決めるのは今。先に決断してしまえば、望みどおりの結果が生まれる。あれこれ考えているだけなら後悔が生まれる。
■決めないから不安と心配に心が支配される
僕たちは常に何かを考えている。ボーっとしている間はもちろんのこと、今このテキストを読んでいるこの瞬間でさえ、頭の中では何かを考えている。
考えている内容の良し悪しに限らず、思考というのは止まることなく常に動き続けているものですよ。
ホントは別に何も考えるようなネタがないときでさえ、少しばかり過去のことや、視界に入る何か、耳で聞こえる何かをきっかけに動き続ける。完全なる休止はそれこそ脳機能が止まったときくらいでしょう。
そして往々にして思考というのは、その本人の意図は無関係にどんどん拡がる深くなる。放っておくと気づかないうちに、自分の思考や妄想の世界に入り込んでしまっていた。そんな経験の一度や二度は誰にだってある。
拡がり深まるのがポジティヴなものならいい。が実際にはそういう場合の思考というのは悪いほうに拡がるもの。もしくはせっかくポジティブな思考をネガティブな思考でブレーキをかけようしてしまう。
まあそれはそれで、ある意味では必要なことでしょう。自己防衛本能と言っていいかもしれない。だって誰だって無謀なことはしたくない。無謀じゃなくてもリスクは負いたくない。ネガティブなこと考えとけばやらない自分を正当化できる。
どうしても止まっていると、何もしないでいると、そうやって余計などうでもいいこと、しかもどちらかというと悪いことを考え始めてしまうもの。
何かやりたいと思っても、何かを手に入れるために行動したいと思っても、あれやこれやと不安や心配に思考が支配される。何もできなくなるし何もしなくなる。
別に今考えなくてもいいような不安や心配に気をとられ、疑心暗鬼になってみすみすチャンスを見逃すことになる。
だいたいね、何かをやろうと思ってすべての条件が整うことなんかないですよ。それが新しいことへのチャレンジならなおさらのこと。
これまでのこと振り返ってみればわかるじゃないですか。何か新しいことにチャレンジするときに、すべての条件が整って、一切のリスクも不安もなく、お膳立てが整ったからよしやろう。そんなことなんかないでしょ。
どこかで見切り発車してきてるんです。どこかでえいやっと決めてるんです。だからはじめてコトが動き出す。だからそこに意識が集中して余計不安や心配事が頭から消えてなくなるんです。
だから先に決めてしまうんです。先に決断するんです。
すると迷いや不安はなくなる。決めたらその道進むしかなくなるから。決めたらあれこれ不安要素はなくなるから。いや、不安要素はあってもそれをどうやったら消せるか、そんな建設的な思考になるから。
そして自分で決断して行動してれば、それを助けてくれる人もあらわれる。止まっていたら関わることのなかった人にめぐりあう。
<参考過去記事>
自分でやると覚悟するから他人が助けてくれる。他人の助けをアテにするから助けてもらえない。
止まってあれこれ考えてみたところで、出てくるのは不安要素しかないんです。心配事ばっかりですよ。それがなくなるのを待ってる間に、歳とって、気が付いた時には後悔だけが心に残る。
■最初に決断。手段方法はその後で。
まず決める。先に決断。手段方法はそれから考えればいいんです。
何もせずに考えてばかりいたところで、不安と心配が消えてなくなることはない。条件が整うことだってない。
そのうち、時間の経過とともに、心が不安と支配に支配され、できない理由、やらない言い訳並べながら自分で自分を説得しだす。自分がやらないのはあいつのせい、できないのは政治のせい、ホントは俺はできるのに、周囲が正当な評価をしないから・・・
って、それ関係ねーから。全部あんた自身のせいだから。
先に決めてしまえば、どうやったら実現できるか生産的に考えられる。先に決断するから行動が生まれて集中できる。不安や心配と無縁になる。
そして動いていれば誰かが助けてくれるでしょう。これまで見えなかったチャンスに出逢えることだってある。決めれば動く。動くと周囲が変わるし結果が変わるんです。
先に決断して結果が仮にうまくいかなかったとしたところで、やり直せばいいだけしょう。最初に戻って次は違う決断をすればいいだけのこと。やり直しのできない決断なんかないんです。
何よりその一連のプロセスが経験になる。経験は金じゃ買えない。経験は考えてるだけじゃ培えない。決めなきゃ何も生まれないんです。
じゃあ決断するのはいつが一番いいのか。5年後なのか1年後なのか。1週間後なのか明日なのか。それとも今なのか。って言うまでもありませんわな。
もちろんコトと次第によっては主体的な意思を持って、戦略的に待つことが必要な場合もあるでしょう。でもそうでもないのに漠然と待ったところで何も起きない。幸せは歩いてこない。だったらいつから歩くのか。
時間は過ぎる。金持ちもそうでない人も時間は平等。あれこれ不安と心配を考えて過ごす時間も、決めて動いて経験を積む時間、同じ時間。どちらの時間が自分にとって有意義で価値あることなのか。
手段や方法についての不安や心配、あれやこれやの事情はある。誰にだってあるんです。そしてそれはなくならない。だから先に決める。決断する。それを手に入れる。それをやると。それ以外のことはその後考える。
だって最初にどの思考からスタートするか。最初に何を決めるかがその後に思考に大きな影響を与えるんだから。
<参考過去記事>
最初にポジティブな言葉を発すると、ポジティブな結果が生まれる。最初にネガティブな言葉を発すると、何も生まれず老化が進む。
決めないと課題や問題も漠然としたままですよ。決めるから具体的で現実的なこととして浮彫になる。問題がはっきりするということはその解決方法もわかるということ。だったらそれは解決できる。
繰り返し言いますがね。じっと止まって漠然と考えて、その結果として結論出そうとしたって、だいたいはロクな結論になんかなりませんよ。
結論は環境や状況に左右されるんじゃなくて、自分の決断によって左右されるんです。それをやる。それを実現する。それを手に入れる。その決断からスタート。手段方法、環境状況はその後のことだから。
望みの結果を手に入れるのか、後悔を手に入れるのか。その選択の責任もすべて自分の決断次第ということですわな(^。^)y-.。o○
【決断力を高めるには】
◎大阪7/25(土)-7/26(日)←残席わずか
◎東京8/22(土)-8/23(日)
■小川健次セミナー
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