図解あり/初対面の相手からの第一印象は気にするだけ無駄。自然体の自分でいたほうが、縁も広がりチャンスも増える。
■化粧はどうせ落ちる
第一印象は良いほうがいいに決まってる。その時点での印象がその後のコミュニケーションの内容を左右することが往々にして多いから。
あまりにも第一印象が悪くて、初対面の時点で心にシャッター下ろされてしまえばその場でジエンド。さようなら。
だから初対面の相手との面会時には、できるだけ良い第一印象を持ってもらいたい。そう思うのは誰であろうと当たり前。それに、相手に不快な思いを持たせたくないし、むしろお互いが心地よく会いたい。そのためのもてなしの心としても第一印象は大事といえば大事。
でも、だということはつまり、逆に考えれば誰もが気を使うのは最初だけ。自分を良く見せるためにエネルギーを使うのは、最初の頃だけのこととも言える。
出会った頃はあんなに上品で優しかったのに、今じゃ何やるにしても下品だし、私に対しても暴言の数々。一体これはどういうことよ。
出会った頃は有能そうなビジネスマンだったのに、今じゃ時間を守らないわ納期も守らないわで、まるで信用できなくなった。一体これはどういうことだ。
どういうこともこういうこともないでしょう。元からそういう人だったということだから。最初はエネルギーを費やして仮面をかぶっていたのが、面倒くさくなって仮面をつけなくなっただけのことですよ。いわゆる釣った魚に餌やらないみたいなもんか。
つまりは第一印象なんてそれこそ最初だけ。化けの皮はすぐはがれる。すぐはがれる化粧しながら、あーでもないこーでもないと言ってるだけ無駄ですよ。
まあその場そのときその瞬間のみの一度だけ、その後未来永劫会う機会なんかないだろうと思うような相手であれば、それこそその場勝負でもいいんでしょう。
でも一方で、いずれはがれる仮面をどうかぶろうかを考える。普段と違う自分をその場そのときだけ演じようとするから、無駄に緊張するしギクシャクするんです。
<参考過去記事>
演技はいらない。自然に話せば自然に伝わる。
ときと場合にはよりますが、やはり自然体であることが一番でしょう。
■自然体でいることのメリット
なぜ人前で話すときや、初対面の人に会うときに緊張するのか。そりゃ上でも言ったように即席で不慣れなことをしようとするからですよ。普段と違う自分を見せようとするからなんです。
そういう意味ではミもフタもない言い方をすると、結局は日ごろの心がけ。日ごろからどう見られたって印象良い振る舞いをしていれば、自然と初対面の人にも好印象を与えられるのは当たり前。それこそ演技不要。
それともう一つ。仮にその場で好印象を抱いてもらえなかったとしても、挽回は必ずできるということ。第一印象でアレな感じに思われても、しばらくすれば別の角度からの印象持ってもらえることはある。
あなただって経験あるでしょう。最初はネガティブな印象だった相手でも、少し話してみたら印象変わったなんて経験が。
このクソ生意気な眉毛野郎がぁ。なんて最初は思ってたのに、実際に会って話してみると、実にハートウォーミングかつ癒し系の超絶イケメンな人だったなんて経験だってあるでしょう。
なので初対面での印象について、あれこれ考えすぎないことですよ。その瞬間どう思われようが、ホントの自分の姿に自信を持ってりゃいんです。それを少しずつでも出していければ相手の印象はちゃんと変わっていきますから。
それでもあまりにヒドけりゃ、それこそいきなりシャッター降ろされてさようならになるので、あくまで常識の範囲でという意味で。
まあそれに、あまりに冒頭の印象良すぎると、変に期待値が高くなるだけで、逆に面倒が多くなることもある。いろいろな意味で。
<参考過去記事>
図解あり/結果を出しているのに評価されない人と、結果が伴わなくても評価される人の違い
他人からの印象ばかりを気にしたところで、逆にギクシャクして印象悪くなるし、それでますますギクシャクする悪循環に陥るだけ。おまけにこれといって得られるメリットも中長期的にあまりない。
だったら、そんな細かいことをあれこれ考えるより、自然体でいろいろな人に数多く出逢ったほうが、縁も広がるしチャンスも増える。おまけに余計なストレスもなくなるってことでしょうな(^。^)y-.。o○
ホントの自分の姿に自信を持つには。
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