小川健次ブログ -BIG THINK

依存するほど、彼に嫌われる理由。お互いを支え合うから、愛が深まる。

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依存するほど、彼に嫌われる理由。お互いを支え合うから、愛が深まる。

依存するほど、彼に嫌われる理由。

人は誰であれ、怠惰を求める生き物。難しいことを考えたくないし、面倒くさそうなことはやりたくない。努力? 苦労? なにそれおいしいの?

とはいえ、ホントに何もしない、何も考えないなら、苦しみや悲しみがないとしても、喜びも悲しもなくなってしまう。無機質な日常になる。

もちろん、現実には、何もしないし、何も考えないで生きていけるってことはない。いろいろ考えなきゃいけないし、いろいろやらなきゃいけないこともある。

僕が毎朝無料配信している小川健次メールマガジンや、毎朝一言のLINEのメッセージ、そしてYouTubeの動画ではいつも言っているようにみんな何かを背負って、そのために考え、そのために動いているし生きている。

とはいえ、やっぱり一人でその全てを背負うのは苦しい。だからこそ、誰かに支えてもらいたいと思うし、誰かに寄り添ってもらいとも思う。自分が抱えるあれこれを、全部解決してくれて、望みを叶えてくれる人を求めてしまうもの。

そして、身近で大切なあの人にそれを求める。あなたの望みを、叶えてくれることを期待する。そうして、ただただ寄りかかる。心身ともにどっぷり依存する


最初は、あの人もそれに応えてくれる。あなたとの付き合いも、それほど長くはないし、あの人だって、少なからずあなたから頼られて悪い気はしない。あなたを支えてあげることで、あなたとの心の距離を縮めようという、気持ちもある。

しかし、気づいたときには、ずっと支えっぱなし。そして、あなたの依存度合いはますますエスカレート。いつも一緒にいろ。LINEの返事はすぐ返せ。私の悩み相談は、優先的に聞きなさいよ。私が辛くて泣きたいときは、慰めなさいよ。

とにかく、あの人に求めるばかり。私が愛しているから当然だ。私が愛されているなら、そうされるのが普通のこと。いや、それ、そう思ってるのはあなただけ。あの人は日を追うごとに、その重さと面倒くささで疲弊していくだけ。

やがて、あの人もうんざりしてきて、気づいたときにはさようなら。愛しているのに、なぜ愛されないのか。なんて文句を言ってもしょうがない。だって、あなたのそれ、愛ではなくて、単なる自分本位な依存にしかすぎないんだもん。だったらその依存は手放すことよ。

<参考関連記事>
手放す勇気が、大切な人との関係を深める。あえて離れるから、愛が見つかる。

依存していれば、確かに楽。わがまま言っても聞いてくれるし、泣けばなぐさめてくれる。話したいときには聞いてくれるし、寂しいときには相手もしてくれる。でもそれ、あなたは、あの人の時間と善意を搾取しているだけのこと。

あの人だってアホじゃない。あなたを支えるばかりで、その結果として自分が苦しんでるだけなら、あなたとの関わりそのものに価値を感じなくなる。そりゃさよならして当然だし、LINEを既読スルーするかブロックするのも、そりゃ当然

お互いを支え合うから、愛が深まる。

人と人との関係は双方向。一方通行じゃ単なる依存。ただ求めるだけじゃ、単なるケチで欲張りのおもらい主義。それじゃ、あの人だって裸足で猛ダッシュして、他の女のとこに逃げていきたくもなる。

もちろん。支えて欲しいなら、支えてもらえばいい。頼りたいときは、頼ったっていい。辛くて苦しい、とても一人じゃ乗り越えられない。そんなときに、自然に甘えられるからこそ、身近で大切に思える人なのだから。

でもね、あなたがそう思うことがあるように、あの人だってそう思うことがある。あの人だって支えて欲しいと思うことも、頼りたいと思うこともある。なのに、あなたがあまりに一方的すぎれば、あの人はあなたに甘えることも、頼ることもできないでしょ。

すると、あの人にとって、あなたは心落ち着ける人ではなくなる。あなたがあの人を大切に思っても、それはあなた都合で大切なだけ。あの人にとっては、あなたは大切じゃないし、むしろ依存ばかりしてくる、重くて苦しいだけの存在になる


大切なことは、あなたも、あの人を支えることができることを、言葉と態度で示すこと。お互いが支え合えることを、お互いが認め合えたときに、はじめてそこに愛が生まれ、信頼が培われていくというもの。

さらには、お互いが支え合うことで、お互いの人生に、幸福と充足感をもたらそうとすること。お互いの関係を通じて、刺激を与え合い、お互いが成長できるようにすることよ。

単に一方的に求めて、依存したところで、そんな関係からは何も生まれない。時間の無駄でしかないし、結果、悲しい別れになって、お互いが傷つけ合うだけになるなら、最初っから関わらないほうが100億倍マシ

あなたが彼にとって、依存するだけの重い存在にならない限り、彼はあなたを愛している。不安や心配に駆られて、事態をますますややこしくすることもない。依存しなければ愛は深まるから大丈夫。

<参考関連記事>
本当に愛されているかを知る、3つの基準。彼の愛が本物か見分ける方法。

彼に依存するほどに、嫌われるのには理由がある。それは、あなたが、本当はあの人を愛していないから。自己都合を押し付けているだけだから。あなただって、そんな重くて面倒なだけの人はお断りでしょ。そんなのは背負いたくないでしょ。

あなたが支えてくれるのを求めるように、あの人も支えてくれることを求めてる。お互いがお互いの思いに応えようとすることよ。一方的な依存をやめて、お互いが支え合い、成長のための刺激を与え合えるようになるから、愛と信頼が深まるってことっすな

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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