小川健次ブログ -BIG THINK

自分を信じて愛せるから、他人からも信じられ愛される。お互いが尊重し合える、理想のパートナーに出逢うことができる。

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自分を信じて愛せるから、他人からも信じられ愛される。お互いが尊重し合える、理想のパートナーに出逢うことができる。

■束縛する人も束縛される人も、それを望んだからそうなる

自分の考えを押しつけてその人の心を支配しようとしたり、その人の行動を束縛しようとすることは、表面的にはその人を大事にしているようで、実のところそうじゃない。

相手が自分と一緒じゃないと不安なだけ。自分がその人を支配することで優越感に浸りたいだけ。要するに自己満足以外のなにものでもない。


そりゃまあ、大事にする方法やそのスタイル、いわゆる愛にはいろいろな形がある。ときには縛り縛らられも愛の形としてはありでしょう。でも、それは双方の合意が成立しているから。双方がそれを求めているから。

一方の求めているものも知らず、知っててもそれをスルーしての押しつけ、束縛や支配は愛じゃありませんよ。

そんなのは上でも言ったように単なる自己満足。いや、自己満足どころか、自信の無さの現れであったり、卑屈さの現れにすぎない。つまりは相手のことなんか微塵も考えてない。自分だけ。

口ではね。いろいろ言いますよ。そのほうが都合がいいから。自分が良く見えるし、自分を正当化できるから。

君のためにこう言ってるんだ。すべてはお前のためなんだ。大事だと思うからなんだ。って全部嘘。そりゃ自分のため。大事なのは相手じゃなくて自分だから。一番可愛いのは自分、満たしたいのは自分の心。

本当に相手のためを思うなら、自分のことよりもまず、相手の人間性に想いを馳せるべきでしょう。自分がどうしたいかではなく、どうすれば相手が心から喜ぶか。どうすることがその人の望みを叶えることになるのか。

とはいえ、ホントにどちらかからの一方通行でのみ、人の心を支配できるかというとそうでもないでしょう。

支配や束縛される側にも、それを受け容れる心の隙があるんです。

押し付けがウザい。束縛されるの嫌。自分の考えを聞いてもらえなくて苦しい。って、ホントにそう思うなら、その人から離れなさいよ。三行半を突きつけて、とっととどっかに行けばいい。

それでも離れない。束縛され、支配されの関係を続けているのは、口ではあれこれ言いながら、心の奥底、潜在意識レベルではその関係を受け容れているから。そこに居心地の良さを認めているから。

人間関係である以上、どちらか一方の想いだけでその関係は成立しないんです、心のどこかでお互いがそれを受け容れ合ってる。それが妥協であれ納得してしまってる。

そんななんだかよくわからない馴れ合いもたれ合いの関係に、どんな意味があるんでしょう。適度な緊張感が介在するからこそ、お互いが主体性を発揮できる、価値ある関係になれるってもんですよ。

<参考過去記事>
図解あり/お互いが主体性を発揮する、緊張感ある関係だからこそ価値がある

ちょっと立ち止まって考えてみりゃいいんです。

その関係を継続することがお互いにとって幸福になるのかどうか。お互いの人生にとって価値ある何かを手に入れるために必要な関係といえるのだろうか。単なる惰性や馴れ合いじゃないだろうか。

■自分を愛すれば人から愛される

どっちの場合にしてもね、余裕がないんですよ。余裕というのは、相手のパーソナリティに思いを馳せる余裕はもちろんのこと、自分に対する自信。自分の思いに対する確信。そして望みのものを手に入れられるイメージ。

だって自分に自信があるならば、別に他人を支配しようなんて思わない。その人の個性や考えを尊重できるもんですよ。そして自分に自信があるならば、他人の考えに支配されることも束縛されることもない。

余裕がない。自信が持てないから、相手に何か言われるのが怖い。自分のコントロール外の何かが起こるのが不安。だからとにかく支配し束縛する。そうやって心の安心を担保するしかないんです。

束縛される人も同じこと。口では嫌だと言いながら、主体性を放棄して他人に依存。結果はすべてその人のせい。自分は悪くない。束縛したあいつが悪い。私は単に不幸なだけ。

その馴れ合いもたれあい、傷の舐め合いの相互依存の関係から、お互いにとって価値あるものなんか生まれるわけがない。それこそお互いが心から喜び、心からの笑顔になんかなれないでしょう。

だから、まずは自分を好きになることですよ。そして好きな自分がもっと成長するにはどうすればいいか。その自分が心から手に入れたいもの、心から価値あるものは何かをはっきりさせることですよ。

するとそのために、どんなパートナーが最適かが見えてくる。お互いが共通の価値を見いだせる関係であれば、お互いのイメージも共有できる。だからお互いに対して信頼感も芽生え余裕が生まれる。

それなら束縛なんかすることもされることもないですよ。お互いがお互いのパーソナリティを尊重し合えているわけだから。お互いがお互いの価値観に基づいて生きられる。

だから相手の心に思いを馳せられる。相手の幸福を、相手が笑顔になれることを優先して考えられる。だってそれが結果的に自分の喜びになるんだから。

<参考過去記事>
その人への愛の伴うイメージが、あなたに愛を引き寄せる。その人が幸福になれるよう力を尽くすと、あなたも幸福になれる。

自分を好きになれれば自信が湧く。自信があるから単なる自己満足のための関わり合いではく、愛の伴う大切な理想のパートナーとめぐり逢うことができるってもんでしょう。

そしてその結果、自分も愛し、相手からも愛される。お互いがお互いを尊重し合うことのできる、信頼関係を築くことができるのでしょう。束縛するだのされるだのなんて、下らない話しにはなりませんよ。

っつーか、自分のことを愛していない人を、誰も愛してはくれませんわな(^。^)y-.。o○

著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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