話し方や伝え方など、丁寧な説明だったのかもしれない。勇気を振り絞って発した言葉だったかもしれない。だからといって、相手がちゃんと理解してくれてるかどうかは、別問題。

最後の最後は、誤解されようが勘違いされようが、エイヤっと決めて言うしかない。とにかく、あなたの役割として言うべきことは言い、伝えるべきは伝える。今は理解してもらえなくてもしょうがない。そんな開き直りですよ。

あなたがおネーさんとして、一歩引いて「よしよし」という気分であしらえばいいんです。だいたい、感情的になって何か言う男なんてのは、たいがい精神がガキなんだから、そこは大人の対応で「はいはいボクちゃんいい子でちゅねー」とあやすくらいの余裕を持て...

あなたにも、あの人にも、僕にだっていろんな事情がある。良いも悪いも含めていろんなことがありますよ。それらをお互いが表に出し合えて、理解し合えたときに、本当の意味での信頼関係が結ばれるってものでしょう。

日頃なんとなく見聞きした言葉が、潜在意識下に蓄積されて、それをイメージするクセになる。否定的な言葉を聞いていれば、否定的なイメージが描かれ、肯定的な言葉を聞いていれば、肯定的なイメージになる。

あなたが尊敬する人、理想とする人、話したい人、会いたい人と積極的に関わりにいく。そういう場にいて、そういう人と関わっているうちに衣装も身の丈に合ってくる。

人と人とが言葉を介してやりとりする以上、その手の事故の一つや二つは起こるんです。そりゃ事故はないほうがいい。でも起こるんです。だから事故なんです。言葉の解釈や意味づけ、そして言葉一つ一つに対する価値観は一人一人皆違う以上はしょうがない。

人間同士の関係の多くは、論理や効率よりも、無駄が重宝されてるんです。同時に、その無駄の価値をお互いが共有し合えるからこそ、お互いを大切に思えるのでしょう。

本気で相談したい。絶対解決したい。ホントに何とかしたいと思うことなら、最初っからそれに詳しい人に聞くはずなんです。そうじゃない人に相談している時点で、実はまだどうにかしようと思ってない。むしろ相談して安心したいだけ。

あなたはあなたで、あの人はあの人。違う生き方があって違う世界観がある。あの人はあの人の世界の価値観で生きてるんです。それをまず認めることですよ。それを認めれば、違いの中から共通項を見いだせる。お互い合うポイントを見つけられる。

悪口言ってる人の発するエネルギーって、暗くてどんよりしたものですよ。そんなエネルギーには誰も触れたくない。その上、この人って私の悪口もどっかで言ってるんだろうなと思われる。そして気づいたときには、あなたの周囲に誰もいなくなる。

手にした幸福、感じた嬉しかったことは、手元に囲いこんでないで、必ず誰かと分かち合えばいいんです。物質的なものはもちろんのこと、精神的なものでも同じですよ。嬉しかったことは、他の誰かに伝えて、分かち合うほどにどんどん大きくなる

その人が得られるメリットに想いを馳せてみればいい。その人の喜びをイメージしてみればいい。その人があなたの言葉に納得し、その言葉に従えばメリットがある。そう感じるような言葉を発すれば人は動く。

その人のことを大切に思っていること、あなたにとって価値ある存在であることを伝える。するとそれはあなたに返ってくる。相手が満たされるから、あなたも満たされる。

その人が好きか嫌いかに関係なく、ビビッときた人との関係が、あなたが未来に大きな幸福を手に入れるきっかけになるんです。ビビッとくる人ってのは、あなたの未来の幸福のための、重要なキーマンである可能性が極めて高いということ。