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【実録】恋愛対象になれるのに、恋愛相手になれない理由。婚活アラサー女子がやっていた悪い癖。

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【実録】恋愛対象になれるのに、恋愛相手になれない理由。婚活アラサー女子がやっていた悪い癖。

当記事は小川健次個別コンサルティングを通じての実話を基に、登場人物や各背景にフィクションを交えたものです。なお掲載に当たり、当事者本人による許諾は得ています。
※過去の関連記事集はこちら⇒【実録】男と女の事件簿

あらすじ

男性からは好かれるタイプのはずなのに、結婚相手が見つからないアラサー女子。積極的に出会いの場に出向き、恋愛対象として声をかけられ仲良くなるも、実際の恋愛相手として進展しないその理由とは。実は、彼女には、はっきりと目に見えることではない、悪い癖があったのです。その癖を修正し、愛し合える人と結ばれるまでに、彼女に起こった出来事を実録で。

■出会えても結ばれない

大手出版社で文芸書の編集者として働く光代さん(33歳/仮名)は真剣に結婚相手を探していました。

編集者としてのスキルを高めたいと、これまで仕事一筋したが、その努力が実を結び、担当した作品が大きな賞を受賞。次はプライベートを充実させたいと思って、婚活をスタートしてみたものの、なかなかうまくいきません。

仕事の合間を見つけては、婚活パーティーや合コンに出向き、多くの出会いの機会を作っていますが、その割に目だった成果に結びつかないのです。

丸々とした大きな瞳に、優しく膨らんだ頬は、アイドルタレントのような顔立ち、ハキハキと話すその彼女に笑顔を向けられれば、多くの男性が惹きつけられます。

婚活パーティーだろうが、合コンだろうが、複数の男性がいる場所であれば、必ず声をかけられるという理由も、彼女と会えば男女問わず多くの人が納得できるでしょう。周囲の友人も、なぜ光代さんに結婚相手が見つからないのかを不思議がっていたようでした。

しかし、男性からいざ声をかけられ、距離が近くなっても、なかなか恋人関係にはなれません。元来の性格も穏やかで気立てもいい光代さんは、相手を選り好みしているわけでもなければ、特に本人の性格に変わったところがあるわけでもないのです。

いいなと思った相手とLINEの交換をし、食事にまでは行くものの、いつもその先まで進展しないことが悩みでした。それらのことから、自分は本当は誰からも愛されないのではないかと、すっかり自己肯定感も下がってしまっていたのです。

実は光代さんには、男女関係を良くしていくことを考えたときに、あまりプラスにならない癖がありました。

■返信しない男の本音

穏やかで気立てのいい性格ゆえに、光代さんは、つい相手に気を遣いすぎてしまうのです。

LINEを送るにしても、相手が迷惑じゃないだろうか。返信するのは手間じゃないだろうか。そう考えてしまうのです。そして、LINEを送ったときも、相手の返事を文面の内容以上に忖度し、自分は好まれていないようだ。と判断して、そのまま自分からフェードアウトしてしまいます。

男性の多くは、LINEの返事が簡潔なものです。もっと言えば、LINEに限らず、男性の脳機能は論理的な整合性のないもの、つまり、目的意識が不明瞭なものを嫌う構造になっています。

よく女性が男性に送る、今日の日記のようなメッセージ。多くの男性にとっては、それにどうレスポンスしていいのかわからないので、スタンプ一個や、「お疲れ様」のような一言で済ませるしかありません。もしくは既読してスルー。相手が嫌いだから、そうするのではなく、そういう反応しかできないのです。

<参考関連記事>
LINEの返信がこない理由は、そんなに悪いことじゃない。不安や心配は、手放しても大丈夫。

その一方で、待ち合わせの場所はどこどこでいい? 集合はこの時間でいい? のような、目的がはっきりしていて、返信の必要性を感じるものであれば、はっきりとした回答をするのです。

つまり、男性にとっては、普通の対応(つまり簡潔で素っ気ない回答)にも関わらず、光代さんは、それを自分への好意の無さ、と受け取ってしまっていたのでした。

■過剰な忖度は悪循環を生む

いろいろ気を遣いながら、頑張ってLINEをしてみる。せっかく送っても、既読から返事がくるまでの時間も長い。そして返ってきても、素気ない(と思える)返信。

ああ、だったら、最初から辞めておけばよかった。こちらから連絡のはもうやめよう。そう思ってしまう。おまけに最近は同じ失敗が重なっていたこともあり、同じようにLINEを送ることに自信を喪失。なんとなく投げやりな気持ちになっていました。

そうして、次の出会いでもまた、慎重にあれこれ考えてしまう。そんな悪循環に光代さんは陥ってしまったのでした。

そもそも、言葉遣いがあまりに品がなかったり、コミュニケーションの取り方が社会常識から極端に逸脱したりしているなど、まったくダメな相手であれば、早いうちに関係性を断ち切るのが正解です。

しかし、一度は食事に行くくらいの関係で、自分からも少なからず好意を持てて、LINEを送ろうと考えられる相手であれば、せめてもう少し勇気を出して頑張ってみたほうがいい。

<参考関連記事>
焦らないから、恋愛はうまくいく。執着しないから、理想のご縁が結ばれる。

前述のとおり、男性のLINEは素っ気ないのが普通であって、既読スルーもするもの。

「好きなら返信してくるはず。素っ気ない返信はしないはず。」という理屈は多くの男性には当てはまりません。好きでも返信しない(できない)し、素っ気ない返信をする(してしまう)のですから。

■返信の有無と好き嫌いは関係ない

私との幾度かの対話を通じて、メンタルを整えた光代さんは、以前に食事に行って好印象だったにも関わらず、しばらくLINEの往復の後、返事がこなくなった、広告代理店勤務の雅也さん(37歳/仮名)に、LINEをしてみることにしました。

すると返ってきたのは「お返事もせず失礼しました」というお詫びの言葉からはじまって、諸事多忙であったことの説明とともに、ぜひまた食事に誘わせて欲しいという旨の言葉でした。

その後も、二人は途切れ途切れになるLINEのやりとりをしながらも、複数回の食事デートを重ねて、いよいよ結婚を前提にした交際がスタート。

LINEの返事が素気なかったり、すぐに返事がなかったり。女性からすれば、それだけでも許しがたいと思うこともあるでしょう。

しかし、仕事などの具体的かつ明確な理由がない限り、多くの男性にとっては、素っ気なかったり、すぐに返事をしないことと、好き嫌いは関係ないのです。

そういう前提で、あなたが少し余裕をもって、男性とのコミュニケーションをしてみると、遠ざかったと思ってしまった人とも、実は遠ざかってなどいないということ気づくはずです。


<まとめ>

  1. 返信の有無と、興味や好意の有無とは関係ない
  2. 返信が簡潔なのは、用件のみ伝えたいから
  3. 勝手な忖度せず、連絡をすれば関係は切れない

当記事は小川健次個別コンサルティングを通じての実話を基に、登場人物や各背景にフィクションを交えたものです。なお掲載に当たり、当事者本人による許諾は得ています。
※過去の関連記事集はこちら⇒【実録】男と女の事件簿

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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