小川健次ブログ -BIG THINK

傷つくのは、今より幸せになるために必要なプロセス。傷を負うほどに、あなたは愛される人になる。

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傷ついて痛い思いをしたとしても、必ず立ち直れるから大丈夫。その経験が幸福を引き寄せ、あなたを人から愛される人にする。

傷と痛みは望みの結果を手に入れるプロセス

どんなに注意を払っていても、まったの予測不能、完全なる不慮の事故ってのはありますよ。それで痛い思いをすることはある。悪いことしたわけじゃない。でも生きてりゃそういうことはある。

そりゃ誰だって、そういう事故には遭いたくない。物理的な事故で肉体的に痛いのはそりゃもちろんですが、人との関わりで受ける心の傷ってのも、同じように嫌ですよ。

しかも心で受けた傷ってのは、誰にでも効き、かつ即効性のある治療薬なんてないんだもん。まあ、気休めの痛み止めくらいはあるかもしれませんがね、それにしたって、ホント気休め。そのときだけ。

だからできれば痛い思いはしたくない。特に心に傷は負いたくない。そんな思いで僕が毎朝無料で配信する小川健次メールマガジンや、毎朝一言のLINEのメッセージで、傷を負わない方法について考える人もいるでしょう。

とはいえ、現実には傷つかないでいられることなんて、よほどの温室育ちで、純粋培養でもされてなきゃ無理なこと。犬も歩けば棒に当たる。何かやってりゃ何かにぶつかる。そこで傷つくし痛い思いもするってもんですよ。

万事うまくいくことだけならいい。でも仕事や人間関係、あらゆる場面で予測不能な事態は起こる。予測をしていても防げないことは起こる。そこで傷つき痛い思いをすることはある。

一方で、何もしなけりゃ確かに傷つくこともないでしょう。痛い思いをすることだってありませんよ。でもそれも考えてみれば時間の浪費。後になって、大きな後悔という痛みを覚えることもある。

結局のところ、何をやろうがどうせ誰だって傷つく経験からは逃れられない。痛みを知らずに生きることなんてできませんよ。それでも結局最後は立ち直るんです。傷は癒えるんです。その繰り返しで痛みへの耐性が上がり、大人の階段上がるもの。生きるとは痛みに耐えること。

まるで傷ついた経験もなければ、痛みも知らなければ、免疫が無く耐性が低い分だけ、立ち直りに時間がかかる。さらに、小さなことでもいちいち傷つくから、ますます何もできなくなる悪循環。

これまでのあなたの過去のことを振り返ってみればいいんです。傷つくことなんかいくらでもあったでしょうし、痛い思いもそれなりにしてきてるでしょう。それでも癒えて立ち直って今がある。

傷は負っても癒えるんです。その場の特効薬はないかもしれない。それでも痛みはいずれ消える。確かにその場での痛み止めはないかもしれない。だけどもいずれ傷は癒えるし痛みも消える。

だとしても、残る傷痕や消えない痛みもあるかもしれない。でもそれはもう、あなたのパーソナリティの一部ですよ。それはそれで受け容れる。受け容れてそんな自分とうまく付き合えばいいだけのことですよ。

元から強い人なんていないんです。強そうに見える。行動力があって失敗を恐れないように見える。そういう人は元から強いのではなく、これまで数多くの傷を負い、痛みを乗り越えてきた結果としての今なんです。免疫と耐性を上げてきたんです。

負った傷の数と、痛みを感じた数ってのは、そのまま積み重ねてきた経験の数ともいえるもの。だからこそ、それなりの結果を出している人というのは、傷と痛みへの耐性と免疫が高いのでしょう。

それに傷つくことや痛みを感じることばかり考えてると、不安ばかりが膨らんで、結局何もできなくなってしまう。それより行動すれば、結果的に傷や痛みを軽減できることも多いもの。

