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【実録】勝ち組専業主婦が、不倫で墜ちた地獄とは。過去への執着が、予想外の結末へと誘う。

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【実録】勝ち組専業主婦が、不倫で墜ちた地獄とは。過去への執着が、予想外の結末へと誘う。

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当記事は小川健次個別コンサルティングを通じての実話を基に、登場人物や各背景にフィクションを交えたものです。なお掲載に当たり、当事者本人による許諾は得ています。
※過去の関連記事集はこちら⇒【実録】男と女の事件簿

あらすじ

独身時代に不倫経験がありながらも、結婚相談所で出会った誠実な年上の医師と結婚。専業主婦として何不自由のない生活をしていた元CA。そんな彼女の元に、元不倫関係の彼からの連絡。再会した元不倫相手に対して、彼女が取った行動とは。そしてその代償はあまりに大きく…。

■やっと手に入れた幸福

都内の高級タワーマンションで暮らす、専業主婦の美咲さん(37歳/仮名)は、大学病院の医師である夫の和夫さん(52歳/仮名)と結婚して二年目です。二人の出会いは、結婚相談所での紹介でした。

当時大手航空会社でCAとして勤務していた美咲さんは、大学時代の同窓会で会った、元恋人の勇二さん(37歳/仮名)と3年に渡る不倫が破局して傷ついていました。破局の原因は相手の妻に関係を知られてしまったことでした。

いずれは妻と別れるから。そうなったら一緒になろう。そう言っていた勇二さんは、発覚した途端に手のひら返し。一切の連絡が途絶えてしまったのです。

結局、彼とは以来一切連絡を取ることができないまま、相手の弁護士を介して相手の妻に慰謝料を支払い、彼とはもう会わないという屈辱的な文書に署名までさせられて関係は終わったのでした。

心が折れ、仕事への意欲も失われつつあった美咲さんは、もう二度と報われない恋愛はしない。そして、仕事ももう辞めて、好条件の男性と結婚して、専業主婦になる。と決意。

そして結婚相談所に入会。今の夫の和夫さんと出会ったのです。

条件面では申し分のないものの、年齢差だけでなく、離婚歴もある和夫さんとの交際について、美咲さんは当初は尻込みしていました。しかし、誠実で真面目、そして優しい和夫さんからの熱心なアプロ―チに、やがて惹かれていくようになり、出会ってから半年で結婚。

結婚と同時に、美咲さんは寿退社。和夫さんは美咲さんとの新居として、高級タワーマンションの上層階を購入してくれ、美咲さんにとっては何不自由のない結婚生活がスタートしたのでした。

■不穏なショートメール

結婚してから、和夫さんの美咲さんへの優しさは変わりません。実は、和夫さんは一度目の結婚のとき、仕事に没頭しすぎて元妻を放置。結果、二人のすれ違いによる喧嘩が絶えなくなり、最後は元妻に離婚を言い渡されたそうです。

そんな失敗の経験もあって、和夫さんは、仕事を大事にしながらも、休日には美咲さんを連れて外出してくれたり、平日も仕事を終えて疲れて帰ってきた日でも、美咲さんとの会話を絶やさないようにしてくれたりとしています。

経済面では何不自由のない生活を保障してくれるだけでなく、熱心に愛情を注いでくれる和夫さんに対して、美咲さんも応えようと、和夫さんが気持ちよく仕事に行けたり、家で過ごしたりできたりするよう、努力を惜しみませんでした。

お互いの努力の甲斐もあって、二人の関係は円満そのもの。しかし、それも結婚して半年もすると雲行きが怪しくなっていきます。

それまでは、仕事は極力、家に持ち帰ってこなかった和夫さんでしたが、家にいるときに仕事をする時間が増えてきたのです。やがて、平日夜や休日には和夫さんは書斎に引きこもって仕事をしているか、休みの日にも大学に出勤するようになってしまいます。

もともとの和夫さんの仕事柄、そうなることは美咲さんもある程度は予見できていました。結婚して間もないうちは、和夫さんも努力してくれていたのだろうし、こうして忙しい状況が、彼にとっての普通なのだろうから、これは仕方のないことなのだ。と。

とはいえ、和夫さんの仕事への没頭ぶりは、美咲さんの想像を超えるもので、仕事モードに入っているときの和夫さんには、そこにいる美咲さんの存在さえ無いものとしているようです。

そして結婚生活も1年を過ぎたある日、これでいいのだろうか。そう感じていた美咲さんの携帯電話にショートメールが届きました。相手は以前の不倫相手である勇二さんでした。

■困窮する元不倫相手

妻に携帯電話を取り上げられて、美咲さんとの連絡が取れなくなっていたことを、ずっと気にしていたという勇二さんでしたが、実は美咲さんの電話番号だけはメモとして隠し持っていたそうです。

