小川健次ブログ -BIG THINK

大きく考えれば、小さなことへの執着を手放し、幸福を引き寄せる。

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飽きっぽい人でも、長続きさせる方法はある。集中力が散漫でも、集中する方法はある。

■人は怠惰で楽をしたいと思うのが自然なこと

やらなきゃいけないことがある。それでも気持ちがそちらに向かない。集中できない。仕事がまるではかどらない。そんな気分のときはある。
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自分を律しなければいけない。ここで止めておかないといけない。わかっちゃいてもブレーキ効かないこともあるでしょう。

そりゃセルフコントロールは重要だし、どんな場面でも自分で自分を支配できればそれがいい。とはいえ、そうはいかないこともある。そうなれない場面もある。人間だもの。

よほどの人なら、どんな場面でも自分を律することができるのでしょう。余計なことで心に波風たてたり、気分や感情で心揺さぶられたりすることなく、自分の道を進み続けることができるのでしょう。

でもね。ほとんどの人はそうじゃない。そもそも人間なんて怠惰なもんですよ。いかに楽して生きたいか。そんなことを優先して考える生き物でしょう。気分に左右されるし、感情にも揺さぶられる。放っておけば怠惰な自分に流される。

だからやるべきことをやれないのが悪いのじゃない。集中すべきときに集中できないのが悪いわけでもない。

人間誰でもそういう弱さがある。楽をしたい欲求、怠惰でありたい願望はあるんです。むしろそれが自然といえば自然なのかもしれません。だからそんな自分を責める必要もない。それはそれでいいんです。

もちろん、それらの怠惰な感情を押さえつけられる、強靭な意志を持てる人ならいいんです。どんなにサボりたい気持ちが芽生えても、その場で踏みつけて二度と生えてこないようにできる、鉄の意志があるならば。

でもね、そうじゃないなら、鉄の意思を持てないなら、怠惰な感情のある自分をコントロールするための、具体的な対策を講じる必要があるでしょ。

言ってみれば、怠惰であることが自体はいいんです。問題なのは、怠惰である自分をコントロールするための対策を講じない、講じようとしないことでしょう。やればいいのが解っているなら、やれるようにすることですよ。

要するに、そうならざるを得ない環境に身を置く。そうならざるをえない環境を自分でつくることです。それなら別に今のままでもすぐできる。特別な訓練だっていらないし、誰にだってできること。

ちなみに僕も、このブログや小川健次メールマガジン、そしてLINEのメッセージをなぜ毎日配信しているかというと、毎日を自分でルール化してしまえば、逃げられなくなるから。サボりたくてもサボれないようになるから。

力を出せる環境づくり。自分に負けない環境づくり。これをやらずに、ただ自分の内面だけで問題を解決しようとしても、行き詰るのは目に見えてるでしょ。ならその環境を作ることですよ。必要とあらば、今いる環境を変えたっていいじゃないですか。

<参考過去記事>
環境を変えると、チャンスが増えて望みの結果を引き寄せる。今いる場所にチャンスがなければ、違う場所に行けばいい。

人はその場そのときその状況、気分や感情に流されてしまうもの。ならばどんな場面や状況、気分や感情であっても、流されないようにするための、具体的な対策を環境として作ってしまえばいいだけのこと。

ならばそういう環境に身を置けばいい。自分がそうならざるをえない、そうしたくなるような状況環境を作るのか、そういう人達ばかりがいる状況に、移るかすればいいだけのことでしょう。それなら誰でもすぐできる。

■自分を責める前に、環境を整備しよう。

サボりたいと思うこと、集中力が持続しないこと、強くなれないことが悪いわけじゃない。それは責めてもしょうがない。責めるべきはその対策をしないこと。しようとしないことでしょう。

ホントに集中したいと思うなら、集中力の妨げになるものはすべて排除すればいいじゃないですか。やらなきゃいけないと思うなら、やれる環境にすればいいだけのこと。

心を強くしたいなら、心を弱くする原因のあるものを断絶すればいいんです。

ついテレビを観てしまって集中できないなら、今すぐテレビは粗大ごみへ。ダイエット中なのについ食べてしまう自分に問題意識があるのなら、冷蔵庫を捨てるか、冷蔵庫の扉に鎖でもかけりゃいいんです。

なんとなく惰性で甘えてしまう人間関係があるならば、そんな関係とはさようなら。携帯のメモリは今すぐ全削除。住む場所変える、仕事を変える。惰性で甘えられないような環境に身を置けばいいじゃないですか。

いつもと違う場所に行く。これまで関わったことのない人と関わる。世界を変える。状況環境を変えればいいんです。今が自分にとって楽すぎるならば、楽じゃないところへ行けばいいだけ。

念のため繰り返し言いますが、別に自分自身を否定する必要はないんです。弱い自分がいるのはOK。怠惰な自分でいいじゃないですか。常に自分に勝ち続けられる強者なんて、そうそういない。弱い自分は悪くない。そんな自分とうまく付き合えばいいだけのこと。

だけども、ときに自分を律する必要もある。弱い自分を封じ込めておかなきゃいけない場面もある。ならば、自分に負けない環境をつくっておく。

あなた自身をより向上させるために、あなた自身がやりたいことをやるために、具体的かつ建設的な方法を考えるんです。環境整備をするんです。頑張る、気合を入れる、そんな精神論は言っても無駄。それでやるべきことができるなら、とっくの昔にできてるはずだもん。

繰り返し言いますけどね、どんな場面でも常に自分を律することができる強い人。あらゆる誘惑に打ち克ち、どのようなときも最初から最後まで、意志を貫徹できる人はそうそういないし、そういう人になろうとすること自体が無駄でしょ。

いいじゃないですか、そうじゃないあなたで。サボりたい誘惑に勝てない、素のあなたを受け容れればいいんです。そこを無視して、俺私は大丈夫、私はできてる。そうやって現実をスルーしても話しは先に進まない。

意思の弱い自分を認める。サボりたい自分を受け容れる。その上で、そんな自分でも、やれる環境をつくればいいんです。あなたにとって必要な環境に身をおけばいいだけ。明確な目標の設定をして、行動計画を立てることだって、そのための重要な手段方法の一つですよ。

<参考過去記事>
愛とお金を引き寄せて、夢を叶える目標設定講座

実のところ、ホントの意味で強い人、何かを成し遂げるまで集中力を発揮する人ってのは、意志の強さ云々というよりは、その対策をしっかりと決断して行える人。ちゃんと自分の弱さを認めている人ですよ。

自分の弱さに対して自己嫌悪に陥いるだけで、同じことを繰り返しているだけならホントに疲れる。だったら、まずはやれる環境を作ることですよ。あなた自身をそういう環境に置いてしまうんです。そうすると、後は勝手に欲しい結果に向かってあなたも周囲も動き始めますから(^。^)y-.。o○

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著者プロフィール

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株式会社リエゾンジャパン 代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。 国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。

主に、年間約1500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のための、行動変容とメンタルサポートのためのコンサルティングが支持される。

同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。

引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業、電子コミックを中心としたマンガ事業など、心に思い描いたイメージを実現することで、多岐に渡る活動を展開。

オフィスは西新宿。住居は東京都杉並区と山梨県の富士山麓でデュアルライフ。

既婚。子供なし。保護犬二匹(トイプードル♂&マルプー♀)有り。

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