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【実録】元彼と復縁したはずが、都合のいい女になっていたアラフォー女子。不倫クズ男が仕掛ける罠には注意しろ。

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【実録】元彼と復縁したはずが、都合のいい女になっていたアラフォー女子。不倫クズ男が仕掛ける罠には注意しろ。

当記事は小川健次個別コンサルティングを通じての実話を基に、登場人物や各背景にフィクションを交えたものです。なお掲載に当たり、当事者本人による許諾は得ています。
※過去の関連記事集はこちら⇒【実録】男と女の事件簿

あらすじ

元彼からの連絡。それは別れてから1年を過ぎた頃。すでに心の傷も癒えつつあり、彼のことを忘れかけていた彼女でしたが、やはり好きだった相手からの連絡には心がザワついてしまいます。最悪な別れ方だったそのことに、不安がなかったわけではない。それでも気持ちは元彼に惹かれていく。やがて発覚する衝撃の事実に、彼女はまた深く傷ついてしまうのでした…。

■最悪の元彼からの連絡

都市銀行で働く典子さん(36歳/仮名)のもとに、聡志さん(36歳/仮名)からLINEでメッセージがきたのは、二人の関係が終わってから、1年を過ぎた頃のことでした。

別れの原因は、聡志さんの浮気でした。交際が2年を過ぎた頃、聡志さんの浮気が発覚。謝罪する聡志さんを許した典子さんでしたが、結局、聡志さんは浮気相手とその後も関係を継続、典子さんに別れを告げて、その浮気相手と交際をスタートさせたのです。

どん底に突き落とされた典子さんでしたが、年齢的にも、そこで立ち止まってもいられない。そう自分を奮い立たせ、1年を経て、何とか立ち直ることができていました。とはいえ、聡志さんからのLINEで、典子さんの心に波風が立たないわけがありません。

元気? うん元気。そっちは? そんな他愛もないやりとりでしたが、過去2年間を男と女で過ごした関係です。あんなに憎いと思った相手でも、典子さんの心は、やがて付き合っていた頃のような感覚に戻っていきます。

そんなやりとりが数日をまたいで繰り返された後、聡志さんから、さらに典子さんの心に大きな波風が立つような提案がありました。「ひさびさにご飯でも食べに行こうよ」

■寂しいときだから都合よく変換される

冷静になって、過去に聡志さんの、典子さんに対しての行いを考えてみれば、食事に誘われてそれに応じることなど、あり得ないことでしょう。

ましてや、自分を捨てて、浮気相手と交際をはじめた男。その浮気相手とその後、どうなっているかの説明もないまま、ご飯に行こうと言い出す聡志さんのことも、後になってみると、おかしいことがわかるのですが…。

しかし、そのときの典子さんの頭の中は、彼が私に連絡をくれたということは、あの女と別れたからに違いない。ご飯に誘ってくれるのは、復縁の申し出に違いない。そのように、すべてが典子さんにとって、都合よく変換されてしまっていたのでした。

<参考関連記事>
別れた男が、連絡してくる2つの理由。元彼からの連絡に、示すべきたった一つの態度。

立ち直りつつあるとはいえ、いまは独り身で、寂しさも感じていた典子さんにとっては、最悪な別れ方をした彼でも、唯一の救いや、心癒される存在として見えたのでしょう。

■復縁したようでも深まる疑念

聡志さんと、久々の再会を果たした典子さん。お互いの近況を話し合いながら、あらためて自分が聡志さんを好きだということ、やっぱりこの先も聡志さんと一緒にいたい。そして、聡志さんをもう失いたくない。そう強く感じるようになりました。

そして聡志さんも典子さんに対して、やっぱり俺には典子が一番合ってる。一緒にいると楽しくなる。そんな言葉を言ってくれるのでした。

その2週間後に、再び会って食事をし、その晩、典子さんの部屋で体を重ねました。それからは月に2回程度、聡志さんが典子さんの部屋に来るという関係が、6か月程度続きました。

見た目上は、復縁して、付き合いが再開しているように思える関係ですが、典子さんの心にある、漠然とした不安感は消えません。結局、聡志さんは、あの浮気相手とどうなったのか。それを聞いてもはっきり答えず、はぐらかす。今後のことを聞いても、適当に誤魔化す。

聡志さんと過ごすほどに典子さんの心は満たされる。その一方で不安が大きくなる。典子さんが私のもとを訪れてきたのは、そんな時期でした。

■元彼の本当の姿とは

結論としては、聡志さんは、すでに結婚していました。お相手はあの浮気相手。しかも彼女のおなかには、赤ちゃんも宿っていたそうです。

適当な遊び相手として、気心の知れた前の彼女に連絡する。自分が振られたワケではない以上、彼女の心にまだ気持ちがあれば、うまいことやれるに違いない。女性とすれば、最低最悪なゲス行為ですが、そう考える男性は少数とはいえ一定数はいるものです。

だからこそ、別れた男が連絡をしてきたときは要注意。

どんなに好きだったあの人だったとしても、まずは疑っても損なことはありません。そもそも疑うことに文句を言うなら、その時点でその人はダメと思っていいでしょう。

<参考関連記事>
【実録】勝ち組専業主婦が、不倫で墜ちた地獄とは。過去への執着が、予想外の結末へと誘う。

そして、必ず言葉と行動のウラを取ることです。せっかくの連絡きたのに、あれこれ聞いたら、また嫌われてしまうのではないか。そう思って黙っていたり、典子さんのように、勝手なポジティブ解釈をしたりしていると、どんどん話しがおかしな方向に行ってしまうもの。

いずれにしても、都合のいい女になりたくなければ、別れた男からの連絡には、注意するに越したことはありません。

■実体は愛する価値のないクズだった

ところで、聡志さんが既婚者だと判明したのは、とてもカンタンなことです。

まず彼が典子さんの部屋にきても、夜はどんなに遅くなっても、必ず自宅に帰る、シャワーを浴びても髪を絶対濡らさない、ということが大きな疑惑の一つでした。

そして、聡志さんが何かと理由をつけて、典子さんを自分の家に招かないということです。

それらのことを突破口に、聡志さんに白状させるためのテクニックを、私から典子さんにお伝えしました。

典子さんがそれを実践したところ、聡志さんはすべて洗いざらい吐き出した上で、土下座して典子さんに謝ったそうです。それを見た典子さんも、一気に聡志さんへの愛情も冷め、バカバカしくなって、その場で一切の関係を断つことができました。

もちろん、その後の典子さんは、好きだった人に二度も裏切られたこと、騙される自分の甘さ、それらのことで自分を責めて、しばらくは落ち込むことになってしまいました。

しかし、最近はそれらもすべて乗り越えて、やっと本当に信じられる素晴らしい人とのご縁が結ばれたのでした。


<まとめ>

  1. 別れた男からの連絡には注意しよう
  2. 言葉と行動のウラは取ろう
  3. 世の中には驚くようなクズ男がいる

当記事は小川健次個別コンサルティングを通じての実話を基に、登場人物や各背景にフィクションを交えたものです。なお掲載に当たり、当事者本人による許諾は得ています。
※過去の関連記事集はこちら⇒【実録】男と女の事件簿

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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