小川健次ブログ -BIG THINK

クヨクヨするときに、心を前向きにする方法。世界を広く考えれば、執着するのがバカバカしくなる。

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クヨクヨするときに、心を前向きにする方法。世界を広く考えれば、執着するのがバカバカしくなる。

狭い世界の中だと思考も狭くなる。

職場や家庭、趣味の世界。現実社会の中には皆自分の世界というやつがある。もちろん現実社会に限らず、自分の心の中にも自分の世界を持っている。

そして自己評価というやつは、現実的であれ精神的であれ、常に自分の世界の中での、他者との比較で行われるもの。

自分の世界があまりに狭いと、思考の範囲も狭くなる。要するにすっごい狭い範囲の中での他者との比較になる。すると、どうでもいいことばっかりに意識が向いて、それがストレスで苦しくなる。些細なことでも他人への嫉妬が生まれるようになる。

狭い世界の中での比較。その世界の中での出来事で物事考えるから、なんであの人だけが評価されるのか。あの人はズルいことやってるに違いない。あいつはこういう欠点があってどうのこうの。そんなどうでもいいことばかりに目がいくんです。

嫉妬だけならまだいいが、それが直接間接を問わない攻撃になる。他者を攻撃することで、相対的に自分のポジションを上にして、自己承認欲求を満たそうとするんです。それがコミュニケーション上のストレスになって、自分の心のにみ限らず、他人の心にも無駄な負担を強いることになる。

そのあなたの世界の基準の中では、確かに理不尽なことはあるでしょう。その世界の価値観に照らし合わせて考えてみるならば、ズルい人もいるのかもしれません。とはいえ、それはあなたの狭い世界の中だけのこと。

もっと世界を広げて考えてみればいいじゃないですか。世界というやつは、今のあなたの家庭や職場、趣味の世界に限定しなきゃいけないわけじゃない。FacebookだのLineだの、ネット上のSNSの中のような、箱庭世界があなたの世界のすべてじゃないでしょう。

広い世界の中で考えてみれば、身近な他人との比較なんて気にならない。まるでどうということはないんです。あの人はどうの、なんて考えたり言うのもバカバカしい。すべては小事。

今より広い世界で考えてみる。今いる世界のから思考を外に向けてみる。するとあなたが感じている不満やストレス、あの人との確執や、うまくいかないことへの不安や心配、それこそ嫉妬心なんて、小さいことすぎて視界にさえ入りませんよ。

むしろ、この広い世界の中で、出逢えたことに対する喜びと感動、そして感謝に心が満たされる。確執やストレスなんか意味のないことだと思えますよ。

<参考過去記事>
愛せたことが喜びで、出会えたことが幸福。見返りへの期待に執着しないから、愛を引き寄せる。

外の世界に目を向けてみるんです。今いる世界の内側にばかり目を向けていないで、世界を広く考えるんです。外にはもっと考えるべきこと、ネガティブなことではなく、心躍るようなワクワクすること、そしてチャレンジすべきことがたくさんあるはずなんです。

身近なことでストレスを感じたり、不安や心配に心が満たされているときは、世界が狭くなっているとき。そういうときこと視線は外に向けるんです。

行動を広げると出会いも広がる

自分で世界を限定してしまわないことです。限定してしまうとその意識は内側にしか向かなくなるから。世界はあなたの身近なところがすべてじゃない。

そのために、いつもは会わない誰かに会うのもいいでしょう。いつもは行かない所に行くのもいい。ちょっといつもいる世界から離れてみることで、思考の幅を拡げることだってできるから。

日頃感じているストレスや不安なんてのは、小さな村の中の出来事に起因しているにすぎない。その村の中という限定された世界の中で、どうでもいいことにイライラしたり、人間関係にストレス感じたり、階級闘争に明け暮れているだけのことですよ。

もちろん、その村はその村で実際の生活圏として大事にしなきゃいけない。問題は問題として解決すればいい。でも村の外にも世界はある。他の村もあれば街もある。そこにはもっと色んな人がいて、色んな価値観もっていて、想像を絶するようなスケールの大きい人もいる。

なにも引っ越ししろとか転職しろとか、そういうことはない。職場にしろ家庭にしろ趣味や人間関係など、どんな場面にしろ、もっと外の世界にも目を向ける意識を持とうということ。

あなたが日頃感じている人間関係のいざこざも、目先の仕事の不安や心配も、もっと広い視野で考えてみる、大きな世界の中でとらえてみれば、ホント鼻くそなみにどうでもいいことがほとんどでしょ。取るに足らない小事じゃないですか。

身近にいるウマが合わない人との関係だってホントにどうでもよくなる。出世競争がどうの、あの人にフラれてどうの、そんなこと気にしているのがバカバカしいと思えるようになりますよ。そんな小さなことでクヨクヨなんてしなくなる。

そのためにも日頃から意識を外に向けておくことですよ。誰だって放っておけばどんどんその環境に順応して、視界が狭くなっていく。その世界の中だけに視線が向いて、だんだん頑なになっていく。

そういう意味では、積極的に自分と違う世界の人に会ったり、いつもとは違う世界にいろんなとこに足を運ぶことは有効なこと。

何事かを成している人というのは、往々にして常に世界を広く持っている人だったりするじゃないですか。常に多くの人に会い、多くの場所に足を運んでいる人ですよ。だから出会いも変わるし、運が良くなる出会いにだって恵まれるというもの。

<参考過去記事>
運がいい人と、運が悪い人の違い。運が良くなる幸運体質になる方法。

単に目の前のことから逃げ出すことが目的なら問題外ですが、主体的に自分の可能性を拡げていくためであれば、視線は外の世界に目を向けることでしょう。それに何より今までにない新しい刺激というやつは、心を新鮮な気分にさせてくれるし、モティベーションも高まるというもの。

小さな世界の中で、目先のあれこれでストレスも感じてたり、不安や心配に心を支配されてないで、広い表の世界に視線を向けてみればいいんです。そうすりゃそこでウダウダしていることがバカバカしくなりますから(^。^)y-.。o○

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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