことなのか。それで後悔しないのか。その選択に自分で納得できるのか。今日自分が死ぬとしたらそれでいいのか。

別に人それぞれが持っている事情や、背負っているものを軽んじるつもりはありませんがね。世間には、想像を絶するような逆境の中でさえ、力を尽くして頑張っている人だっているでしょう。そういうことに照らし合わせてみれば、軽々しく手放せなんて言うのは、ナンセンスかもしれない。

だとしても、これまでしがらみだと思っていることを、その命、自らの人生をかけてまで守りたいか。守る価値があるかどうかという基準で考えてみれば、動くべきなのか、ジッとしとけばいいかの選択の基準になる。

大した付き合いでもないんだけど、なんとなくこれまでの関係もあるし、その相手に嫌な顔されると凹むなあ。だったら一応付き合っておくか。って、もし今日死ぬとしたら、その選択で納得しますか?ってことですよ。

仕事はつまらないしやりたくない。でもホントにやりたい仕事は大変そうだし。何となくこれでいっか。そのうち何かいいことあるかも。って、もし今日死ぬとしたら、その選択で後悔は無いですか?ってことですよ。

少し過去を振り返ってみればいい。人間関係にしろ、仕事にしろ、小さなプライドなんかだって、大事だと思っていたものを断ち切ったとき、実は最初に考えていたほど影響無かった。そんな経験の一つや二つあるでしょう。懸念は、すべて杞憂にしかすぎなかったなんてこともあるでしょう、

あれやこれやの事情や背負っているものの重さのせいで、超えられないと思っている壁の多くは、実のところ単なる妄想なんです。思い込みを変えれば壁は消えてなくなる。

だったらそれらのうち、命に替えてまで守る必要のないものは、とっとと手放してしまえばいいんです。それが自分一人だと、視界が狭まってしまって、よくわかならい。何を手放せばいいのか判断着かない。なら、第三者視点を入れて、より客観的に考えてみたっていいんです。

<参考過去記事>
気持ちを切り替える方法は、自分の外側にある。悩みも問題も、違う視点を入れれば解決できる。

あれやこれやの事情、背負っているもの。その複雑さも重さも、すべては自分の思い込み。自分で決めているだけなんです。前に進もうとイメージでアクセル踏みながら、ブレーキ踏んでてもそのうちくたびれて壊れるだけですよ。

ならば自分が今日死ぬとしても、それは守るべきことなのか。それを抱え続けるべきことなのか。そんな基準で考えてみれば、アクセルの踏みどきと、ブレーキの踏みどきがおのずとわかるってもんでしょうな(^。^)y-.。o○

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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