受け入れるから自信が宿る。受け容れないから自信がつかない。
■習慣からは簡単に脱却できない
自信をつけるのに一番てっとり早い方法は、自信になるような結果を出すこと。そしてその結果を継続して積み重ねること。
と、言ってしまうと当たり前すぎて、それこそミもフタもない。
なので自信についてもうちょっと入り口のところから考えてみる。
考えてみれば、自信をつける方法というテーマについては、潜在意識やイメージの話しからのアプローチという点ではもちろんのこと、それ以外の小手先テクニックも含めてホントいろいろありますわ。
とはいえ、それらの前提になるのは、この記事のタイトルどおり、まず今の自分を受け容れること。
できることはできる。できないことはできない。
わかることはわかる。わからないことはわからない。
自信の無さを感じる人は往々にして、「こうあるべき」と思う自分になっていないから、自信を見失うんです。
でもその乖離を気にしたところでしょうがない。
だって「こうあるべき」という自分になっていないのが現実なんだから。
重要なのは「こうあるべき」自分になっていないことを責めるのではなく、「こうあろうとしている」自分を認めてあげることですよ。
そうなっているかどうかは横に置いておいて、まずは前進しようとしている自分を認めてあげる。
できていないことは事実として受け容れる。でもそれができるように前進している。
それでいいじゃないですか。それを自分で認めることができると、仮に他人に何か言われても気にならない。
前進する速度が遅かったとしたって、遅いのはしょうがない。それは受け容れる。同時に、それを早めようとしている自分を認めてあげることですよ。
もちろん、前進がどの程度のものか、速度がどの程度のものか、そしてそれをどの程度改善しようとしているかの客観的な評価は自分でもするべき。
そうじゃなきゃ単なる現実逃避の自己憐憫に陥る危険も否めませんから。
■客観的にやってることがわかる指標
再度言っておくと、できないからしょうがない。という開き直りだけでは何も生まれないし、結局何も起こらずそのまま終わり。
あくまでも前進しようとしている自分がいるというのが、この話しの前提条件。
そして前進するには客観的な指標を必ず用いることです。
頑張ろうとしている。ヤル気を維持する。諦めないようにする・・・
みたいな曖昧で主観的な感情論や精神論はどうでもいい。
具体的に何をどこまでやるのか。客観的な数値として評価できること。誰がどうみても、前進したかどうかの判断ができるような指標を定めておくことです。
それが大きいか小さいかは関係ない。ただ自分が決めたことをやる。
もちろん自分が決めたことだから必ずやるべき。でもやっても結果が出ないこともあるかもしれない。それでもやるんです。
そこで、結果が出れば結果の出た自分を認める。でも結果が出なくても卑屈にならずやり切った自分を認めてあげる。それが自信になる。
それに結果に至るまでの経験が、自分を必ず成長させてくれるもんです。
参考過去記事
失敗を回避するスキルよりも、失敗から立ち直るスキルを磨けば問題は解決する
つまりは何もしなけりゃ自信もクソもない。一時的に勘違いの自信をつける方法もありますが、そんなもんは結局のところ砂上の楼閣。ちょっと波が押し寄せれば消えてなくなる。
だからまずは、やること決めてやる。それも今すぐ。そしてやってる自分を認める。その繰り返しが自信になるし、それ以外に本当の意味での自信は身に付きませんわな(^。^)y-.。o○
自信をつけるための指標の設定方法はこちらで
↓
■この週末は札幌へ。全国セミナー・講演会開催予定(小川担当分)
https://ogawakenji.com/seminar