見切り発車のほうがゴールに早く近づく。条件が全部整うのを待っているとゴールは遠のく。
■目的は条件を整えること？
条件が整うのを待っていたところで、条件が整うことなんて現実にはほとんど無いでしょう。
金があったらあれやるのに。時間があったらこれやるのに。誰かが助けてくれたらそうするのに。そんな条件整うことなんてほとんどない。
ちょっと考えてみればいいんです。世の中で結果を残してきている人ってのは、お金があったからそれやったのか。時間があったからやったのか。誰かが助けてくれたからそうできたのか。
もちろん、そのプロセスの中で条件整えていくことはあるでしょう。でもスタート時点でその条件のすべてが揃っていたかといえば、そんなことはないはずです。
相応の準備と計画がはあったでしょう。それでも最後は見切り発車しているんです。なぜならすべての状況環境が整うことなんて現実にはほとんど無いから。
仮にすべての状況環境整うことがあったとしても、その低い可能性のために貴重すぎる時間を浪費するほうが遥かにリスクが大きいからですよ。
だって早々に動いて早々に失敗すれば、やり直しなんかまたできる。さんざん時間かけてやっと準備が整ったと思ったら、すでに失敗が許されない年齢に差し掛かる。すると今度はそのをリスクを恐れるから、せっかく整った準備も結局放棄。
なんだかんで、最後にはこれまでのことは一体何だったんだ？なんてことにもなりかねない。
結局手段と目的がいつの間にか逆転していまってるんです。条件整えるのが目的になってて、それを整えることばかりに力を注いでいて実は前に進んでない。
＜参考過去記事＞
図解あり／結果にこだわって自分の世界を拡げよう。手段にのみこだわると疲れるだけで泣きたくなる。
まずは自分にとって重要なことは、条件を整えることなのか、それよりももっと先にある何かを手に入れることなのかをはっきりさせることですよ。
■どこかで決めるから動き出す
一方で、何のアテも計画もなく、ただのノリと勢いというのもある。まあそれも何もせずにいるよりはいいんでしょうが、せめて最低限の準備と計画くらいはあったほうがいい。
ノリと勢いだけじゃ自販機で飲料買えない。お金を入れなきゃ祈ったところで何も出てきやしませんよ。まあ自販機の前で祈ってれば、通りがかった人が、憐れんで代わりに買ってくれるかもしれませんが、それはちょっと違う話しでしょ。
最低限の準備といえば、もちろん明確な目標と、それを達成しているイメージ。そして最低限自力で行動できるお金くらいでしょう。
あとはそこから逆算した行動計画に基づいて、直近の自分が何をすればいいかを把握しておくこと。
そしたらとにかく動き始めることですよ。そこであれこれ言っててもはじまらないから。待ってても祈ってても空から何も降ってきませんから。
待ってれば条件整うことが確定しているなら、それこそ待てばいいんです。ただ根拠薄弱な期待のみを理由に、行動しない言い訳を自分自身にしているのなら、それこそ時間の浪費以外の何ものでもないでしょう。
だから最後はどっかでエイっや！と決めて動くしかないんです。
＜参考過去記事＞
図解あり／決断するから夢を実現するヤル気が生まれる。決断するから他人の意見に惑わされない強い心が培われる。
だって待ってたところで条件なんか整わないんだもん。それだったらあれこれ考えずにできることをまずやること。止まっていないで動くことでしょう。
誰だってこれまで何かを成し遂げたことがある。それを振り返ってみればいいんです。そのとき、すべての条件が整ってから動きだしのか。それとも準備が整わずとも動き出したのか。
目先に小さなリスクにばかり目を奪われてしまっていると、最終的には時間というもっと大きなものを奪われることもある。そのどちらがいいのか個人の価値観の問題。
それでも動けば「経験値」が積み上がり、それは失うことのない財産になる。一方で何もしなけりゃ何もつみあがらないということだけは間違いありませんな(^。^)y-.。o○
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