できるイメージが描けると、思考は現実化する。できたイメージから逆算して行動を変えると、やる気が高まる。
■やる気が生まれないのはできると思ってないから。
誰だってできると思えないことをやろうとなんて思わない。だって無駄だもん。できると思うからやろうと思うし、その結果としてできるもの。
そりゃまあ、いくらできると思ったところで、物理の法則に反することばかりは無理でしょう。というより、やろうという気にさえならないもんです。
それでも、そもそもそれが何であれ、「できる」と思わなければ何もやろうと思わない。結果としてできるかどうかは別にして、「できる」と思えることだから、それをやろうとするヤル気が生まれるというもの。
どんなに素晴らしいプレゼンをしても、絶対に契約してくれないだろうと思っている相手に対しては、まともなプレゼンなんかする気にならない。
あらゆる力を尽くしても、絶対に達成なんかできやしない。そう思っている目標に向かって何かやろうなんて思わないでしょ。
ハナっからやっても無駄だと決めつけつけてることに、やる気なんてのは生まれない。そもそもやろうと思わない。だって無駄なんだもん。無駄なことなんて誰だってやろうとも思わない。むしろやりたくない。
逆に言えば、「できる」と思うから、そこに到達できると確信できているから、未来から逆算して、今自分が何をすべきかわかる。それをやれば、結果が伴うことがわかっているから、自然にモチベーションが高まってくる。
だから何かを実現しようとするときのヤル気の源泉は、まず自分がそれを「できる」と思えるかどうか。「できる」と思わなきゃ何も始まらないし、何もしようと思わない。
やっても無駄。とてもじゃないけど無理。そんなもんやりたくないし、ヤル気は湧かない。
それにしたって「できる」と思ったところで、結果的にできないこともある。こればっかりは未来に何が起こるかわからない以上、誰も約束できないし約束してくれない。どんなにヤル気があっても結果が伴わいこともある。
それでも、確信持って行動したなら、一時的に結果が伴わなかったとしても、その経験は財産になる。その経験を活かして最終的に、理想とする現実を手に入れることができるんです。
<参考過去記事>
傷ついて痛い思いをしたとしても、必ず立ち直れるから大丈夫。その経験が幸福を引き寄せ、あなたを人から愛される人にする。
ただ何となく、できるとは思わないけど、やれと言われるからやっている。やんなきゃいけない気がするからやろうと思う。それやってみたところで結果が伴わいだけでなく、意味さえないから経験としても活かせない。
どうせやるなら「できる」と思えばいいんです。その確信があるから思考は現実化する。
■できて当然と思えるセルイメージがヤル気を生み出す
「できる」と思うことがすべてのスタート。が、そうは言っても心のどこかで「無理かも」と思ってしまうこともある。それをいきなり「できる」という確信に変えろと言っても、そう簡単なことじゃない。
なのでまずは自分が「できる人」であると思うこと。そのセルフイメージを作ることでしょう。先の結果云々は別にして、今の自分がそれを「できる人」だと思うこと。それに従った思考と行動をすることですよ。
重要な商談がうまくいく確信が持てない。うまくできると思えない。
ならば自分がその商談を余裕でこなせる人ならどうするか。「商談上手の自分」ならば、日頃の思考や行動がどうなるかを考える。そしてそのとおりに思考と行動をするんです。
その人と結婚できると思えない。いずれフラれるしうまく付き合える気がしない。
これも同じことですよ。「その人と結婚できる自分」なら日頃の思考や行動がどうなるかを考えて、そのとおりに思考と行動すればいいだけのこと。
最初は違和感あるかもしれない。それでもあえてその思考と行動を繰り返す。するとそれがセルフイメージとして定着してくる。それが当然当たり前。できると思える確信が勝手に生まれてくるんです。
いくらやっても、違和感しかない。どうもそういう自分になれる気がしない。ならばそれは目標を再設定すればいいこと。果たしてホントにそれやりたいのかどうか。やる必要があるのかどうか。
重要なことは、イメージに現実の行動をカブせること。イメージを行動それぞれの力の相乗効果で、セルフイメージがより強く鮮明になる。だから「できる」というより、むしろ「できて当然」とさえ思えるようになる。
その行動で、一番手っ取り早くできることの一つは自分の発話。どんな言葉を発するかによってイメージと行動に少なくない影響がある。だからこそまずは言葉を変えるというのもありでしょう。
<参考過去記事>
最初にポジティブな言葉を発すると、ポジティブな結果が生まれる。最初にネガティブな言葉を発すると、何も生まれず老化が進む。
いずれにしてもまずは自分が「できる」と思わない限り、やろうとさえ思わない、できると思うことが出発点。ならば「できる」というセルフイメージを形成しなければいけない。
上っ面でいくら「できる」と言っていても、ホントに心でそれを信じられるくらい、自然なセルフイメージが定着していないと、なんだかひたすら空回りするばかりで疲れますしね(^。^)y-.。o○