小川健次ブログ -BIG THINK

相談する相手の選び方次第で人生変わる。相談相手を適切に選べるようになると、夢の実現が近づいてくる。

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相談する相手の選び方次第で人生変わる。相談相手を適切に選べるようになると、夢の実現が近づいてくる。

■その場しのぎの相談は百害あって一利なし

問いに対する答えは人それぞれあるでしょう。とはいえ一番正解に近い答えを持っている人というのはいるもの。

それは、その分野に対する経験のある人。その分野で相応の実績のある人ですよ。


ゴルフの経験のない人に、ゴルフが上手くなる方法聞いても、それっぽい答えは返ってくるかもしれない。それでも正解に近いのは、ゴルフの経験のある人、相応の実績のある人の答えってもんです。

失敗の経験のない人に失敗から立ち直る方法を聞くよりも、実際に失敗を経験した人の話しのほうが、より現実感が伴うというもの。

もちろん、経験のない人の答えがすべて間違いかといえばそうではないし。経験のある人の答えがすべて正しいかといえばそういうわけでもない。経験が邪魔になって主観的すぎて汎用性のない答えしか出せない人ってのもいますから。

だから経験の有無に関わらず、筋道たてて考えればおのずと答えが見つかることもある。冷静かつ客観的に筋道たてて正解に等しい答えを出せる人もいるのは事実

それでも、やはり経験と実績のある人に聞く、その道の専門家に聞こうとする姿勢は崩さないことです。

なぜならば、本当に問題を解決しよう、本当に課題を解決して前進したいと思うなら、より現実感の伴う情報を求めるからですよ。

本当に問題を解決しよう、本当に課題を解決して前進しようと思う気持ちがないときってのは、往々にしてとりあえず身近な誰か、専門家でもなければその道の経験者でもない人に、何となく相談してしまうんです。

それってつまりは、ただ単に誰かに背中を押してほしいだけ。もしくは引き留めてほしいだ。そんな潜在意識下の願望が表層化しているだけのこと。

結局は他人の言葉を後で自分の言い訳にしたいだけ。あの人がやったほうがいいと言ったから。あの人が止めろと言ったから。結局自分で決めてないだけ。無意識のうちに心のどこかに逃げ道作ってるんです。

さらに目も当てられないのは、相談した手前、それが期待しない回答であったとしても、その人のご機嫌をとるためにその人の言葉に従ってしまう。批判を恐れて何もできない。完全なる主体性の放棄というやつ。

<参考過去記事>
批判をされて失うものは何もない。批判をされるほどの行動にこそ価値がある。

だから明確な意図もなく、ただ漠然と不安だから、ただ何となく誰かに聞いて欲しいから。そんな理由で、相手も選ばず相談するなら、誰にも相談しないほうが100倍マシ。

まあその道のこと知らない人にしても、よくわからないことで余計なこと言って責任負いたくないから、リスクあるなら止めとけば?くらいしか言えないですよ。

■決断すれば相談相手が見つかる

別に人に相談すんなというわけじゃない。いろいろな意見を通じて洞察を深め、自らがその中から最適解を見出そうとする、主体的で積極的な動機であれば。

そういう意味では、その人が誰を相談相手に選ぼうとするのか。その相手を見れば、その人がどのくらい真剣に考えているかわかるというものですよ。

場当たり的に的外れな相手に相談してるときってのは本気じゃない。仮にその相談相手の言うこと聞いたとしても、それって結局その人のご機嫌を取るためのこと。うまくいかなかったら後で言いますよ。「あいつがあのときああ言ったからだ」

上で言ったとおり、人に相談するのが悪いということじゃない。僕だっていろいろな人に相談しますよ。でも大事なのはその相手が、自分にとって問題解決につながる相手なのか、目標の達成に意味ある相手なのかということでしょう。

それにどんな意見であろうとも最後は自分で決めるしかない。自分で責任取るしかなでしょう。後になって他人にその責任を押し付けても時間は元に戻らない。ならば最初から自分で決めるために、意味のある相談をしたほうがいい。

その場の不安解消のためを目的に、ただ身近にいる人だから、ただ親しい人からという理由だけで、漠然とした想いのままで相談したところで、良い結果が出るということなんかありませんよ。

だって実績も出したこともなければ、何ら経験も無い人ばかりが集まって、あれこれ言い合ったって生産的な議論なんかできるわけがない。そこに時間をかけてる間に、結果の出てる人探してその人に話しを聞きに行けばいいってだけのこと。

そのための最初のステップは、まず進むべき道、とるべき選択肢を自分が決める。決めてしまう。人に相談するのはその後ですよ。そして相談はその道の専門家にすればいいんです。

この道を進むべきかどうか。そんな相談はナンセンス。この道を進むと決める。その上で注意点を聞けばいい。経験者として効率の良い方法を知っているなら教えてもらえばいい。

自分は何も決めてない。あっちフラフラこっちフラフラ。どこに行こうとしてるかさえわからない。そんなところで相談されたところで適切な答えなんか出てこない。仮に答えらしきものが出たところで、上でも言ったように、後になってそれを言い訳に使うだけ。

図解あり/自分で決めると結果はどうあれ納得できるし楽になる。流されると結果に不平と不満が募ってストレスになる。

だからまず自分が決める。決めれば誰に相談すればいいのかわかる。主体はあくまでも自分だから、具体的な問題解決になる。相談する意味がある。

相談するのもされるのも、実は結構疲れるんです。だったらそれを価値ある結果に変えたほうがいい。

相談相手を適切に選び、適切な相談ができる人ってのは、つねに目標への最短距離を歩くことができるってもんですわ(^。^)y-.。o○

著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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