図解あり/自分のことは自分が一番知らない。第三の目を持てば自分も気付かなかった魅力が引き出される。
■あなたのことを客観的に評価してくれる人
一流のスポーツ選手には一流のコーチがいることが多く、一流のアーティストには一流のプロデューサーがいることが多い。
要するに、相応の結果を出している人には、相応の結果を出せるパートナーがいる。
どんなに優れた技能を持っていたとしても、自分自身ではよくわからない。まあ他人と比べてどうかという相対的な評価はできるでしょうが、絶対値としてどうなのかはいまいち判別しようがない。
もっと良くなる可能性があっても、自分はここまで、そう決めてしまえばそこで終わり。違う方法を選択すれば、もっとうまくいくのに、自分の選択肢はこれだけ、そう決めてしまえばそれで終わり。
いつもなら、もっとうまくやれるはず。でも何で結果が出ないかわからない。わからないけど調子悪いってことでまぁいっか。それで終われば次も同じことの繰り返し。
ということにならないように、相応の結果を残す人というのは、自分の問題点を客観的な視点を交えて共に考え、どうすればもっと良くなるかの答えへと導いてもらうために、信頼できるパートナーを持っている。
つまり第三の目。
ちなみに第三の目と言っても
とか
のことじゃありません。
自分自身と自分が直面している課題や問題。それは身近な人間関係のことかもしれないし、交渉相手、勝負相手との関係かもしれない。もしくは仕事のことかもしれない。
それらをさらに俯瞰でみることができる視点に立っている人という意味。
まあそれこそ冒頭にも書いたような、トレーナーやコーチという類の人の立ち位置ですわな。
というわけで西新宿のピサロとも称される、印象派色霊アーティストとして、今日は愛情たっぷりの色つき図解で示すとこんな感じかした。
別にコーチやトレーナーを雇えということじゃない。それができればそうすればいい。ただそういう視点を持ってくれる仲間を持つと良いということ。
つまりは、自分のことを理解していてくれて、強さを見つけてくれる信頼できる相手との関わりを持つということでしょう。
<参考過去記事>
図解あり/弱さを指摘する人より、強さを見つけてくれる人が信頼される
単なる批判や、言いっ放しの無責任の意見ではなく、あなたを理解し、あなたが自分でまだ気付いていないあなた自身のことについて指摘してくれる人。
近すぎれば言いずらいし耳を傾けずらい。遠すぎれば説得力がない。お互いにとっての適切な距離感の中で本音レベルで建設的な意見を言ってくれる関係ですわな。
■心を開けば第三の目が見つかる
人から言われてみて初めて、あ、俺ってこういう才能あったのね。あ、私ってこういう服装するともっと魅力的になるのね。という経験の一つや二つは誰にでもあるでしょう。
好きこそものの上手なれ。とは言うものの、好きでやりたいことと、得意で才能あることが違うこともある。それが自分でわかることもあるし、第三の目に指摘されてわかることがある。
特に夢中になっていて、視野が狭くなっているときや、悩みが袋小路に入ってしまって出口がまるで見つからなくなっているときに、第三の目からの指摘が突破口になることもある。
だからといって、無責任な他人の意見に右往左往するということではない。あくまでも生産的で建設的、そして具体的で納得感がある指摘であれば耳を貸せばいい。
まあそれよりも、無責任な第三者ではなくて、一蓮托生で、ともに責任を負う立場になれる関係性が一番いいんですがね。それなら、たとえ限定的であったとしてもお互いに信頼が芽生える。というより信頼し合わなければうまくいかない。
じゃあ、そういう第三の目を持ってくる人とどう出逢うか。
それは一つには行動によっていろいろな人に逢ってみるということ。いろいろなタイプの人に逢ってみないとわかりませんから。
そしてもう一つは、それが身近な人でも、自分の心をちゃんと開いて受け容れる姿勢があることを示すことですよ。
相手の声に真摯に耳を傾けられる。その場の好き嫌いではなく、求めている成果への近道を冷静に考えることができる。そして受け身であるだけでなく、主体性も失わない。
そういう心構えを持つことが出来れば、あなたにとって大切な第三の目を持った人は必ず見つかるはず。
<参考過去記事>
図解あり/心を開いて受け容れるつもりがあるなら示せばいい。示せば相互理解が深まる。信頼関係も強固になる。
優秀な第三の目(コーチ/カウンセラー)をパートナーとして持っている人というのは、皆共通してそれらの心構えがごく普通に身に付いているもの。
自分のことを自分以外でよく知る人の声に、心を開いて耳を傾けてみるだけで、悩んでいた問題の答えがあっさり見つかったりしますしね(^。^)y-.。o○