理想のパートナーを引き寄せるには、未来の理想をイメージすること。違いを認め合い、支え合える人を見つけよう。

■誰にでも足りないことはある

出会った瞬間に心躍るような、理想の人、条件を聞いただけで抱かれたくなるような、好物件。じゃあその人が、人としても完璧かといえば、そうでもないことも多いもの。

よくよく付き合ってみれば、なんだこりゃ。と思うこともあるでしょう。よくよく細かく聞いてみれば、うわっ、そりゃちょっと引くわ。と思うこともあるでしょう。

そりゃそうでしょうよ。すべての点で完全無欠の人なんて、いないもん。いや、ひょっとしたらこの地球上のどっかにはいるかもしれない。でも少なくとも、僕はそういう人を知らない。それなりの数の人に会ってきたと、自信を持って言えるけど、完璧な人には未だ会ったことない。

なんだかんだで、足りないところは誰にだってあるんです。どんなに凄いと思える人でも、ときに他人が「え？」となるような一面を見せることもある。

そりゃ人間だもの。そういうところはあるでしょう。些細なことから、許せないことまで。誰にだって、いろいろ足りないところはあるんです。逆に言えば、そういうことの一つでもなきゃ、面白味もありませんしね。

あの完全無欠っぽく見える、超絶イケメンの眉毛の人だって、いろいろ足りないところがあるから、あなたも好きになってるんでしょ。そんな眉毛のイケメンが好きだから、小川健次メールマガジンにも登録してるじゃないですか。え？　ふざんけんな？

いやまあ、眉毛のことはどうでもいい。が、誰にだって足りないことはある。そんなことは皆わかってる。あなただってわかってる。なのに皆、自分が関わる相手には、完璧を求めたがる。付き合う異性には、理想どおりであることを要求したがる。

やっぱり安定収入でしょ。高級官僚であること。それでいて、身長は180ＣＭ以上のイケメン細マッチョ。正義感に溢れていて、女性にも優しい。仕事をバリバリこなすけど、家庭も大事にしてくれる。そして誰からも愛されて敵が一人もいない人格者。欠点なんか何もない完璧な人。そんな人が理想です。

眉毛イケメン

あーはいはい。いるいる。うん。どっかにいるよ。見つかればええね。死ぬまでに。

求めるのはいいんです。自由だから。そりゃせっかく出会う相手なら、できる限り好条件がいい。理想通りの人がいい。それはそれでいいですよ。

＜参考過去記事＞
笑顔で受け入れるから、ご縁が結ばれる。否定や批判をする人よりも、認めてくれる人が愛される。

とはいえ、どんな人でも、必ずどこかに足りないところがあるもんですよ。確かに条件面など、理想に合致することは多いかもしれない。だとしても、細かく見ていったり、付き合っていったりすれば、あれやこれやと足りないところが見えてくる。だって人間だもの。

完璧な人と出会えたと思えたのに、部屋の片づけがダメな人なんです。育ちがダメなのかしら。失敗したわー。もー最悪。

このバカ女

最悪なのはおめーだろーが！

■どんな未来をつくるのに、どんな人と関わるべきか

そもそも完璧、完全無欠の人なんてのはいないんです。なのに、欠点や足りないところに目を向けて、理想と違うところにばかり目を向けるから、そういうことになるんです。しかもその足りないとこなんてのは、現実にはどうでもいいことばかり。

理想と比較して、減点法で考えれば、そうなるのは当たり前でしょう。あれが足りない、これがダメ。そんなこと探せばいくらでも出てくる。それ気にしてたら、誰とも付き合うことなんか無理でしょう。

理想を追い求めるのいいんです。でも、現実には全てが理想どおりなワケじゃないでしょ。期待外れだったりすることもある。あれ？と思うこともある。それでも、そういう現実も受け入れながら、足りないところも含めてのトータルとして、その相手を認められればいいわけでしょ。

だったら、あなたが考えるべきは、その人が理想と比較してどうのこうの、なんていう減点法に基づく小さいことじゃないんです。

あなたが、その人と、どんな関わり方をすれば、あなたの理想の将来を形にできるか。そして、その人の理想の将来を形にする、手伝いができるか。つまりは、どんな関わり方をすれば、支え合い、認め合える生き方ができるかですよ。
言ってみれば、誰と付き合うかってのは、あなたが納得感を得られる未来を手に入れるための、手段でしかないでしょ。理想の人と出会うのが人生の目標じゃないはずなんです。その人と、どんな未来を作っていくかのほうが、よっぽど重要なことでしょう。

そこ考えずに、ただ付き合う相手個人、としての理想ばかりを考えるから、現実に出逢ったときに、足りないところや、マイナスなことばかりに目を奪われることになる。そしてそれを、繰り替えているうちに歳だけ重ねて、もっと大きな後悔するハメになる

そうか。まずはどんな人と出会うかよりも、どんな未来を作りたいかが先で、それを一緒に作れそうな人。そんな順序で考えればいいってことね。

眉毛イケメン

もちろん、どうしても人として譲れないことはしょうがない。でもね、まず他人ありきではなく、自分ありきで考えてみることですよ。すると、そもそものあなたの理想も変わっていくこともある。そして理想と違った人と会っても、その出逢いが無駄にならない。

当たり前ですが、人と人としての関係である以上、あなたが求めるように、あなたも求められている。お互いが条件面でフィルター掛け合ってたら、一生誰にも出逢えない。そこは落としどころを見つけることも必要でしょう。

＜参考過去記事＞
恋愛が長続きする人に、共通すること。愛され続けるために、必要なこと。

その場だけで刹那的な付き合い相手なら、表面上のことだけで合う合わないを決めてもいい。別に合うとこだけ合ってりゃ、足りないところは見なくても踏み込まなくても、そんな深い関係になるわけじゃないから、どうでもいいんです。

でもね、人生を共に歩もうと思う相手、大切でお互いを支え合っていきたいと思うパートナーとは、そんな上っ面の付き合いじゃ済まないでしょう。だからこそ、そういう人と出会いたければ、まずはあなたが、どんな将来を迎えたいのか。そして、それを一緒に作れる人はどんな人か。そんなことをイメージすることです。

すると、これまでとは違った人との関わりや、出逢いが生まれる。ホントの意味での理想のパートナーに出逢えるようになりますから(^。^)y-.。o○

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