イメージは好きか嫌いかに関わらず現実化する
■うまくいかないイメージの描き方
それが好きか嫌いかに関わらず、僕を含め誰でもが、イメージしたことに思考と行動は引きずられてしまうもの。
つまりは、現在置かれている状況や環境は、過去のイメージの結果ですがな。
逆に言えば、今これからのイメージ次第で、自分自身の未来もそのイメージのとおりになるということ。
その理屈については、いちいちここで書くのもいろいろアレなのでちょっと割愛します。
詳しくは、最近文庫化もされたナポレオン・ヒル著『思考は現実化する』や、スポーツ心理学者の豊田一成教授著の『夢をかなえるイチロー力』などを読むのがおすすめ。
まぁ、だいたいこのブログを読んでいる人のほとんどは、イメージの重要性は理解していることと思うので、それについてあれこれ今さら語るまでもありませんわな。
とはいえ、それでもまだ、イメージを甘く見ている人が少なくない。
というのも、イメージの重要性を理解しながらも、「不安」や「失敗」をしきりにイメージしてしまうから。
つまりそれは、『絶対失敗しないぞ』『不安にならないぞ』と、失敗や不安に打ち克つイメージをしようとしているということ。
いや、だから『失敗しない』というのは「失敗もありうる」ということを前提にしているわけで、『不安にならない』というのは不安であることを前提にしたイメージなんですよ。
だからこの場合は、「失敗しない」「不安にならない」ではなく、ごく自然に当然意識で「うまくいっている」「成功している」姿をイメージすればいいだけです。
■潜在意識への影響
そうは言っても不安になることはある。失敗への恐れもある。
だから言葉には気をつけようという話しを先日ここに書いたんです。
<参考過去記事>
図解あり/言葉はイメージを生み出す。良いイメージを描きたければ、良い言葉を使おう
イメージのスタートはやはり言葉ですからね。そういう意味では言葉は大事。
とはいえ、どんなに言葉に気をつけてみたところでイメージの順序が「失敗」「不安」から始めれば、そっちが優先されるもの。
些細なことだと思うかもしれませんが、その些細なことが結局のところ潜在意識への積み重ねになって、結果に大きな影響力を持つようになる。
ある日その場そのときその瞬間だけ、良いイメージを描いてみたところで、日常的に不安や失敗を前提にイメージを繰り返していれば、結局のところ不安や失敗に引きずられるんです。
だってそっちのほうが潜在意識への影響力が強いから。その場そのときだけのことより、習慣のほうが勝るのはどんなことでも同じこと。
なので『失敗しないように』『不安にならないように』とは考えない。そうなったときのことはイメージしない。
ごく自然にすでにそれが成し遂げられたときの自分の姿をイメージすればいい。そしてそうなるまでの過程にも不安や失敗は介在させない。
もちろん現実社会における課題についても無視はできないので、それも含めて問題なく解決できるイメージをすればいい。
それが鮮明になればなるほど、潜在意識への影響力が増し、結果はイメージどおりになるってことですわな(^。^)y-.。o○
日常生活での効果的なイメージの描き方はここで。
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