正面から向き合って話し合えば解決できる。向き合わないからお互い疑心暗鬼になる。
■言ったつもりでも伝わってない
お互いの意思疎通が図れているつもりでも、実は思っているほど通じあえていないことなどよくあること。
言葉や態度で示してみても、それ自体への解釈は自分と相手で違うもの。
にも関わらず些細な言葉や態度で伝えた気になってみたところで、実際には伝わってなんかいませんよ。
逆も同じこと。相手のちょっとした言葉や態度で、その人のことをわかった気でいてみても、実のところわかっちゃいませんよ。
それがどうでもいい相手のことなら、それこそどうでもいい。お互いを適当に理解したつもりになりながら適当な付き合いしてればいいんです。別にそれで実害あるわけじゃない。
一方で大切な相手であればそういうわけにはいかないでしょう。家族だろうが仕事だろうが、彼氏彼女だろうが友達だろうが大切な人との関係は適当じゃ困る。っつーか適当だったら大切じゃないし。
言ったつもり、話したつもりかどうかは関係ない。聞いたつもり、理解したつもりも関係ありませんよ。お互いがお互いの心のありようを全部じゃないにしても把握しているかどうか。
ちょっとした言葉や行動だけで、勝手に相手の思いを判断して、それが本当かどうかもわからないまま、不安だけが大きくなって疑心暗鬼になってみる。
軽く説明しただけで、相手が理解してくれてると判断して、それが本当に伝わっているかどうか確認しないまま、勝手に先走って痛い思いをしてみる。
全然理解し合えてない。さらに相互不信が強まって気付いたときには泥沼状態。可愛さ余って憎さ百倍。なぜかそうなる理由もわからないままさようなら。
<参考過去記事>
図解あり/人間関係の不安と心配は放置しとけば勝手に消える。自分で煽らないガソリン注がない。
結局のところ、相手とちゃんと向き合ってないんです。勝手に想像の世界の中だけで相手を判断。相手のことを理解しようとしていないんです。
■端折らず向き合う
その場の空気を読むとか、相手の気持ちを察して汲み取るということは重要です。それがなきゃコミュニケーションは成立しない。
とはいえ、過度に空気を読むことや、過度に察して汲み取ろうとするばかりじゃ、事実を見誤る。ここで言う事実というのは相手の本心。相手が心から望んでいることですよ。
聞きづらいこともあるかもしれない。聞くことで嫌われるかも。聞くことで弱みを見せるようでムカつく。まあいろいろ思いはあるでしょう。でもそれで妄想広げて疑心暗鬼になってコミュニケーションに支障が出るなら、失うものはもっと大きい。
同じように言いづらこともあるだろうし、言うことで嫌われるかもしれない。そう思うこともあるでしょう。でもいずれ言わなきゃいけない。いずれわかることなら、話がややこしくなる前に言うべきですよ。
そのタイミングがいつなのか。それだっていろいろですよ。でもタイミングを言い訳に、なんとなくで誤魔化している時間が長いほど、聞きたいことも言いたいことも言えなくなる。そのチャンスが失われていくものじゃないですか。
だからその場そのときだけ、向き合おうとすると向き合えない。日頃から日常的に向き合う習慣を作ることですよ。
つまりは、身も心も相手に向けて、言うべきことを言う。聞きたいことを聞くことです。コミュニケーションを中途半端に端折らないことです。
<参考過去記事>
ありがとう。愛してる。その一言で問題のほとんどは解決できる。
そこ端折るから問題解決しないまま、無駄に疑心暗鬼になる。無駄に不安になる。だから言わなくてもいいことを言わなくてもいいタイミングで言ったりして、簡単な話しがややこしくなる。
簡単で当たり前のことなんですがね。だからこそ忘れがちになる。あらためて見直してみるといいかもしれませんね(^。^)y-.。o○
真正面から端折らないコミュニケーションの方法。来週は名古屋でお会いしましょう。
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