愛する人を失いたくないなら、離れる勇気を持とう。失う前に、頭を冷やそう。
失う前に、頭を冷やそう。
どんな事態に直面したとしても、自分を見失うことなく、感情に流されることもなく、平静に自己をコントロールすることで、粛々とコトに取り組めれば一番いい。
周囲から聞こえてくる、どうでもいい雑音を心で遮断することで、緊張とリラックスをバランスよくコントロールし、最高の自分を発揮できるなら、それが理想。
とはいえ、現実の日常生活では、大なり小なりいろいろな問題、他人の言動、目や耳にするさまざな情報を通じて、不安やストレスを感じることがある。その不安やストレスで、思い通りに自分の心を動かせないこともある。
客観的に見てみれば、実はどうでもいいような小さな出来事。後になって考えてみれば取るに足らないほどのこと。その場そのときその瞬間の当事者としては、そんなことでも心に波風がたち、不安やストレスで自分を見失ってしまうもの。
いくら、僕が毎朝無料で配信している小川健次メールマガジンや、ＬＩＮＥのメッセージを読んだり、YouTubeの動画を読んだりしても、心のザワつきをコントロールできなくなることはある。
どんな人でも、四六時中、鋼のメンタルを維持できるかといえば、なかなかそうもいかない。心に波風立ってドキドキしてどうにもならいことはある。突然付き合ってた人にフラれて、自分を見失いそうになることもある。僕もあなたもあの人も。
仙人じゃあるまいし、どんなときでも心に波風立てないなんて無理。不安や心配になるのも普通。もちろん、そうならない努力はしないといけない。どんなときであろうと自分を見失わない、自分を制御する力を養い続けるというのは、誰にとっても一生の課題。
そもそも、感情のブレがあったり、どこかで心が揺れたり波風立ったりくらいのことがなきゃ、人としての面白味にも欠けるというもの。
ホントに大事なことは、感情が揺れたり、心に波風立ったりしたときでも、そのまま転覆してしまったり、暴走したりすることがないようにすること。最後のところで絶対キレない。これ以上はダメというところは、何があっても踏み越えないこと。
どれだけ追い込まれても、自分を絶対に見失わない。ヤバいキレそう。ちゃぶ台ひっくり返して全部ダメにしていましそう。抜き差しならないことになること言ってしまいそう。目の前の大切な人を深く傷つけてしまいそう。そうなったときの自分を抑え込めること。
そういうときは、頭のどっかで警報が聞こえてるはず。ちょっとあんたヤバいよ。そのままいったら危険だよ。そういう警報が頭のどこか遠く聞こえてきたら、少しばかり間を取ればいい。
要するに距離を開ける。物理的にはもちろんのこと、精神的にも、時間的にも。
とにかく頭と心がクールダウンするまでは、その問題から離れる。その人とも離れる。何かしようとしても何もできないくらい遠くに。大声で叫んでも声が届かないところ、手を出す気にもならないくらい離れる。するとそのうち警報が鳴り止む。
それでも、何かしようという衝動が収まらなければ、僕の個別セッションにでも来ればいい。事態を客観視して、思考を整理することで、自分を取り戻すことができるから。
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もちろん、離れてしまうことで、一時的には積み上げたものがゼロになるかもしれない。でもそのほうがまだマシ。そのまま離れずにいて暴走すれば、ゼロどころかマイナスになるだけ。それこそ完全に救いようのない事態に陥るだけ。
自分を見失い、感情に流されてる状態で何をやろうが、何を言おうが、そのほとんどはロクでもない結果にしかならない。だったら自分を完全に見失うより前に、そこから離れる。脳と心がクールダウンするまで、そこに手を出さない。何も言わない。
愛する人を失いたくないなら、離れる勇気を持とう。
あなたにしてみれば、あのときは冷静じゃなかったから。そういう言い訳をしたい気持ちもわからなくもない。結果として言ってしまった、やってしまった。でも、その後に何を言っても取り返しはつかない。ごめんで済んだら警察いらない。
誰でも平静さを失うと、後になって考えてみれば、何でそんなこと言ったんやろ？ あそこで何でそんなことやっちまんたんや？ と、別に酒に酔ってたワケでもないのに、自分でさえ疑問に思うようなことを平気でやったり、口にしたりしてしまうもの。
だったら、自分の心が平静を保っていられなくなりそうなときは、まずそのことから離れること。近づかないこと。それが絶対に失いたくないほど大事なもの、大切な人のことだったら、なおさらのことよ。
どんなに自分をコントロールすることに自信のある人でも、コトと次第によってはいくらでも平静さを失うことがある。人は自分の感情からは逃れられない。だからそういう自分は大事なものから隔離する。平常なときにまた近づけばいい。
そういう意味では、ホントに自分自身のことをわかっている人は、そういう自分の弱さを認めてる。だから自分の心がヤバいと思ったときは、余計なことは言わなくなる。自分の心を乱す原因からはスパっと離れることができるというもの。
日常の些細なことで口論になる。すれ違いから誤解が生じてイライラが募る。それがある日爆発して、心の平静さを失う。ムカついてただ相手を詰めだす。そして本心では思っていなくても、相手が傷つくことやウザがることをつい口にする。
あなたがそういう態度でくれば、相手も同じようにブチ切れる。発した言葉があなたの本心であろうがなかろうが、そのときのあなたの心が平静であろうがなかろうが、それを言われた相手にとってみれば関係のないこと。最後はお互い傷だらけになってさようなら。
平静になったときに、後悔してピーピー泣いたところで覆水盆に返らず。
長い時間をかけて培ってきた愛と信頼。そして絆。せっかく結ばれたご縁。にも関わらず、些細なことでブチ切れる。よせばいいのに余計なことをやり、よせばいいのに余計なことを言う。そして決裂。
そういうのって、誰にとってもハッピーじゃない。あなたはもちろん、それこそ大切な人だって胸糞悪いだけ。誰の心にも後悔しか残らないし、納得いかない腑に落ちない。
イライラが募ってきたとき、ムカついてキレそうなときは、自分から距離を開ける。それ以上は会話をしない。それ以上はそれやらない。そのときはとにかく、距離をとってクールダウンするしかない。
必ず、あなたにも、これはヤバいｗｗという警報が聞こえるはず。そのときは間を取る。距離を開ける。大事なもの大事な人であればあるほど。
間を取ったり、距離を開けることで、ひょっとしたらお互いの関係にも変化が起きるかもしれない。でもね、大丈夫ですよ。そのくらいのことで切れる縁なら、どうせダメ。信じて疑わないでいれば、ちょっと離れたくらいじゃ愛は消えないから。
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恋愛や仕事がうまくいかないときは、〇〇すると解決できる。自分で自分を救う方法。
愛する人を失う理由は、自分で自分をコントロールできていないから。だからこそ、些細なことで平静さを失って、感情に流される前に離れる勇気を持つことが必要。大切な人を失う前に、頭を冷やさないから後悔することになる。
それがたった一回のことだったとしても、それですべてを台無しにしてしまうことがある。頭のどこか遠くのほうで、警報が聞こえてきたら要注意。一度離れて冷静になりなさいよ。それだけで、愛する人を失うことはないのだから。(^。^)y-.。o○
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