小川健次ブログ -BIG THINK

無理をしないレベルで無理をすればいい。どうせ無理だと思って取り組むことは単なる無駄。

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無理をしないレベルで無理をすればいい。どうせ無理だと思って取り組むことは無駄。

できないと思うものにヤル気は湧かない

自分ができること以上のことをやろうとすれば、多少の無理は必要だし、ある意味ではそれも想定内のこと。

無理のないことというのは、これまでと同じということだから。それじゃできる範囲が拡がることもない。


できる範囲を拡げる、つまり自分の可能性を伸ばすということは、自分がこれまでやっていなかったことをやろうとすること。そこに多少の無理が生じるのは道理でしょう。

そういう意味では無理は必要不可欠。

とはいえ、到底無理、最初っからできそうもないどころか、できっこあるわけないと自分自身でさえ思うようなレベルの無理をしようとするのは、はっきり言って無駄以外のなにものでもない。

誰だって最初からできないと思うものを、心底やろうとなんて思いませんよ。やってみったところで形だけ。その場の体裁を取り繕うためにやってみるだけ。そのなもんに結果が伴うわけがない。やるだけ無駄。時間の浪費。

そもそも自分自身でさえできないと思ってりゃ、モティベーションが湧くわけない。駄目になることを前提にして取り組んで、いい結果は生まれない。

もちろん挑戦はするべき。それが価値あることならば。はっきりとした確証までは得られなくとも、自分ならそれを成し遂げられる。そんな自信があるのなら、むしろ積極的に取り組むべき。

<参考過去記事>
できること以上のことをやるのが挑戦。できることをやるのは当然。

問題はそれが本当にやろう、心からやりたいと主体的に思って「挑戦」することなのか、どうせ無理と決めつけながら、何となく惰性や他人の目を気にした結果としてやろうとすることなのか。

どうせ無理と思うことならやらないほうが賢明ですよ。そのエネルギーはもっと他のことに使うべき。その時間をもっと他のことに取り組めば、生産的な時間になる可能性のほうが高いでしょう。

■自分に合ったハードルの高さを設定する

無理をしないと進めない道はある。無理をするから届く場所もある。いずれどこかでしなきゃいけない無理もある。

男なら、危険を顧みず、死ぬと分かっていても行動しなければならない時がある。負けると分かっていても戦わなければならないときがある。

とはいえ、現実の日常の中で、無理だとわかっていることに、無理矢理やる気を湧かせようとしても、音をたててカラ回り。疲弊するだけ。虚しくなるだけ。

だからまずは、無理なことでも何とかなる。これなら無理を通してでも、必ず自分ならできると確信できる。そう思えることに取り組むべきですよ。同じ無理でも現実的なレベルでのチャレンジをすればいいだけ。

もちろん無理のレベルは人それぞれ違うもの。あくまで自分のレベルにあったハードルの高さ。これまでの延長なら無理だけど、チャレンジすれば乗り越えられる。そう思う高さを設定すればいいんです。

最初からできもしないこと、ただその場のノリと気分で言ってみただけ、考えてみただけの無理レベルのことであれば、何もしないほうが、もしくは別のことにでも取り組んだほうが100倍マシ。

<参考過去記事>
無理してできない約束しても心身ともに疲れるだけ。できることを確実にやるから心身の充実感が得られる。

念のため繰り返しますがね。チャレンジは、したほうがいいなんてのは決まってる。そしてそのために、無理もしなきゃいけないことがあるのも当たり前。

あとはそのレベルなんです。そういう意味でも自分の立ち位置や、自分がどのくらいのハードルなら越えられるかを知るためにも、自分自身のことを分析して把握しておくことは重要でしょう。

無理をしないで無理をする。このバランスをうまく取れるようになると、無理による疲れも単なる精神疲労ではなく、充実感に満ちたビールが死ぬほど美味い疲れになるってことでしょうな(^。^)y-.。o○

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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