小川健次ブログ -BIG THINK

失恋しても、自分を責めないほうがいい理由。悲しみを受け入れると、大きな愛を引き寄せる。

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失恋しても、自分を責めないほうがいい理由。悲しみを受け入れると、大きな愛を引き寄せる。

失恋しても、自分を責めないほうがいい理由。

感情の動きというものは、予想からどれくらいずれているかに従っている。予想通りのことが起これば、まあそうだよね、という安心感。予想を上回れば喜びで、下回れば悲しになる。

あ、それと、まったく予想もしていなかったことでも同じこと。結果が自分の心の範疇に収まるかどうか、それによって感情の動きが決まるもの。

まるで望んでいなかった結果や、期待をはるかに下回る結果、予想さえしてなかった不幸に遭えば、そりゃ落胆してガックリ凹む。僕でさえ、表面上はシレっとしてても、そりゃそういう場面になりゃ凹むますって。

まあ、ガックリ凹むくらいならいい。それが失恋なら凹む気持ちもわかる。そんときゃ僕が毎朝無料で配信している小川健次メールマガジンや、LINEのメッセージ、そしてYouTubeの動画でも観たり読んだりし、大人しく泣いて反省してりゃいい。

でもね、失恋したからと言って、自分自身を責める必要はない。そんな必要もないのに、わざわざ自分を責め立てるから、いろいろ面倒くさい話しになる。

なぜあのとき、ああ言わなかったのか。なぜそこで自分は強く押せなかったのか。あそこで迷わなければ。あそこで優しくなれれば。あそこで止めておけば。それができない自分はダメだ。それができないから私は認められないんだ。こうして凹む私ってホントにクソッたれ。


挙句の果てには、自分自身の性格をはじめ、生まれ育った環境や、培ってきた経験までを否定したくなってくる。毒親に育てられからだ。自分の自己肯定感が低いからだ。嗚呼!だから自分はダメなんだ。 って、うるせーし。

少し冷静に考えてみればいい。そうやって失恋した結果に対して、自分を責めてて事態が好転すのか。去った彼が帰ってくるのか。そんなことないでしょ。それで復縁することもないし、結果が変わることもない。

失恋したときに、あなた自身を責めるための、原因探しをすることに意味はない。あなたが考えるべきは、手段は正しかったか。正しかったとすれば取組み方は正しかったのか。誤っていたとすればどこが誤っていたのか。どうすれば正しい判断ができたのか。

あなたに必要なのは、思考と行動のプロセスに対する反省と、それを踏まえて次の手をどう打つかという、建設的な思考。どうにもならない過去を悔いて、自分で自分を責めてる場合じゃない。復縁への期待に執着して、いつまでも同じところで立ち止まることでもない。

<参考関連記事>
復縁への期待を手放すと、別れた彼を引き寄せる。復縁に執着すると、愛する人が遠ざかる。

失恋したとき、望まなかった結果に直面したときには、自分の能力がどうの、性格がどうのはまず後回し。客観的事実にのみ基づいて、手段や方法についての反省と、次の手を考えることが先。恋愛ではもちろん、仕事や友人との人間関係でも同じこと。

もちろん、手段や方法を選択する上での根本原因である、あなたのそもそもの性格やメンタルついても、考えるべきところはある。でもそんなのは後でゆっくりやればいいだけ。必要なら僕の個別セッションにでもきて、立て直していけばいいだけ。

悲しみを受け入れると、大きな愛を引き寄せる。

事実を受け容れて、その結果になった手段や方法は正しかったのか。正しくなければ他にどういう方法があったのか。何をどう改善し、どんな選択をすれば、次はもっと良い結果になるのか。それを考える。失恋した自分を責めるために止まってる時間は無駄

無駄に自分を責めることに時間と労力使ったところで、事態は全然良くならない。むしろ、あなた自身のセルフイメージさえ悪くなり、次もまたその次も、同じ過ちばかりを繰り返す。周囲の人もそんなあなたに近寄りたくなくなる。そうして負の無限ループに陥ることになる。

失恋したという現実は変わらない。それにね、失恋なんてのは、あなた一人の原因でそうなるワケじゃない。相手にも原因がある。状況環境にだって原因がある。そもそもご縁がなかった。なので、そこで自分一人が悪いかのように、自分ばかりを責めるのは傲慢ともいえる。

あなたに何の原因がなく、ただ彼があなたを嫌いになっただけ、ってことはある。彼があなた以外に好きな女ができたってこともある。なのに、あなたが、自分を責めて、あのときの私がどうの。何て言ってもどうにもならない。それは彼の選択なのだから。


失恋は、一方の責任によってのみ成立するものじゃない。お互いの関係から生まれる、いろいろな要素が絡み合って起こった一つの結果でしかない。あなたがまったく悪くないとは言わないが、あなた一人が全部悪いってこともない。

それだけのこと。そんなことに、心とらわれれ、やっぱ私はダメなんだ。こんな自分はホントにダメだ。なんて、クソの役にもたたないような、意味不明なことで自分を責めていても、ますます思考がドロ沼にはまっていく。苦しいばかりになる。

自分を責めるより前に、まずは、客観的事実として、どんな問題があったのか。それは回避できたことなのか、もっと良くすることができなかったのか。次にそれを活かすには、どうすればいいのか。それを考えればいい。

そこを、すっ飛ばして、単純に自分に問題あるんじゃないか、自分の生き方が誤ってるんじゃないか、というところに話しがいくから、コトの本質が見えなくなる。でも、ちゃんと冷静に考えれば、次への改善策がわかるし、無駄に自己肯定感を下げる必要もない。

<参考関連記事>
自己肯定感を高める方法は、〇〇を受け入れること。あなたには、愛する人に愛される魅力がある。

納得できない失恋をすることはある。望まない別れが訪れることだってある。男と女のことは、いつどこでどうなるかを、誰にも予想できない。それでも、起こった現実は変わらない。こればっかりは仕方ない。ならば、あなたがすべきは、失恋した自分を責めることじゃない。

失恋した自分を否定して、自分を責めて腐っていても、去った彼は帰ってこないし、過去に執着していても復縁は実らない。それより、あなたが今考えるべきこと、やるべきことがある。そのために、心のスイッチを切り替えれば、より大きな愛を引き寄せることになるのだから(^。^)y-.。o○

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著者プロフィール

小川 健次(おがわ けんじ)

株式会社リエゾンジャパン代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。
国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。
世界中の成功哲学をはじめ、潜在意識活用法、引き寄せの法則など、様々な成功法則や自己啓発技法に精通。21年間で3万人を超える指導実績をもとに、脳科学と心理学からのアプローチにより、個人と組織の行動変容と定着化を可能にするスペシャリストとして活動。
同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。
また、上記のかたわら、引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業を展開。心に思い描いたイメージを実現している。
東京都杉並区在住 既婚。子供なし。トイプードル一匹あり。牛乳嫌い。

■連載コラム
小学館が運営する、働く堅実女子のお悩み解決サイト『スーツウーマン』にて、【恋とキャリアの上方修正】を連載中。

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