小川健次ブログ -BIG THINK

もっと気楽に考えてみれば、今すぐ決断しなくていいこともある。目標を達成しているイメージを描ければ、正しい選択肢がわかる。

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もっと気楽に考えてみれば、今すぐ決断しなくていいこともある。目標を達成しているイメージを描ければ、正しい選択肢がわかる。

■今すぐ決めなくてもいいことはある。

あれこれ気にせず、スパっと決めてしまえることばっかりならは、話しはずいぶん簡単になる。

とはいえ、物事その全部を黒か白かで色分けできるものでもない。それに、状況環境次第では白黒はっきりさせないほうがいい場合もある。

状況環境見極めて、今の時点では決めないで曖昧にしといたほうがいいこともそりゃありますよ。はっきりしてても口にしないほうがいい場合だってあるでしょう。関西の居酒屋で巨人ファンだと言えば、道頓堀川に沈められるだけのこと。だからそういうときは何も言わない。

ちなみにベイスターズファンだと言うと、全国どこででも憐みの目で見られるのは何故なのか。

決断は素早く。行動は今すぐ。これ基本。何も決めず、何も言わず、そして何もしないで、ただボーっとした時間のみを過ごしたところで、そこからは何も生まれないし、何も起こらない。

でもね、現実には確かに今すぐは何もしないほうがいいこともあるでしょう。その場は黙って口を閉じたほうがメリット大きいこともある。決めないほうがいいことだってあるんです。あと一日待てば答えはわかることならば、そこで無理せず明日まで待てばいいだけのこと。

それに、黒か白かで決められないことだってある。それを無理して決めるより、グレーという第三の選択だってあるんです。

何が自分にとって優先事項で、どの手段が目標への最短距離か。基準をそこに置けばいいだけの。今すぐ決めるべきこと、今すぐ決めたほうがいいことを、単なる優柔不断で先延ばしにするなら時間の無駄。でも明確な意図と意味があって先送りにする、曖昧にするならそれも一つの選択。

状況環境は不変じゃない。それこそ刻一刻と変わるもの。すぐに決めるのが最適な瞬間もあれば、その瞬間を逃した以上、少し間を開けたほうがいいことだってありますよ。

大事なことは、それを自ら意思で主体的にそうしているかどうか。単に流されているだけだったり、不安や恐怖に負けてしまっているだけなら、今決めようが、先送りしてから決めようが同じこと。

すぐに決めないことが問題じゃない。先送りすることが悪いんじゃない。先送りにしても意味のないことを今決めないことが問題で、先に送ればいいものを、今流されて決めることが悪いんです

選択の権利は自分にある。というより自分にしかない。今決めようが先送りしようが、曖昧にしようが、自分にとって最善と思われる選択を、自由に自分の意思ですればいいんです。

<参考過去記事>
やりたいことはやればいい。欲しいものは手に入れればいい。心のブレーキから足を離せば、行きたいところに自由に行ける。

今決める、今すぐ決めない、灰色にしとく。その分別は、あくまでも自分で設定した明確な目標に近づくかどうか。自分にとって価値ある結果に結び付くかどうか。白黒つけなきゃいけないルールなんてない。決めるべきは決め、先送りすべきとこは先送りし、曖昧にしとくべきは曖昧にしとく。

だから、そこはあまり肩肘張って考えなくてもいいじゃないですか。眉間にシワ寄せて考え込むことじゃない。決めるのも選択。先送りも選択。棚上げも選択。どれが自分にとって一番有益かなんだから。

■何を基準に選択しているのか。

何でもかんでも0か100かじゃないでしょう。白か黒かで決まるものでもない。0と100の間には他に99もの選択肢がある。灰色だって、濃い灰色から薄い灰色までいろいろある。正義も人の数だけあるもんです。

その人に嫌いな要素があったとしても、別のある要素については好きだし尊敬できる。一部が嫌いだからと言って、切って捨てれば人間関係なんて継続できない。好きなところと、そうでないところが同居した、その人全体を評価できるから、関係を継続できる。

その仕事に苦手な要素があったとしても、別のある要素については楽しいし、前向きに取り組める。一部が苦手だからと言って、とっとと辞めてればハローワーク通いが止まらない。楽しいことと、苦手なことが共存しつつ、納得できる範囲の給与を得られるから、継続できるというもの。

これが嫌いだ。あれ苦手。だから素早く決断してさようなら。って、それは先のことを何も考えてないだけでしょ。その場のそのときの感情や、目先の損得に流されてるだけ。

単なる中途半端の行き当たりばったりからは、何も生まれないんです。これといった主体性もなく、先を見越して今取るべき選択をしているわけでもなければ、たださまようだけですよ。いろいろやってはいるけども、どれもこれも空回り。

良いか悪いかに関係なく、僕たちの日常には矛盾ばっかりですよ。好きだけど嫌い。善人だけど悪人。高いけど安い。そんなことが溢れてる。その中でいちいち目先の損得、その場の状況や環境、それこそ気分なんかに流されてりゃ、目的地なんかには永遠つかない。

今の選択が自分のどんな未来に近づくのか。どの選択が自分の行きたい場所への最短距離なのか。目先の損得好き嫌いではなく、もっと先の未来を基準に考えれば、おのずと最適解がわかるはず。

だからこそ明確な目標の設定が大事なんです。自分が行きたい場所がわかっていて、そこへの最短距離を基準に考えれば、今の自分とるべき選択がわかるから。

目先の損得にとらわれたいきあたりばったりや、中途半端で物事を投げ出すことは、決断じゃない。ただ決めるのを恐れて問題を先延ばしにするのは、単なる優柔不断。

バッサリと切って捨てればいいってもんじゃないし、ただ先送りにして考えればいいものでもない。いつも灰色で済むことだってないですよ。その場そのときに応じて選択をする。その選択の基準は、設定した目標を達成している自分自身のイメージですよ。

<参考過去記事>
復縁も結婚も、イメージの力でうまくいかせる方法。苦しいときも、イメージするから乗り越えられる。

すぐに決断しなくてもいいんです。曖昧にしといたほうがうまくいくことだってありますよ。明日になれば答えが出ることは明日まで待てばいいんです。でも、どの選択であれ、結果的に自分にとっての価値を生み出してなければ意味がない。目標から遠ざかるようなら本末転倒。

まあそういう意味でも、明確な目標ってのは、自分の思考と行動の指針であると同時に、選択の基準になる。言ってみればこれもまた決断。あんま気楽でもないか(^。^)y-.。o○

著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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