小川健次ブログ -BIG THINK

大きく考えれば、小さなことへの執着を手放し、幸福を引き寄せる。

傷つくことへの覚悟と開き直りが、強く折れない心をつくる。傷つくことへの恐れと不安が、消えずに残る痛みになる。

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傷つくことへの覚悟と開き直りが、強く折れない心をつくる。傷つくことへの恐れと不安が、消えずに残る痛みになる。

■傷つくのを恐れすぎるから、もっと大きな傷を負う。

少し変わった趣味の持ち主でもなければ、痛いのが好きな人というのはそうそういない。というより痛いのは嫌ですよ。それが肉体はもちろんのこと、心だとしでも。

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でもね生きてりゃ、必ず痛い思いをする場面もある。生きてりゃその大小に関わらず、傷を負う機会には遭遇する。

できる限りの危険を回避し、できる限り安全地帯をうまく歩き続けようとしたところで、予測不能な不可抗力に見舞われることはある。大したことないと思っていたことでも、実際体験してみたら、立ち直れないくらいの深手になることだってあるでしょう。

まあ、生まれてから死ぬまで、ずっと家に閉じこもり、社会との関係を完全に隔絶したまま生きるなら、傷つく機会も確かにないでしょう。でもそれはそれで現実味にない話し。

現実社会の中では日々いろいろなことが起こるもの。身近な人が何の悪気もなく発した一言で、胸をえぐられるような思いをすることもある。絶対うまくいくと思っていたことが、土壇場でひっくり返ってさんざんな目に逢うこともある。

それこそあなたを嫌いな人から、傷つける意図を持って攻撃されることだってあるかもしれない。

何か悪いコトをしたワケじゃない。誰かに恨みを買うようなことしたワケだってない。それでも、どうやったって、何やったって生きてりゃ傷つくこと、傷つけられることなんかありますよ。

にも関わらず、ただ傷つくこばかりを恐れて、傷つかないように慎重になりすぎているから、予想もしていないところからの不意打ち食らうと、必要以上の深手を負うことになる。無駄に余計な痛みまで感じるハメになるんです。

ホラー映画で、いかにもな怪しげなシーンでドキドキしながら観ていたら、想像していないところからのビックリ映像で、死ぬほど驚くようなもんです。

些細なことにビクビクして、いかに傷つかないようにするかばかり考えているから、想定外のことが起こると、まるで対応できない。ホントは蚊に刺された程度のことでも、過敏に反応して立ち直れないほど凹むことになる。だから立ち直るのにも時間がかかる。

それが痛いことだったっとしても、ホントはチャンスとして活かせることなのに、傷つくことに過敏になっているから、それすら見失ってしまうんです。

<参考過去記事>
問題に直面するからこそ、気付けることがたくさんある。落ち込むよりも、起こった事態をチャンスに転換しよう。

どうせ何やったって痛い目に逢うときは逢う。こればっかりは避けられない。避けよう避けようとしているから、逆に不意打ち食らうことになるのなら、もう最初っから痛い思いはするもんだと割り切ってしまっていいんじゃないですか。

傷つくことも痛い思いもすることもある。なら、それをいかに最小限にしつつも、そうなったときのリカバリーをどうするかを考えとけば、よほどのことでもなきゃ心が折れることは無くなりますよ。

■傷を負えば負うほどに治癒力が高まる。

傷つくのなんかは当たり前。それがどうした、だったら何だ。かかってきやがれこのヤロー。くらいに割り切って、細かいことなど気にせず恐れず不安がらずに、やりたいことはやればいい。進みたいだけ進めばいい。

とはいえ、それでも傷ついて痛い思いはしますがね。でも慎重にしてたってどうせ傷つくなら同じこと。何となく不意打ち食らって、納得いかない痛い思いをするくらいなら、自ら選んだ道を歩んで痛い思いをしたほうが、気分的にも納得できるから立ち直りは早い。

まあ色んな形で痛い思いができるってのも、生きてる証拠。傷を負わないように生きてても、結局傷を負うから面白い。言ってる僕だって心の中は傷痕だらけ。

でもね、人って耐性がつくじゃないですか。痛みも繰り返していると耐性ついて痛くなくなる。いや、それでも痛いけど、初めてのときよりマシでしょ。そして治癒力も上がる。復活までの時間が短縮される。

すると、多少のことでは動じなくなる。仮に何か起こっても立ち直りが早くなる。だから以前なら心折れたことでも乗り越えられるようになる。前を向いて歩き続けることができるようになる。傷を負って痛い思いをしても、すぐに元の自分に戻れるんんです。

繰り返し言いますが、傷つくのも痛いのもそりゃ誰だって嫌ですよ。でもどうせ傷つくことは避けられない。痛い思いも必ず味わう。それで凹むことも泣くこともあるでしょう。それはそれいいじゃないですか。

だからと言って、傷つくことや痛みを感じることを恐れて警戒してばかりしていると、ホントに何もできなくなる。それどころか、下手すりゃもっと深手を負うことになる。もっと苦しい思いをすることになる。

まあときには、これでもかという深手を負って、ボロ雑巾にでもなったほうが、自分を見つめなおすのにいい機会かもしれませんがね。

何かにチャレンジしようとしたときに、失敗したら傷ついて痛い思いをしそうだ、プライドや自尊心がボロボロにされてしまいそうだ。そう考えてためらうことがあるのであれば、あえてドーンとチャレンジしてみることですよ。

仮にそこで傷つかなかったとしても、どうせ別のどっかで傷つくことがあるんです。そこと傷ついたって、全体で考えてみれば実のところ大した影響なんかありませんよ。むしろ心の強度や治癒力を高めるチャンスだと、開き直ってしまっていいくらいのこと。

ダメならダメでやり直しだってできるんだから、そこでビクビクしているよりチャレンジしてみりゃいいんです。

<参考過去記事>
誤った選択をしたとしても、やり直しはいつでもできる。完璧な計画ができるのを待つより、見切り発車のほうがゴールに近づく。

それにね、傷を負い痛みを感じた経験があれば、その分だけ人にやさしくもなれる。自分が痛みを知っているからこそ、人の気持ちに寄り添える。だからこそ信頼されるし愛される。

できることなら傷を負うのは避けたいでしょう。でもどうせ負う傷ならば、自らが納得しつつ未来に活かせる経験にしたいもの。そう開き直ってみると、結果的に折れない心になっていくというものですわな(^。^)y-.。o○

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著者プロフィール

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株式会社リエゾンジャパン 代表取締役
社団法人感覚刺激と脳研究協会 理事

1973年9月20日生まれ。 国内最大級の自己啓発企業にて、21年間に渡ってマーケティング部長、代表取締役副社長、事業開発部長などを歴任後、2016年6月1日より株式会社リエゾンジャパン創立。同時に代表取締役就任。

主に、年間約1500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のための、行動変容とメンタルサポートのためのコンサルティングが支持される。

同時に、ビジネスにおける企画立案・編集・デザイン・実施まで、アイディアを形にするだけでなく、売れる仕組みの構築や、事業戦略の策定など、中小企業を中心としたマーケティング戦略を総合的にプロデュースする。

引き寄せの法則を実践することにより、関東近県を中心にした不動産投資事業、電子コミックを中心としたマンガ事業など、心に思い描いたイメージを実現することで、多岐に渡る活動を展開。

オフィスは西新宿。住居は東京都杉並区と山梨県の富士山麓でデュアルライフ。

既婚。子供なし。保護犬二匹(トイプードル♂&マルプー♀)有り。

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