お互いのために連絡を断っていたが、ずっと気にしていた。謝りたいと思っていた。会ったカフェでそう言って頭を下げる勇二さんの顔はやつれ気味で、全身からはくたびれた雰囲気が漂っています。

妻には離婚を告げられ、家も、当時勤めていた大手広告代理店での仕事もすべてを失った勇二さんは、今は派遣社員として通販会社の倉庫で働きながら、養育費の支払いも続けているとのことです。

それでも、美咲さんへの思いを断つことができず、こうして連絡をしてきて会ってくれた勇二さんに対して、美咲さんの思いも、不倫関係にあったときのように燃え上がってきてしまいました。

やがて、二人は定期的に会うようになり、以前のような不倫関係に戻ってしまいます。しかし今度は立場が逆で、美咲さんが既婚者で、勇二さんが独身者でした。

生活の不自由さは一切無いものの、存在さえ認められていないような和夫さんとの夫婦生活に比べれば、経済的には困窮状態にある勇二さんと過ごす時間は刺激的なものでした。

美咲さんをどれほど愛しているかを言ってくれたり、無理してでも会う時間を作ってくれたりする勇二さんの態度は、美咲さんが最近忘れていた、誰かに愛されているという実感を得られるのです。勇二さんの存在があってこそ、美咲さんは自分が女性でいることを思い出すことができるのです。

しかし、勇二さんは、それほど生活に余裕があるわけではありません。勇二さんにとっては美咲さんとのデート費用を工面するのも、やっとの状態だからです。そんな勇二さんの事情を理解している美咲さんは、いつしか勇二さんの生活費までを支援するようになっていきました。

■結果、すべてを失った

現夫である和夫さんと離婚して、勇二さんと結婚したい。ついては、どのように夫に離婚を切り出せばよいのか。私のオフィスでそう切り出した、美咲さんの目は何かにとりつかれたように、真剣そのものでした。

話しを聞いて嫌な予感がした私は、美咲さんに状況を冷静に客観視することを促しました。

勇二さんが、美咲さんに連絡をしてきたとき、彼は美咲さんが医師と結婚したことを、共通の友人を介して知っていたそうです。そして勇二さんが経済的に困窮状態にあったことを考えれば、どのような理由で美咲さんに勇二さんが連絡をしてきたのかが想像できます。

しかし、美咲さんは頑なに、彼が連絡をしてきたのは、私への愛と謝罪が目的だ。と信じて疑いません。

さらに、経済的な支援を求めてきたのは勇二さんからでしたが、それも勇二さんが私を愛しているからこそ、必要なこととして求めてきたわけで、彼はお金目的で私と付き合っているわけではありません。と美咲さんは強く主張しました。

これ以上は、何かを言うのは逆効果になりそうだと判断した私は、離婚を切り出すのには、言い方よりもタイミングが必要であること。とにかく今判断せず、少し時間をかけて考えること、そしてしばらく勇二さんと会うのを控えるよう強めに言い、その日は彼女を帰らせました。

それから数か月後のことです。美咲さんは夫の和夫さんから、探偵事務所からの調査レポートと証拠写真とともに、離婚を切り出されたのです。実は和夫さんは美咲さんの行動がおかしいことと、家のお金の目減りが激しくなったことで、美咲さんの不倫を疑っていたそうです。

美咲さんは、私と会った以後。勇二さんと会うことを控えるどころか、変わらず付き合いを続け、さらに経済的な支援の額も増えていったそうです。

仕事に没頭していた自分にも非がある。だから君にも彼にも慰謝料の請求はしない。これで終わりにしよう。そう言われ離婚をすることになった美咲さんは、これで勇二さんと結ばれると思ったものの残念ながらそうはなりませんでした。

美咲さんの離婚を知った勇二さんは、それ以来、美咲さんと距離を置くようになり、間もなく完全に音信不通になってしまったのです。

そうしてすべてを失った美咲さんは、失意の中にありながらも、生活のために人材派遣会社からの紹介の仕事をしながら、正社員で働ける仕事を探して頑張っています。


<まとめ>

  1. 別れた男からの連絡には百害あって一利なし
  2. 金の切れ目が縁の切れ目
  3. 目先の情欲に流されると幸せは遠ざかる

当記事は小川健次個別コンサルティングを通じての実話を基に、登場人物や各背景にフィクションを交えたものです。なお掲載に当たり、当事者本人による許諾は得ています。
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著者プロフィール

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株式会社リエゾンジャパン 代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。 国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。

主に、年間約1500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のための、行動変容とメンタルサポートのためのコンサルティングが支持される。

同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。

引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業、電子コミックを中心としたマンガ事業など、心に思い描いたイメージを実現することで、多岐に渡る活動を展開。

オフィスは西新宿。住居は東京都杉並区と山梨県の富士山麓でデュアルライフ。

既婚。子供なし。保護犬二匹(トイプードル♂&マルプー♀)有り。

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