小川健次ブログ -BIG THINK

大切な人への見返りを求めない想いが、愛をその手に引き寄せる。その人に出逢えたことに感謝すれば、満ち足りた気分で心穏やかになれる。

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大切な人への見返りを求めない想いが、愛をその手に引き寄せる。その人に出逢えたことに感謝すれば、満ち足りた気分で心穏やかになれる。

■見返りがなくても幸福はすでに手に入れている

何かを期待して、結果が期待どおりにならなければ、そりゃ誰だってガッカリするもの。

特にそれが、自分が誰かに対して行ったことに対して、何かしらの見返りを求めてのものであれば、返ってこないとガッカリする、


ならばハナっから期待感など持たなければいい。自分はこの人にこうしてあげた。だから何かが返ってくるだろう。そんな思いなど持たずにいればいいじゃないですか。

自分を愛してもらいたい。だからプレゼントをする、電話をかける。いや、それ違うでしょ。自分がまずその人を愛するから、その人の笑顔を見たいから、プレゼントをする、電話をかける。

気持ち良く挨拶してほしい。だから挨拶をする、声をかける。いや、それちゃいますやろ。自分がまず気持ち良く挨拶をしたい、その人と気持ち良く会いたいから、挨拶をするし声をかけるっちゅーもんやないですか。

見返りを期待するから、話がややこしくなる。そして期待をするから、そのとおりの結果にならないとイライラするしがっかりする。

見返りを期待する、見返りを求めるというのは、言ってみれば目の前の幸福や、目の前にある充たされた出来事を見落としているということでしょう。つまり、すでに手に入れているのに、それに気づかずもっと欲しいと思っていること。

すでに手に入れているものとは、言うまでもなく、自分が何かをしてあげたいと思う人がいるということ。大切だと思える人に出逢えているという事実。

その人と出逢えているから、愛を心に育める。その人がいるから明るく振る舞える自分がいる。未来を肯定的に考えられる。まずそれだけですごい恩恵、すごいメリット。その人と出逢えて感謝。心の底からありがとう。そして万々歳。

にも関わらず、そこをスルーしてか忘れてか、私はあなたのためにこれだけのことやったんだから、これだけ想いを注いだんだから、期待した見返り寄越しなさいよって、そりゃちょっとあんた少し図々しすぎでしょう。

まずはその人に出逢えたことに感謝し、その幸福を実感すればいいじゃないですか。その人との出逢いによって、明るくなれてる、未来を肯定的に考えられてるそのものが、あなたが受け取ってる恩恵ですよ。

あなたのその人への行為は、してあげてるんじゃなくて、あなたが受けた恩恵へのお返しなんです。お返しだから見返りなんか期待しない。期待がないから、駆け引きもない。純粋な思いだけだから何も返ってこなくてもストレスなんか何もない。

もちろん純粋な思いだけだから、見返りへの執着はなくなる。相手がどうのじゃない。自分の想いに対して素直になれる。だから結果的に望みどおりの事態を引き寄せることになる。

<参考過去記事>
引き寄せの法則は、執着を捨てたときに働きだす。手放してしまえば望みのものが手に入る。

見返りを期待するから、返ってこないとガックリする。ガックリしたくないから、打算や駆け引きで考えて人と接する。結果的にお互い素直になれずに、ときに疑心暗鬼になってうまくいかなくなるんです。

いいじゃないですか。見返りなんか求めなくて。その人がいること、その人に出逢えたことにまず感謝。そしてその想いに素直に従えばいいだけ。そこで小手先で余計なことするから、ロクでもない結果にしかならないんです。

■打算や駆け引きなんか捨てちまえ。

大切だと思える人がいる、まずそれだけで幸福。その人のこと考えるだけで気分が高揚する。その人と関わることで、その人のことを好きな理由を考えられる。心が積極的になる。まずそれ基本。

もちろん、幸福の基準は大切な人がいるかいないかだけじゃない。ましてや幸福かどうかの判断を他人の存在を基準にしてしまうなら、そりゃ単なる依存。道は他人じゃなくて自分が切り拓くもの。

まあ、だとしても、大切な誰かの存在に幸福を感じることができれば、それこそ上でも言ったように不要な打算や駆け引きとはさようなら。期待したり執着してガッカリすることともさようなら。だってもう幸福なんだから。

すると必然的に心に余裕が生まれるというもの。ただ見返りを期待するだけたった立場から、自分から主体的にその人の力になりたくなる。何かをしてあげたい、支えてあげたい。そう思える。すなわち愛。

そのあたりを華麗にすっ飛ばして、ただ自分の行為のみを正当化。見返り求めるだけだから、好きなのに何もしてもらえないと嘆いたり、自分は愛されてないと不信感が湧いてきて、どっかで爆発。そして決裂した頃に泣いたところでもう手遅れ。

繰り返しいいますが、まずするべきは相手に求めることではなく、すでに与えられたことにお返しをすることでしょう。もう与えられてるんだから。

そして信じることですよ。ホントに心から大切だと思っているならば、見返りなんか期待せず、執着なんかしなくても、フラットな心で信じられるはず。信じて委ねて手放してしまえばいいじゃないですか。

まあ、それで切れる関係なら、そもそも縁がないってことだし。

<参考過去記事>
大切な人との縁を信じれば、想いが届き結ばれる。自分本意な欲望への執着を手放すと、愛が引き寄せられる。

それが恋愛関係だろうと家族関係、友人関係だろうと、それこそビジネスパートナーとの関係であろうと、まったく同じことでしょう。

自分が大切な誰かがいることに感謝できる。その想いが見返りを求めることのない行動を生み、その行動が相手の心を動かす。そのプロセスを経るから望みの結果を引き寄せるということになる。

単なる損得勘定で、あなたにこれだけやってやったんだから、その分返せ。って、いやこっちはそもそも頼んでないし、何言ってんだ。そう思われて当たり前。むしろ親切詐欺に合ったような気分でしょう。

あれこれ考えないことです。打算や駆け引きなんか捨てちまえ。ますぞの人を大切だを想える事実に対して、素直に感謝と喜びを感じればいいじゃないですか。

見返り云々とか言わないで、その想いを素直に感じていられることだけでも、心穏やかになれる。だから、愛をその手に引き寄せられってもんですわな(^。^)y-.。o○

著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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