<参考過去記事>
ボロ雑巾になるほどに、心は強くなる。傷つくほどに、心の治癒力が高まる。

言ってみれば、毎日の生活の中にある行動とそれに伴う失敗、そしてそこからの立ち直りのサイクルが、自分自身を強くするための、学びと修行のひとつと言えるのかもしれません。

傷つくことは修行と学びの大事な要素

そのあたりにいる、嘘臭いカウンセラーもどきがよく言うんです。傷つくことなんかしなくていい。あなたはきっと大丈夫。って、バカじゃねーの。そんなんでうまくいくワケねーじゃん。繰り返し言いますがね、傷つかないで生きてる人なんていませんよ。

何より、自分自身が傷を負って痛みを感じ、立ち直った経験がある人ってのは、人の痛みを想像できる。だから人に優しくなれる、誰かに力を貸すことができる余裕を持てる。

上での話しにもつながりますが、器の大きさ、心の余裕を持てる人ってのは、やっぱりそれなりの結果を自分が残している人でしょう。そしてそういう人は往々にして自分が痛みを経験しているものですよ。だから人から信頼されるし愛される。

いやまあ、そうは言っても傷つかないでいられるならそれがいい。別に好き好んで痛い思いをする必要もないですよ。

それでも現実には傷を負うこともある。痛い思いをすることは避けられない。そりゃ生きてりゃいろいろある。これまでだっていろいろあった。いろいろ傷も負ったし痛い思いもしてきたでしょ。

でも今生きてるなら問題ない。傷や痛みが残っていても、今こうしてボーっと口開けながらスマフォかマウス片手に、口を半開きにしながら、ボケーっとこのブログ読んでる余裕があるんだから大丈夫。それはもう癒えてるのと同じこと。

そして、今後も傷を負うこともあるでしょうし、痛みを感じることもある。でも大丈夫。どうせそれ癒えるから。どうせまた立ち直れるから。そして立ち直ったときには免疫も耐性も上がってる。つまりより一層強くなるから。

ならば迷わず進めばいいんです。傷つくことや痛い思いをすることを恐れる必要なんかないんです。どうせ立ち直れるし、むしろ傷ついて痛い思いをしたほうが、レベルが上がるんだから。

恐れるべきは、何もしないで免疫と耐性が弱まること。免疫と耐性が弱まれば小さなかすり傷ひとつで立ち直れなくなる。そしてそうなることを恐れて、ますます何もしなくなる。だからますます免疫と耐性が弱まる悪循環。

そうなる前に小さなことでもチャレンジしてみればいいんです。これ失敗したら痛いかも。ここで断られたら傷つくかも。そう思うようなことだからこそ、あえてチャレンジするんです。

それでうまくいったら儲けもの。もし失敗して傷を負ったり痛い思いをしても、それはそれで儲けもの。そこから立ち直ればそれ以前よりレベルが上がる。そして何より経験値が積み上がる。

その過程でしんどくて泣きたくなることがあっても、それはそれで重要なプロセスの一つだし、それもあなたにとっての試練の一つ。それを乗り越えるかどうかで、未来の幸福を手に入れられるかどうかを、テストされてるだけのこと。

<参考過去記事>
恋愛で苦しくなる、本当の理由。それは宇宙大自然の法則から、〇〇を与えられているから。

どうせ何やったって傷つくことも、それで痛い思いをすることはある。でもね、どうせ傷を負うなら、流された結果としてではなく、あなた自身が決めたことで負うことですよ。それが主体的なあなたの判断の結果ならば、言い訳ができない分、立ち直りもずっと早いから。

好んで傷を負いたがる人はいないでしょうが、好んだことを手に入れるために、傷を負う覚悟が必要なときもある。さらには、そこから立ち直るというプロセスが必要なことだったりもするんです。これすなわち自己成長。

傷を負えば痛みはある。でもそこから立ち直り、乗り越えればもっと大きな喜びが得られる。その繰り返しが毎日の中に充実感をもたらし、僕たちを成長させる。あなたを今よりずっと魅力的に、そしてもっと美しくするってことなのでしょうな(^。^)y-.。o○

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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