他人を認めるから余裕が生まれる。余裕ができれば他人を攻撃しなくなる。
■他人を貶めることによる意味
他人を貶めて溜飲を下げたところで得することなんてありませんわ。
いや、まあ気に入らないヤツに100倍返ししてやれるとスカっとするし、ぶっちゃけその場は心地いい。
でもね。それで得られるものって何でしょうね。
具体的に手に入れられる価値あるものってなんですか?
何もありませんよ。
せいぜい敵が一人増えるくらいで、それ以外は特段何にもメリットない。
それにね。他人を貶めたいなんて考えるのは、自分自身に余裕がない証拠ですよ。
金持ち喧嘩せずじゃありませんが、誰だって余裕のあるときは、誰に対しても優しいじゃないですか。
余裕がないんでね。他人を自分より下に置くことで、相対的に自分が高い位置になったよう気になって安心したいだけなんです。
何となく自分が認められたような気になりたいだけなんです。
<参考過去記事>
受け入れるから自信が宿る。受け容れないから自信がつかない。
でも現実には何も変わらないし得られない。周囲からはいちいち他人に突っかかる嫌なヤツだという評価をもらってさようなら。
逆なんです。
余裕がないときは、他人を認めてあげるんです。褒めるんです。称賛するんです。余裕がなくて他人に突っかかりたいときほどそうするんです。
■認められるから余裕が生まれる
もちろん、そんなこと言うのは簡単ですが、実際に心からできるほどの聖人君子なんてそうそういない。
だからいいんです。演技で。嘘で。
うわっ、こいつマジむかつくわー。
そういう相手や場面に出くわしたなら、相手を攻撃することではなく、むしろ褒める。認める。称賛する。
ゴマをする必要はありません。
その人の認められるポイントを探す。誉められる長所をみつける。そしてそれを言葉にしてあげればいいだけです。
誰かを認めてあげることで、一番評価される人、一番得する人、そして認められる人ってのは、誰かを認めることができる人なんです。
そのムカつく相手にしたって、あなたが余裕をもって自分を認めてくれれば、あなたのことも認めてくれる。攻撃されれば攻撃されるんです。
最初は嘘、演技でやってることでも、それが相手に認められ、周囲からも余裕のある人だと見られるようになれば、やがてそれがセルフイメージとして定着するんです。
つまりホントに余裕が生まれる。
世間にいる余裕のある人をよく観察してみればわかりますよ。みんな他人を攻撃するのではなく、他人を認めること称賛することにエネルギーを使ってますから。
とはいえ、嘘でも演技でも認めたくない、憎いあんちくしょーというのもいますので、それはそれで別のモティベーションに転換すればいいだけですな(^。^)y-.。o○
余裕をもって他人と接するには
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