小川健次ブログ -BIG THINK

ありがとうと感謝の心を言葉と態度で示してみよう。すべてが満ち足りた気分になり物事がうまく進みだす。

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素直に思いを伝えればお互いが幸せになれる。意地の張りどころを間違えるから、ただ苦しいだけになる。

■なぜ思いが伝わらないのか。

どれほど相手のためを思っても伝わらないことはある。言葉や態度で示してみても、それがいまいちわかってもらえないことはある。

伝え方は態度の示し方に問題があるのかもしれない。でもちょっと待て。その前に自分の心がどこに向かっているかを考えてみる。


心のどこかで打算が働いていないかどうか。この関わりの結果、何かしら具体的な利益が得たいなあと、思って力を使っていないかどうか。

実のところそれって、相手のためじゃなくて自分のため。相手にどうなってほしい、そのために相手に力を使いたいじゃなく、自分が得したい。自分が満たされたい。ただそれだけのこと。

言葉にしたって同じこと。それホントに相手のために言っているんじゃなくて、それ言いたいだけやろ。言ってるお前が満たされたいだけやろ。みたいな。

そういう空気って伝わるものです。だから相手にしてみれば、そんな自己満足に付き合おうとは思わない。付き合う義理くらいはあるかもしれないが、付き合う道理はないってもんでしょ。

ホントに心から相手のためを思うなら、自分を基準に考えないことです。それで自分が満たされるかどうか。自分に得があるかどうか。関係ない。基準は相手。相手が満たされるかどうか。相手に得があるか。ただそれだけ。

余計な色気を出して、こうするとこの人はこうしてくれるだろう。だからちょっと力になってやるか。そんな打算で付き合いたい人はいませんよ。

だから結果的に期待に対する見返りも少ない。期待した分落胆も大きくなる。それがストレスになる。あの人のためにこれだけやったのに報われない。救われない。私はなんて不幸な人なかしら。

いや、それあんた自分でそうしただけだから。

<参考過去記事>
好きになってもらう前提条件は、まず好きになること。ただしあくまで前提条件。

もちろんビジネスなど打算が必要なときもある。別にボランティアでやってるわけじゃないんだから、相応の見返りを期待しないと成立しないこともある。

相手の基準で考える。相手の視点で考える。ナポレオン・ヒルも言う黄金律ですよ。自分がしてほしいと思うことを、まずは自分が他人にそうしてあげること。そこに見返りは求めない期待しない。

■まず伝えるべき、示すべきは感謝。

まあ見返りを期待しないと言っても、簡単ではありませんわな。いくら大切な相手だとしたって、こっちだって聖人君子じゃない、心のどこかで期待感はあるし、少なからずの打算が働く。

だから、そもそも何かをしてあげようという考えから見直せばいい。つまり、何かをしてあげるのではなく、すべてはお返し。感謝のしるし。

すでにもう何かをされている。まず自分が受け取っている。それはその人が自分の前に現れてくれたこと、その人が声を聞かせてくれたこと。自分が何かをするより前に相手から受け取っているんです。

それに対しての感謝を示せばいいんです。何かをやってあげるという考えじゃなく、すでに受け取ったものに対する感謝のしるしとしてお返しをしていると思えばいいんです。

だから見返りなんか期待する必要ないでしょ。だってもう受け取っているんだもん。期待するよりお返しをする。ありがとう。そんな心の声とともにお返しすれば、それ以上求めるものは何もない。

求めるものもなければ期待もない。純粋にその人へのお返しだから、打算はない。だから返ってこなくてもストレスがない。フラットな心で人付き合いができるんです。

すると相手もフラットな気持ちで受け取れる。自然な気持ちであなたにまたそれを感謝として返したくなる。気づいたときには感謝で結ばれた双方向のネットワークができあがる。しかもその転送量はギガビッド級。

まあでも本当に大切な人との大切な関係って、だいたいそういうもんですよね。

私の前に現れてくれてありがとう。一緒にいてくれてありがとう。そんな思いを感謝としてお互いが表現できる関係だからこそ、信頼関係がどんどん深まっていくし、その感情が薄れてきたときは、さようならへのカウントダウンが始まったときでしょう。

<参考過去記事>
愛に理由は無い。理由がないから説明できない。説明できないから行動と結果で示すしかない。

関わるすべての人に感謝というのは難しいかもしれない。それでも身近な誰かに感謝の気持ちで接してみるといいですよ。心の中で「ありがとう」とつぶやきながら接してみるんです。

たったそれだけのことですが、驚くほど満ち足りた気分になれるってもんです。そして今日もあなたに、満ち足りるような出来事が雪崩のごとく起きますから(^。^)y-.。o○

感謝の気持ちで人と接する方法はこちらで

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※2015年6月の予定が一部追加・変更になりました
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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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