愛する人から愛されるためには、すべての人に愛されようとしないこと。
愛されない覚悟が、愛する人から愛される
すべての人に愛されるなんて無理。すべての人に嫌われないようにするのも無理。どんなに品行方正で人格者であったとしても、その人のことを嫌いな人は必ずいる。
合理的な理由云々なんて関係ない。単純に好き嫌い、相性、生理的に合う合わないの問題なので、これはもうしゃあない。
人には好き嫌いがある。ニンジン好きな人もいれば、嫌いな人もいる。眉毛のイケメンボーイを死ぬほど好きな、あなたのような変わった人もいるけれど、この眉毛野郎ウザい死ね。と思う人もいる。
その好き嫌いを理屈でどうこう説明しようとしても、無理よ。だって好きなんだもん。そして嫌いなんだもん。
僕が毎朝無料で配信している小川健次メールマガジンや、ＬＩＮＥのメッセージ、そしてYouTubeの動画についても、観たり読んだりして、愉快に思う人もいれば不愉快に思う人もいる。世の常人の常。
あなたのことを好きで愛してくれる人はたくさんいる。でもその一方で、あなたのことを嫌いな人もいる。あなたと合わない人もいる。
にも関わらず、あなたのことを嫌いな人や、あなたと合わない人たちの顔色うかがって、ご機嫌とって、嫌われないように、好かれるようにしたところで、そりゃ無駄な労力。だって嫌われてるんだもん。合わないんだもん。
逆の立場で考えてみればいい。あなたが苦手とする、嫌いと思う人がいる。その人があなたの前ではご機嫌とって、あなたに気に入られようとしたところで、その人のこと好きになるか？ ならないでしょ。そりゃ無理ってもんよ。
気を遣ってくれてることにありがたいと、少しくらいは思うかもしれない。でも好きと言えるまでになるか、と問われれば、そりゃ無理よ。でもそれれでいい。人間誰でも好き嫌いはあるし、合う合わないはある。あなたにも僕にもあの人にも好き嫌いはある。
なのに、つい八方美人になろうとする。あちらにも、こちらにもいい顔して、皆から愛されようとする。無駄よ。そうしたところで愛されない。むしろ、さらに批判的かつ、否定的な目で見られるようになるだけ。そしてそれが怖くて、ますます八方美人に拍車がかかる。
おまけに、身近で大切な人、すでに愛してくれている人の言葉にも神経質になる。いちいち深い意味を見出そうとしたり、無駄にLINEでご機嫌とろうとして、まわりくどい言い方するから余計にギクシャクする。そうして、どんどん都合のいい女になっていく。
＜参考関連記事＞
都合のいい女扱いをされる、本当の理由。不倫も苦しいだけの関係も、やめられる。
そもそも、嫌っている人に好かれようと、本来のあなたの姿を曲げれば、それはあなたじゃなくなる。今まであなたのことを愛してくれていた人も、あなたのことを愛さなくなる。
そうして焦って慌てて執着しているうちに、大切に思っていた人たちも、あなたからどんどん離れていく。ってなんだそりゃ。それじゃ本末転倒もいいところでしょう。
すべての人に愛されなくても困らない
一応言っておくが。人から嫌われることを良しとするわけじゃない。自然体で嫌われないならそれが一番いいに決まってる。でも現実にはそうはならない。どんな聖人君子だろうが、成功者だろうが、どっかの誰かは嫌ってる。そんなもん。
だから、あなたに対して否定的な感情を持っている人がいても不思議じゃない。あなたが誰かに否定的な感情を持っていても問題ない。だから、それについてあれこれ考えたり悩む必要なんかない。
そしてあなたのことを否定的に思っている人、あなたが否定的に思っている人に対して、ご機嫌とろうとか、愛されようなんて考える必要もない。だってそりゃ合わない人なんだからしょうがない。
なのに八方美人になって、あちらこちらにいい顔しようとするから、主体性がなくなる。自分がやるべきことが見えなくなる。周囲から批判的かつ否定的な目で見られることばかり恐れるようになる。
そもそも、あなたにとって重要なことは何か。もっとも価値あることは何なのか。そこをはっきりさせておくことよ。
衝突を恐れたり、誰かからの否定や批判を避けることが、あなたにとって価値あることなのか。それとも周囲を気にすることなく、本当に大切な人を愛し、その人から愛されることが、あなたにとって価値あることなのか。どちらがあなたにとって理想的なのか。
わざわざ人に嫌われる必要もないし、わざわざ人を嫌う必要だってない。でもね、あなたのことを嫌いな人はいる。そういう事実を踏まえて、無理かつ必要もないのに、そういう人に合わせようとしないこと、愛されようとしないことよ。失うばかりで得るものないから。
ただ何となく嫌われることを恐れる。愛されようとする。あれもこれも。あの人にもこの人にも。そんな姿勢でいるから、本来の自分が見えなくなる。皆に愛されようとして、結局誰からも愛されなくなる。
それにね、他人の顔色うかがって、あなた自身が何もできなくなるのも困るでしょ。そうして、自分で自分を枠に押し込めて、苦しくなるなら、僕の個別セッションにきて自分の心を一度整理してみることよ。
＜参考関連記事＞
小川健次個別コンサルティング／初回体験セッション受付中
愛する人から愛されたいなら、すべての人に愛されようとしないことよ。あなたを愛してくれない人がいたって、それはあなたの人間性や、能力が否定されているからじゃない。ただ合わないだけ。大した影響もない。
今のあなたを愛してくれる人がいる。今のあなたが愛している人がいる。それでいい。それ以上を求めて、他人の顔色をうかがう必要もない。そうして、あなたが本来の自分でいれば、あなたに注がれる愛が絶えることもないってことっすな(^。^)y-.。o○