文句ばかり言いたくなるのは、何もしてないから。今すぐ動き出せば、心がスカッと晴れ渡る。
■止まっているから余計なこと考える
よほどの原因や理由があるワケでもないのに、なぜだかムカつくイラつく、あれこれ文句の一つも言いたくなることがある。
身近なあの人、近所のあの人、職場の上司や同僚、過去の自分の失敗のあれこれ。具体的な何か問題があるわけでもない。なのにあれこれ言いたくなる。
それ言ったところで、何かが良くなるワケじゃない。世の中が平和になるワケでも、景気の動向が上向きになるわけでもない。そんなことはわかっちゃいるけど、心に立った波風が治まる気配はまるでない。あれやこれやと何か一言発したくなる。
そりゃまあ、人間ですからね。その場そのときの状況はもちろん、体調によって意味もなくイラつくこともあるでしょう。原因の有無に関わず。心に多少の波風が立つことある。あ、でもイラつきの原因が小川健次メールマガジンってことは、あるかもしれない。
いずれにしても、程度の問題でしょう。酒でも飲んで寝て目覚めれば、気分が晴れるくらいのことならそれでいい。多少の気分のムラは誰にでもある。
でもね、どうやってもイラつきがおさまらない。別に恨みがあるわけでもない、あの人のやることが気になるし、見てるだけでムカついてくる。身近で大切な人に、意味もなく挑発的な発言をして、関係をぎくしゃくさせてしまう。そこまでなら、ちょっと考えたほうがいい。
あなたが、今本当にやるべきことは何か。あなたにとってイラつく以上に、集中すべきことがあるのではないか。
そこで、明確な答えが出るならば、もう一度心のスイッチを入れ直しですよ。そこで余計なことでエネルギーを使うのは文字通り無駄でしかない。あなたには、本来やらなければいけないことがある。手に入れたいと思える価値あるものある。
一方で、本当に集中すべきこと、やるべきことがよくわからない。なにそれおいしいの? と答えがよくわからないなら要注意。つまるところ、エネルギーの向かうべき方向がわからないから、それがイラつきやムカつきになっているということ。
言ってしまえば、イラつきもムカつきも、目標へ向かう視界がボヤけていたり、そもそも目標がはっきりしていないからですよ。だってホントにそっちに集中してたら、イラつくこともムカつくない。まあ、その詳細は目標設定のための2日間特別講座でもやりますが。
そもそも暇なんです。動いてないんです。何もしてないんです。だからあの人がどうの、過去の失敗がどうの。なんて、言ってもしょうもないこと言いたくなるし、考えてもしょうもないこと考える。消費されないエネルギーが、ネガティブなほうへ転換されてしまってるんです。
あなたが本当に集中して何かに取り組んでいる時、そのために動いているとき。余計なことでイラつくこともムカつくこともなかったでしょ。あの人のことがどうなんて気になってなかったでしょ。だからそれが気になるのは、暇だから。動いてないからですよ。
■動くと集中力が研ぎ澄まされる
まあイラつこうが、ムカつこうが、誰かの悪口を言っていようが、それが自分一人の世界の中で完結しているのなら、まだマシというものでしょう。
救いようがないのは、それで実際に誰かを直接攻撃してしまうこと。根拠なく批判めいた発言で、他人のヤル気を萎えさせたり。悪口言って気分を悪くさせたり。後で冷静になったときに後悔しても、そこで生じたその人との亀裂の修復は困難ですよ。
結果的には誰も幸せにならない。人は誰でも暇で何もしないでいると、おおよそロクでもないことしかしないんです。
ならば、やるべきことはカンタンでしょう。そのイラつきやムカつき、文句をあれこれ言ってる状況から脱する方法は一つですよ。
今すぐあなたの目標を達成するために、そこに集中しながら、動き始めることです。目標が明確でなければ、それを明確に設定すればいい。そして動き出す。するとね、それ以外のことなんか、どうでもよくなる。ムカつくことにもイラつくことにも興味がなくなる。
とはいえ、現実社会の中では、とてもスルーできないようなことも起こるでしょう。それはそれで都度対応するだけのこと。対応終はすぐ自分の道に戻れるようになる。
上でも言ったように、あなたがやるべきこと、やりたいことをやってれば、周囲のことは気にならないでしょ。文句言ってるヒマがあるなら、目標を達成するための生産的なことに、時間とエネルギーを使いたくなるってもんでしょ。
些細なことでイラつくほどヒマじゃなくなる。やるべきことに集中してれば当たり前。他人の噂なんて興味もない。
だからね、あなたが意味もなくイラついたり、言ってもしょうもない文句を口走るようになったり、根拠なく不安に感じることがあるならば、まずは目標をしっかり見定めること。そして動くこと。心のスイッチを「今すぐやる」に押し倒すことです。
どんなことでもそうでしょうけどね、動き出してしまえば、思考はそっちに向かいだす。自然と集中してしまう。すると周りの出来事は聞こえないし、聞きたいとも思わない。興味もなくなる。ならば迷っているより、動いたほうがいいでしょう。
<参考関連記事>
やるかやらないか迷ったら、やる。決断に迷うのは、どちらでもいいということ。
それにね、動くということは前に進むと言うこと。問題は解決に向かうし、目標には近づくし。それで損することは何もない。止まっていればイラつくわ、何も進まないし何も解決しないわ。それこそメリット何もありませんわ。
今やるべきこと、やれることをやる。そのために動く。言ってみればそれだけのこと。呆れるほど単純なことですよ。でもね、その単純なことでイラつきやムカつきはなくなる。むしろ気分は晴れ晴れする。だったらます今から動いてみればいいいってことですわな(^。^)y-.。o○